【2児のママ保育士】毎年使える!簡単でおしゃれ 子どもと作るツリータペストリー
フリーランス保育士で2児の母、相原里紗です。年末を意識しはじめるともうすぐやってくるのがクリスマス!クリスマスツリーは場所をとるし、頭を悩ませているお家もあるのでは?子どもと一緒に楽しくできて自己肯定感も上がる、ツリータペストリーの作り方を紹介します。
相原 里紗
保育士・のあそびっこプロジェクト 主宰
早稲田大学国際教養学部卒。(株)オールアバウトを経て国家試験で保育士に。親子×のあそび×地域を軸とした「のあそびっこプロジェクト」他、親子向けイベントを多数企画・運営している。1歳、3歳の男子育児に奮闘中。
クリスマスツリーを持ってる?子どもと一緒に作ってみよう!
クリスマスツリー、持っていますか?
我が家は収納スペース、飾る場所、子どもが小さくて倒れる心配などから、毎年検討をしつつも購入をせずにいました。そんな中、最近では壁にマスキングテープでツリーを作って飾ったり、タペストリーのツリーを飾ったりなど、スペースを気にせずにクリスマス気分が味わえるアイテムも増えてきました。
保育園では季節に合わせた飾りを子どもたちと一緒に作ることもあり、もしかしたら自分で作っても面白いのでは?と思い、ツリータペストリーを作ることに!使う材料は家にあるものや、すぐ手に入るもの。
2歳でもできる簡単な手法で、簡単に楽しくクリスマスツリーができました。
今年は自宅で子どもと一緒にオリジナルのツリータペストリーを作ってみませんか?
ツリータペストリーの作り方
とっても簡単!子どもと一緒にツリータペストリーを作ります。
材料
・ツリーの大きさの布
・裁ちばさみ(なければ普通のはさみ)
・端切れ布
・わた(あれば)
・割り箸
・輪ゴム
・アクリル絵の具(ツリーの色)
・パレット(クリアファイルなどでもOK)
・筆
・安全ピン
・好きなオーナメント
作り方
それでは作り方を紹介します。
1. 布にツリーの形を鉛筆などで書く
飾る場所の大きさに合わせた布に、お好みの形大きさのツリーを書いておきます。後で上から絵の具が被るので、 線がわかりやすければペンでも鉛筆でも大丈夫です。
2. たんぽスタンプを作る
端切れ布の中心に、わた(なければ端切れ布や毛糸でも代用可能です)を丸めてのせます。割り箸をわたの中心に刺して、輪ゴムで包めば簡単たんぽスタンプの出来上がりです。たんぽスタンプは扱いが簡単なので保育園の製作でも度々登場します。
3. 絵の具をパレットに出して筆で水を混ぜる
パレット(クリアファイルやプラスチック容器などで代用しても)にアクリル絵の具と水を混ぜます。基本はアクリル絵の具2:水1の割合ですが、スタンプするので少しゆるいほうがやりやすいです。途中で乾いてきてしまうので水は適宜追加しながら使ってください。
4. たんぽでツリーをスタンプ!
たんぽスタンプに絵の具をつけ、ツリーの形の中にポンポンとスタンプしていきます。はじめに枠を形作ってしまうと、低年齢の子どもはやりやすいかもしれません。アクリル絵の具はつくと取れないので、布の下や周りにに新聞紙を敷いたり、汚れてもいい服を着るなどの準備をお忘れなく。布の余白を大きめに取っておくとはみ出しても安心です。
5. 乾かす
スタンプを押し終わったら時間をおいて乾かしましょう。
6. ツリーの形に沿って切る
我が家は、裁ちばさみでツリーの形に沿って切りました。うまくレイアウトすれば切らずにおしゃれなタペストリーもできそうです。
7. オーナメントを飾り付け
オーナメントは買ってきてもいいですし、 松ぼっくりや木の実など素材を拾ってきて作っても楽しいです、タペストリーにつけるときは大人が安全ピンを使って固定します。
8. 壁に飾ればできあがり!
タペストリーをお部屋に飾れば出来上がり。途中でオーナメントを変えたり足したりしても楽しいですよ。
参考:ターナー色彩株式会社
思い出に残る!今年は手作りツリーを飾ろう
12月、もしくはもう少し前から、クリスマスツリーは一定期間、家の目立つところに飾られます。子どもにとって、自分が作ったものが毎日見えるところにあることは「自分は受け入れられているんだ」という自己肯定感が育まれるメリットもあります。
ツリーを親子で協力して作ることで、クリスマスへのワクワクドキドキを共有できて、造形遊びを楽しむきっかけにもなります。
コンパクトな収納はもちろんですが、作る過程、飾っている間も楽しくて嬉しいのが手作りツリータペストリーのいいところです。
今年は思い出に残る手作りツリーを作ってみてはいかがでしょうか。
身近な素材で思った以上に簡単にできる、ツリータペストリーの作り方を紹介しました。保管にも飾るのにも場所を取らず、親子で楽しめる手作りツリー、ぜひ作ってみてくださいね!