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【月齢別遊び・2才~3才ごろ】自立と甘えで揺れる動くイヤイヤ期は、生活に遊びを取り入れて

2才~3才ごろになると、したいこと好きなことがはっきりしてきて、自己主張がさらに激しくなります。「イヤイヤ期」とも呼ばれる時期です。何でも自分でやりたいと思う反面、ママやパパに見守ってほしい気持ちも強く、自立と甘えで揺れています。「イヤイヤ」ばかりで、ママやパパを困らせることもありますが、生活のなかにうまく遊びを取り入れて、おおらかな気持ちで楽しく成長を見守りたいところ。また、心が急激に成長するこのころは、興味を広げる体験をしたり、じっくり遊びに集中する時間を作ってあげたい時期でも。そこで、子どもの成長に合わせた遊びを相模女子大学学芸学部子ども教育学科・准教授の金元あゆみ先生に聞きました。

【子どもの心と体の発達】発育は緩やかになり、自分で何でもしたがる自立心が芽生えてきます

発育はさらに緩やかになり、1年間で増える体重は約2kg前後、身長は約8~9cm伸びる程度。赤ちゃん体形からすらりとした幼児体形になってきます。足の機能が発達し、その場でジャンプすることができる子もいます。
身体的な発育が緩やかになる一方で、心は急激に成長する時期です。自分という意識が強くなり、したいことや好きなことがはっきりしてきて、自分で何でもやりたがります。これは自立心がはぐくまれている証。子どもの気持ちを尊重しながら対応していきましょう。個人差がありますが、名前や年齢を聞くと答えるようになる子もいます。
泣いたり、怒ったり、わがままを言ったり、食べ物の好き嫌いをしたりしてママやパパを困らせることもありますが、それは情緒が複雑に発達してきた証拠です。何でも自分でやりたいと思う反面、ママに見守っていてほしい気持ちも強いのです。子どもに振り回されているととらえるのではなく、揺れる気持ちを受け止めて、ほどよい距離で見守りましょう。

【遊びの大切さとポイント】イメージの世界に入り込んで遊べるように。じっくり遊ばせてあげて

大人がしていることなどを自分も同じように1人でしたがります。したいことや好きなことがはっきりしてきて、自己主張がさらに激しくなり、1才代後半から始まってきた「イヤ!」が2才になると徐々に強力に。ただ、それも自立への一歩。自我が育ち、「自分で!」の気持ちの表れです。真っ向勝負でいくとぶつかってしまうので、イヤイヤで困った!というときは、遊びの要素を取り入れて、楽しさを加えてみましょう。
イメージの世界に入り込んで遊べるようになってきます。ままごとなどで大好きなママやパパになりきったり、布1枚など小道具で何かに変身して、なりきって遊んだりします。じっくり遊ばせてあげましょう。
また、この時期はガーデニングを親子一緒に体験するのもおすすめです。土いじりは子どもも大人も心を解放してくれます。その上、花や植物を育てることは、五感を刺激したり、育つ喜び、命について考えるきっかけにもなります。ママやパパも気分転換になるでしょう。

どっちどっちゲーム♪

なんでもイヤ!と言ってみる2才代。着替えなどのときには、「どっちにする?」と2つ見せて本人に選ばせるとスムーズにいったりします。「どっちどっちゲーム♪」と声をかけて、イヤイヤで困った!を楽しく遊びにしてみましょう。

嫌がるトイレは電車ごっこでGO!

遊びに夢中だったり気が向かないと、いくら誘っても「トイレ、イヤ!」。そんなときは、「ガタンゴトーン、ガタンゴトーン、次はトイレ、次はトイレでーす」と、電車ごっこで誘って楽しくトイレへ。いろいろな生活シーンに遊び心を加えて、親子で楽しみましょう。

みんな大好き、おままごと遊び♪

おままごとは、イメージの世界を広げる格好の遊び。男の子にも女の子にもおすすめです。チラシを切って、食材に見立てたり、創意工夫で楽しめます。じっくり遊び込ませてあげましょう。「大きい―小さい」「長い-短い」など対の関係を認識できるようになり、イメージしたものを作ろうとするようにもなってきます。「大きなハンバーグください」など、具体的なイメージが広がるように、注文を出したり提案したりしてやり取りを楽しみましょう。

布でなりきり変身ごっこ

大きさの違う布をいくつか用意してみましょう。子ども自身の中でイメージをふくらませて、いろんなキャラクターになりきって満足げに遊びます。布を三角きんのように頭につければお店やさんに、ゴムを入れてはけばスカートに!

親子でミニガーデニング

植物を育てる楽しさを親子で一緒に体験してみましょう。ベランダで一鉢だけでも花や野菜などに一緒に水をあげて育ててみて。芽が出たり、花が咲いたり、実ができたりすれば喜びもひとしお。育てる楽しさが感じられたり、五感の刺激になります。また、子どもでも食べられる野菜を育て、一緒に収穫をして食べる体験をしてみましょう。命について感じるきっかけになり、食育ができます。野菜嫌い解消にもつながります。

2才代は自立心が強い反面、言葉で自分の気持ちをうまく伝えられず、イヤイヤを繰り返します。しかし、これには子どもなりの理由があります。どうして嫌なのか気持ちに寄り添って対応をしてみて。ここで紹介したように、強い自己主張も遊びで楽しくしていきましょう。自分が思ったようにできないとかんしゃくを起こす一方、できれば達成感でいっぱい! 意欲が育ちます。さりげなくサポートして、「自分でできた」という体験を積み重ねてあげましょう。

監修/金元あゆみ先生 イラスト/とよたまみ 取材・文/ひよこクラブ編集部

金元あゆみ先生(かなもとあゆみ)
(相模女子大学学芸学部子ども教育学科准教授)

Profile
保育学・幼児教育学を専門とし、保育園での保育を経験後、大学院に進学。昭和女子大学の助教を経て現職。著書に「0歳児のあそび」(ひかりのくに)がある。

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