コロナ禍で生じた「内向きエネルギー」をリセット!新年を飛躍の年にする4つの行動
今年の漢字は「密」でしたね。2020年を振り返ってみると、1月に武漢で新型肺炎発生、2月にクラスターが発生したダイヤモンド・プリンセス号が停泊、4月に緊急事態宣言。夏に予定されていた東京オリンピックは延期となり、世界の首脳も感染するという驚きのニュースの連続。外出自粛が続く中、家の中こそ「密」な一年だったのではないかと思います。これは家の中を流れるエネルギーの目線でみてもイレギュラーな事態。どなたの家にも多かれ少なかれ内向きのエネルギーと緊張が生まれていると思います。新しい年を迎えるにあたり、家もリセットが必要です。
■教えてくれたのは…フジワラユカさん
⾵⽔コンサルタント(スタジオ⾵⽔TOKYO主催) 編集者/メディアプロデューサーなど。⼦どもの成⻑や親⼦関係をテーマに、複数のメディアの編集⻑を経験。その後、⾵⽔で⼈を幸せにすることに興味をもち、師のすすめもあり⾵⽔コンサルタントに転⾝。現在は様々なご家庭の訪問コンサルティングを通じ「親⼦関係」「夫婦関係」「⼈間関係」を探求する日々。著書に「『幸せな⼦は、幸せな部屋で育つ親⼦の⽇常をサポートする⼦育て⾵⽔』(麻布書院)」
2021年、家族が良い縁・良い経験につながりやすくなる4つの行動
外に出る危険性から家で過ごすことが多くなった一年。風水の目でみてみると、内側に向かう「こもりがち」なエネルギーが生まれました。災害などで避難しているときも似通ったエネルギーが生まれます。外界の恐怖や緊張から体が縮こまりますが、家も同様に縮こまっているような状態。このまま内向きのエネルギーの中にいると、外の世界に出ていく意欲にも影響していきます。大人以上に子どもたちにとっては外の世界は可能性そのもの。外に向かう期待やワクワクしたフィーリングが生まれるよう家の中をリセットしていきましょう。
災害時に久しぶりにお風呂に浸かった人が、さっぱりとして前向きな気持ちになれたとおっしゃるように、家も一度緊張をほぐし、リフレッシュすることが必要です。これからお伝えする方法は、室内の緊張を緩め外の世界へとエネルギーをつなげる簡単な方法です。
①普段開けていないカーテン、サッシ、窓がないかをチェック
家中の窓という窓をすべてチェックします。窓もカーテンも開閉する場所は均等ではないため、閉めたまま、あるいは、開けたままになっている窓、サッシ、カーテンがあるはず。無意識に見ていない場所は住む人の心理的なブロックとつながっている場合もありますし、単に可能性に気づけていない場合もあります。いずれにしても家はその人の相似形ですから、すべてチェックし、開閉してみましょう。すべて「開閉しやすい」環境に整えられたらOK!
②窓周りの水掃除で視界をクリアにし社会とのつながりをリセット
次は窓周りの水掃除です。できましたらホースを出して窓やベランダ・バルコニーの壁面と床面、そして窓と網戸とサッシの汚れを水の力で落としましょう。窓面がクリアになると社会との関係性もクリアになっていきます。それだけでなく、家も人と同じように、久しぶりにお風呂に入れたときのようなスッキリ感と心地よさを味わっています。窓周りの水掃除は心理面でも現象面でもよいリセットをもたらすおすすめの行動です。
③氣の入り口である玄関を徹底的に拭き掃除する
家の中をめぐる氣は、玄関から入ってきて窓に抜けていきます。窓のお掃除と玄関のお掃除はぜひセットで行ってみてください。良い流れがどんどん入ってくる玄関にするためには、赤ちゃんがハイハイしても大丈夫なくらい床面も丁寧に拭き掃除をするとよいのです。また、玄関ドアは案外掃除をし忘れてしまう場所。ドアの内側外側、ドアの外周すべての面を綺麗に拭いてみて。
④部屋のドアが100%開閉するかをチェック
玄関も窓も水で汚れを流しすっきりとしたところで、もう一つやっていただきたいのは、家のお部屋のドアのチェックです。ドアの開閉を邪魔している障害物はありませんか?床面に置かれた荷物やドアにS字フックなどでぶら下がっているコートやリュックなどもドアの開閉を邪魔しているかもしれません。100%スムーズに開閉できればOKです。最後のこの行動は、家にとってはお風呂上がりのストレッチのようなもの。コロナ禍の緊張で凝り固まった体をほぐすような効果をもたらします。こうすることで家の中へ美しい流れがよりスムーズに巡っていくベースができていきますよ。
いかがでしたでしょうか。家も疲れています。汚れをおとし、緊張を解いてあげましょう。
内向きと外向きのエネルギーバランスを整えるための4ステップは意外と簡単です。
フジワラユカ (コンテンポラリー風水コンサルタント)