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【整形級ビフォー&アフターのかのまん】産後ママのダイエットはどう始める?

更新

2020年3月、ツイッターにあげた衝撃的なダイエットのビフォー&アフター写真で、瞬く間に有名になった、かのまんさん。産後太りから脱却したかのまんさんですが、今回は、産後太りに悩むママ、とくに赤ちゃんのいるママが、ダイエットするためにどうするといいのか、具体的なおすすめの方法を聞きました。

数字の変化よりも、見た目の変化を重視して!

産後ダイエットを始めるときに、気にしたほうがいいもの、それは体重や体脂肪の数字ではなく、見た目の変化だと、かのまんさんは言います。

「体重計の数値を気にする人がほとんどだと思うんですが、『1kgやせた〜』と言っても、その内訳が脂肪なのか筋肉なのか、うんこなのか水なのかわからない。体重の変化に一喜一憂するのは、意味がないんです」(かのまんさん)

見た目の変化を実感するためには、現状の体の写真を定期的に撮るのがいちばんいいのだとか。それも、下着や水着を着て、前・後ろ・横の写真を撮るのがおすすめだそう。太っている自分の写真を撮るって、かなりハードルが高いようにも思われますが…。

「私もそうでした。現実を直視したくないですよね。私の場合は、たまたまエステで撮られてしまったけど、あんな写真、自分でも見たくなかったし、写真を渡されたときは『こんなにみにくい後ろ姿をさらして生きてて、すみません』とさえ思いました(苦笑)。でも、パーソナルトレーニングに通い始めて、月に一度、同じアングルで写真を撮るようにしていたら、変化が見えるようになって、嫌いな筋トレを続けるモチベーションにもなった。あの写真が私の背中をずっと押し続けてくれたんです」(かのまんさん)

食事管理と筋トレがいちばん結果が出る正攻法

妊娠前から約20㎏増という産後太りを経験したかのまんさんですが、赤ちゃんのいるママがダイエットをしたいと思ったときに、何から始めるといいのを伺うと…。

「ダイエットって脂肪を少なくしていくことと、筋肉をつけることを一緒にやっていかなければならないんです。脂肪を減らすためには有酸素運動を思いつくかもしれないけど、30分以上走るとか、赤ちゃんのいるママにできないですよね。だから、脂肪を減らすのは食事管理で行う。それと同時並行で筋肉をつけるための筋トレをすき間時間にやるのがおすすめ。赤ちゃんの昼寝中や、夜の寝かしつけあとに、別々にやるのでもOKです。

食事管理に関しては、私が書籍やnoteで紹介している摂取カロリーの計算方法は、一般女性向けなので、授乳中の場合、少ないかと思います。だから、カロリー計算をぎちぎちにやるよりは、まずはできることを初めてみる。そして、おすすめしている摂取カロリーの管理やPFCバランスのこと(タンパク質、脂質、炭水化物のバランスを考えること)は、授乳が終わったときに本格的に始められるように、知識として知っておくといいと思います」(かのまんさん)

まずは水分とタンパク質をしっかりとってみよう!

かのまんさんが産後ママに「すぐにできること」として、おすすめしているのが、水をたくさん飲むことだと言います。

「水分って意外とみんなとれていないんです。ダイエット中に推奨されるのは1日2リットルと言われているので、もはや水攻めの拷問に近い量を飲まないといけないんだけど(笑)。私は、シュワシュワしているか、甘い飲み物でないと飲み物と思わないタイプなので、最初は水を飲むのだけでも大変でした。でもね、おなかがすいたと思ったときも、ただのどが渇いただけってときもあるから、水分をとるのって大事なんです。水を飲むのがつらかったらお茶でもOK。ノンカフェインの麦茶がおすすめです」(かのまんさん)

ダイエットの食事は、「タンパク質多めで、脂質は抑えめ、炭水化物はそこそこ」ということを常に念頭に考えてほしいとのことですが、とにかくタンパク質が豊富な食事を意識するのが、まずはおすすめだそう。

「タンパク質はダイエッターにもっとも必要な栄養素ですが、産後ママにもとても大事。髪や皮膚を作るもとだから、どんどん補わないと髪も肌もボロボロになってしまいます。私も産後、ごっそりはげていた部分が、タンパク質をいっぱいとったら、ちゃんと生えてきましたよ! 

