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吉田明世 第1子・第2子ともに、妊娠中は体重の増加が止まらないかったことを告白、「やってしまった“ささやかな抵抗”」

更新

2020年12月に第2子を出産し、2児のママになった、フリーアナの吉田明世さん。

妊婦さんによくある気がかりの一つが「体重の増加」。吉田明世さんも第1子、第2子ともに、妊娠中は体重の増加に悩まされたんだそう。

吉田明世さんの育児エッセイ第14回は「第1子・第2子ともに、妊娠中は体重の増加が止まらない! 私がやってしまった“ささやかな抵抗”」です。

※本文は、第2子出産前に執筆されたものです。

妊娠中の体重管理は難しい!健診時は体重と向き合うプレッシャーが…

妊娠中の悩みの一つが「体重問題」。赤ちゃんが安全に生まれてくるために、妊娠前のBMI指数によって、許容範囲とされる体重の増加量は異なりますが、産院やお医者さんによって、その厳しさというのも、変わってきますよね。

私の通っていた産院は、比較的しっかりと体重増加をチェックしてくれるところだったので(つまり厳しめだったので…涙)、健診の日はエコーで赤ちゃんの様子がわかるという楽しみと同時に、自分の体重と向き合わなければならないというプレッシャーに毎回押しつぶされそうになっていました。

実は第1子、第2子とも同じように、妊娠中は体重問題について頭を抱えていたのですが、体重の増加のしかたが全く異なっていたのが、印象的でした。

第1子妊娠中は、安定期に体重がドカンと増加!

まず、第1子のときのことをお話しします。妊娠が判明したのは夏の終わり。初めこそ、そこまで体重の変化というのはなかったものの、爆発的に増えてしまった時期がありました。

私はもともと、夏は夏バテ気味で食欲と共に体重も落ちるけれども、冬は「冬眠の準備をするの?」というぐらい食欲が増して身体に脂肪を蓄えてしまうタイプ。よく「安定期を過ぎたあたりからつわりも落ち着き、食欲も戻ってくるので、体重増加に注意」と、妊娠出産アプリなんかに注意書きがされていますが、まさにそのモデルケース。

12月に安定期に入ってからは、「1年に一度だし、いいよね!」と言いながら何度食べたかわからないクリスマスケーキ。年が明けたら「毎朝これを食べないと始まらない!」と言いながら、「お雑煮に2個も入れちゃったけど、きな粉でも食べたい! バターじょうゆも捨てがたい!」といくつでもおなかに入る、おもち…。などなど、冬はおいしい誘惑がいっぱい。

初めての妊娠で、妊娠中は体重が増えやすいことをまだ実感していなかった私は、「妊婦は2人分食べないと」という言葉をうのみにし、体重のことなど気にせずに好き勝手食べてしまったのです。

その結果…1カ月に4kg、2カ月でトータル7kg、という脅威のスピードで体重が増加。もちろん、健診では「ちょっと体重増えすぎです」と注意されるわけで、そこからは止まらない食欲、止まらない体重増加と、出産当日まで闘う日々を過ごすのでありました。

結果、第1子妊娠中、体重増加は、プラス14kgとなってしまい、「10kgまでにしてくださいね」といわれていた制限をかなりオーバーしてしまったのです。

第2子妊娠中は9カ月で体重が急増…

次に第2子のときの話。妊娠が判明したのは春だったのですが、つわりに加えて、例年通り夏バテをしてしまったこともあり、妊娠中にもかかわらず体重は増えるどころか、減る一方でした。

その後も、自分ではたくさん食べているつもりでもなかなか増えない体重に、「私ってついにヤセ体質になったのかしら!」な~んて思いながら、1人目の母子健康手帳に記録されている体重の変化と、今回の変化を見比べながら、ニヤニヤする日々を送っていたのです。

しかし、夏が終わり、秋がやってくると…体重の増加ペースは右肩上がり急上昇。いも・栗・かぼちゃ…、秋の味覚を堪能した結果、妊娠9カ月の時点で10kg近く増加してしまい、ラストスパートでヒィヒィいう結果となってしまいました。

「そんなことしてはいけない」 と思いつつも、ささやかな抵抗をしてしまいました…

100g、いや、50gでも軽くするために、産院では必ず尿検査をして体内の余分な水分を出し切ったあとに、体重測定したり、家で体重を測るときのようにすっぽんぽん!というわけにはいかないため、どんなに寒い日だろうが、夏物のスカートを着用し極力軽い服で健診に行ったり(妊婦さんは身体を冷やしちゃいけないので、皆さんはまねしないようにしてくださいね)、健診をなるべく午前中にして、朝ごはんを食べずに行ったり…(でも健診後にラーメンを食べるという最悪の行動)。
日常からしっかりと食べるものや運動で体重管理をすればよいものの、なんとも姑息な方法でささやかな抵抗を繰り返す自分の姿は、第1子を妊娠した3年前となんら変わっていないのでありました。

文/吉田明世 構成/ひよこクラブ編集部

急激に体重が増えたり、許容範囲をオーバーして体重が増加すると、健診で注意されてしまうこともありますよね。産院ではかる体重を少しでも少ない数字にするために、ささやかな抵抗をしてしまったことを打ち明けた吉田明世さん。「まねしないでくださいね」と言いながら、わかっていてもなかなか管理が難しい、妊娠中の体重についてのリアルな体験談を教えてくれました。


吉田明世(よしだあきよ)
Profile
1988年生まれ。2018年5月に女の子を、2020年12月に男の子を出産した。TBSのアナウンサーを経て、19年にフリーとなり、テレビ・ラジオ・イベントなど幅広く活動。保育士資格のほか、絵本専門士の資格も取得。

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