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【月齢別遊び・1才6カ月~2才ごろ】「見立て遊び」「ごっこ遊び」で想像力&創造力をはぐくもう

1才6カ月~2才ごろになると、足どりがしっかりしてきて、上手に歩けるようになります。見聞きしたことや自分の思いを少しずつ言葉で表現できるようにもなる時期です。1日の活動力が増えることでぐっすり眠り、よく食べるようにもなって、生活にメリハリが出てきます。また、外で活発に体を動かしたり、ごっこ遊びや絵本を楽しんだり、さまざまな遊びが充実してきます。そこで、赤ちゃんの成長に合わせた遊びを相模女子大学学芸学部子ども教育学科・准教授の金元あゆみ先生に聞きました。

【赤ちゃんの心と体の発達】二語文を話すようになり、「ごっこ遊び」が盛んに

足腰の筋力がついてきて下半身が安定するため、歩き方がスムーズになります。少しずつ走れるようになったり、低い段差を自分で飛び降りられるようにもなります。ふくらはぎの筋肉が発達し、何もつかまらずにつま先立ちができる子も。2才ごろにはボールを前にけることができる子もいます。また、視覚機能も発達してきて、ものを立体的に見られるようになります。
見聞きしたことや自分の思っていることなどを少しずつ言葉で表現するようになります。2才前後になると、「ワンワン いた」「パパ バイバイ」などの言葉を2つつなげた二語文を話す子も多くなります。大人のすることをよく見ていて同じようにしたがり、一緒に洗濯物をたたむなどのお手伝いをし、その後も再現して遊ぶことが増えてきます。物を何かに見立てたり誰かになりきって遊んだり、簡単な「ごっこ遊び」が盛んになります。

【遊びの大切さとポイント】発想次第で無限に広がる遊びが楽しい時期。子どものやりたいことを尊重して

想像力と記憶力がさらに発達してきて、空想の世界を楽しむようになります。ママと買い物に行ったあとは、ママをお客さんに見立ててお店の人とのやりとりをまねする「ごっこ遊び」や、積み木や電車や車に見立てて走らせるなどの「見立て遊び」が盛んになります。ごっこ遊びや見立て遊びは、子どもの想像力をはぐくめる高度な遊びです。積極的に楽しみましょう。
子どもは決まった遊びしかできないおもちゃよりも、自分の思いつきや発想次第でどうにかなるものにおもしろさを感じ、夢中になります。粘土遊びはこれにうってつけです。形の自在さや感触を楽しみ、想像力・創造力を養いましょう。粘土遊びやお絵描きでは、親はつい形のあるものを描かせたり、作らせたりしがち。型にはめたり、先回りせず、子どものやることを尊重しましょう。

段ボール箱が太鼓にへ~んしん!

段ボール箱をひっくり返して太鼓に見立て、底を手でトントンたたいて遊びましょう。ママやパパが「トントン」とかけ声をかけて一緒にたたいたり、音楽に合わせてたたいたり、好きなたたき方で楽しんでみて。道具を使って遊べるようにもなってきているので、切ったホースをバチに見立てても。ホース越しに感じる振動や手でたたくときとは異なる音に興味が深まります。物の性質を知ろうと投げたり、家具などをたたいたりすることがありますが、やわらかいホースなら安心です。

段ボール箱のテーブルでおままごと

身のまわりのものを見立てて遊べるようになってきます。段ボール箱を机に見立てておままごとをしてみましょう。積み木やブロックを野菜や料理に見立て、「どうぞ」「ありがとう」など親子でやりとりをしたり、1人でじっくり遊ばせてみて。段ボール箱は、外側に包装紙をはってデコレーションすると、自分のテーブルが完成します。

粘土で自由自在♪

子どもは、自分の発想次第でいろいろな遊び方ができるものにおもしろさを感じ、夢中になります。自由自在にさまざまな形にできる「粘土」はとても楽しい遊びです。簡単な形の認識もできるようになるので、偶然できた形から連想して何かに見立てる姿もみられるようになってきます。引っ張ったり、たたいたり、丸めたり、自由に遊ばせてみましょう。

【小麦粉で粘土を作ると、感触の変化も楽しめます♪】

小麦粉粘土を親子で手作りし、粉のサラサラ感、ベタベタつく感じ、まとまって心地いい感じなど、手の感触の不思議な変化を楽しみましょう。最初は嫌がる子もしだいに慣れます。食紅を混ぜると色がついてきれいです。
1 小麦粉に塩少々を混ぜ、水を少しずつたして、加減しながら手で混ぜる。
2 途中でサラダ油少々を混ぜると、手につきにくい小麦粉粘土に。感触が変化していく過程も楽しんで。
3 まとまって手につかなくなり、耳たぶくらいのやわらかさになったら出来上がり。
(出来上がった小麦粉粘土に食紅を混ぜると色がつきます。)

ハンカチでバナナ

お出かけの機会も増えてくるころです。電車の中、外食のお店の中などで、ハンカチやおしぼりで遊べるワザを使って気分転換、ぐずり対策にもなります。ハンカチやバンダナ、おしぼりなどの中心をつまんでバナナの実を作ります。四方に残った布を実にかぶせて皮を作ったらできあがり。バナナを作るところも見せてあげながら、出来上がったらあむあむ食べるまねを。

四角い積み木を電話に見立ててお話して遊ぶなど、身のまわりのものを本来の姿と違うものに見立てて遊ぶ、見立て遊びができるようになってくるこの時期。ぜひ親子でやりとりしたり、1人でじっと見立て遊びをさせてみましょう。しだいに豊かな想像力へとつながります。子どもは自分専用のスペースがあると、とても喜び、安心してじっくり遊び込めます。遊び込むことはとても大切です。リビングの片隅に、半畳ぐらいの敷物とおもちゃを置く棚をおき、子どもの基地にしてあげるといいでしょう。

監修/金元あゆみ先生 イラスト/とよたまみ 取材・文/ひよこクラブ編集部

金元あゆみ先生(かなもとあゆみ)
(相模女子大学学芸学部子ども教育学科准教授)

Profile
保育学・幼児教育学を専門とし、保育園での保育を経験後、大学院に進学。昭和女子大学の助教を経て現職。著書に「0歳児のあそび」(ひかりのくに)がある。

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