ダイエットを始めると、まずは『あれを食べるのをやめよう』と引き算しがちだけど、まずは足し算するのがおすすめ。最初は菓子パンを食べてもいいから、水を2リットル飲む。すると、おなかがタプタプしちゃって、2個目はいいやってなるかもしれない。タンパク質食べなきゃと、鶏胸肉をいっぱい食べていたら、さらに菓子パンがもう1個減るかも。必要なものをたすことで、余計なものを排除していけるような食事に変えていくのが、精神的に無理のないコツ。『減らせ、減らせ』だと『もういやだー!』になってしまうから」(かのまんさん)

人と比べない! できないときはしかたないと受け入れる

産後ダイエットに取り組むときに、絶対に覚えていてほしいのが、「人と比べないこと」だと、かのまんさんは言います。

「産後ダイエットといっても、環境や状況は人によって違いますよね。赤ちゃんだってよく寝てくれる子ならいいけど、寝ない子もいるわけです。あと、実家が近くて協力的とか、パパがいつも寝かしつけやってくれるとか。だから、『産後は何カ月からダイエットを始めよう』みたいなのも、私からは言いたくない。プレッシャーになってしまいますからね。

そもそも出産って、股から人を出しているんですよ(笑)! ボロボロで病院から帰ってきて、けがした負傷兵じゃないですか。しかも、療養時間がなく、寝不足の日々を過ごすわけだから。もしも、『ダイエットしよう!』と決意したけども、菓子パンを食べちゃったと。それが続いてどうも菓子パンがやめられないという場合は、もうそれはダイエットをやるべきときではない。できないってことは、まだ何か回復できてない状態だと思うので、どうして自分はできないんだろうなんて思わず、体を休めることをまず優先させてほしいと思います」(かのまんさん)

いつだってきれいになれる。ママも自分の人生の主役になろう!

今、ダイエットをしたいと思っている、赤ちゃんのいるママたちにメッセージをもらいました。

「産後ママがダイエットするって本当に難しいと思うんです。まず絶対的に時間がないし、息抜きできる逃げ場もない。あと、意識的にせよ、無意識的にせよ、主役は子どもで、自分はこの子を育てる登場人物、母役という脇役になってしまったみたいな感覚がある。だから、自分のためにはがんばれなくなるし、自分のことを置き去りにして、後回しにしちゃう。なおかつ、食べることが心のより所になりやすい。

もちろん、産後しばらくは、小さな命を守ることが第一です。だから、赤ちゃんにはボディクリームを塗りたくってつやっつや、なのに塗ってる自分はボッロボロみたいな時期があってもいいんだけど、育児が少し落ち着いたら、ママだってきれいになっていい。赤ちゃんの付属物じゃなくて、自分は自分の人生の主役なんだと、自分軸を取り戻してほしい。主役って、何もテレビに出ろとかそういう話ではなくて、自分の好きな体形で好きな服を着て、近くの公園に行くだけでも気分がいいじゃないですか。そういう小さな日常のヒロインとして輝くために、ダイエットは産後のいつからでも、何歳からでも始められるので、そこで絶対きれいになってやる! 人生変えてやる!くらいの気持ちを持ってくれるといいなと思います」(かのまんさん)

産後太りに悩むママを、心の底から応援したい! その気持ちを、チョモランマ級の熱量で話してくれたかのまんさん。実は筆者も2才児のママで、かのまんさんの発信をもとに10kg以上減量した1人です。そのため、発する言葉のひとつひとつに深くうなずいてしまうことばかりのインタビュー時間でした。皆さん、産後ダイエットをがんばって、産前よりもっと輝きましょう!

お話/かのまんさん 写真協力/かのまんさん、永岡書店 取材・文/江原めぐみ、ひよこクラブ編集部

かのまん

Profile

1984年生まれ。2017年に出産した、3才の男の子がいるママで、普段は歯科衛生士として働く。2020年3月、ツイッターで自身のダイエットのビフォーアフター写真を公開し、話題に。現在は、ツイッターやnoteを通じて「ハッピーにやせて、超ハッピーになる」ための情報を発信。21年1月に自身初の書籍『人生が変わる!かのまん整形級ダイエット』を発表。

人生が変わる!かのまん整形級ダイエット

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1月に出版した初の書籍は、かのまんさんを指導したパーソナルトレーナーの京角省吾さんや医師の大和田潔先生も監修として参加。発売前に重版が何回もかかり、発売後すぐに3万部を突破。1430円(永岡書店)

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