もうすぐ4月 入園・進級前にチェックしておきたい3つのこと
コロナ禍でプレ保育が縮小されたり、ママ友たちと会って情報交換ができなかったなど、入園・進級準備に不安を感じている家庭は多いと思います。でもあせらないで大丈夫! 入園・進級前に必要な3つのことに、今日から取り組んでみませんか。
入園・進級まで1カ月!「おむつがとれない」「ひらがなが読めない」ママたちの不安
入園・進級まであと1カ月! 楽しみな反面、「うちの子大丈夫!?」と不安になるママやパパもいると思います。入園を控えた3歳の子をもつママたちからは、次のような声も聞かれます。
●入園する幼稚園は、おむつ禁止! だけどトイトレが進みません。私が声をかけてトイレに連れて行くと、おしっこは出るのですが、自分から「トイレ!」と教えてくれません。入園が近いので「どうしたらいいの?」と悩んでいます。
●4月から幼稚園入園ですが、うちの子は、ひらがなは自分の下の名前しか読めません。先輩ママに聞いたところ「幼稚園では、あまり教えてくれないから家で教えないとダメだよ!」と言われてあせっています。
ママたちの声にもありますが、入園・進級前は「生活習慣」や「ひらがな」に不安を抱く家庭が多いようです。また「うちの子、お友だちと仲よくできるかな?」など社会性を心配するママやパパもいます。
今から始める!「社会性」「生活習慣」「ひらがな」教え方のコツ
ひらがなや生活習慣の自立は、教えてもなかなかうまくいかないことが。また「社会性って、おうちでも教えられるの?」と思ったママやパパもいるのではないでしょうか。しかし、この3つは次のポイントを意識して、楽しく教えてあげると、入園までの1カ月でどんどんできるようになります。
1.園で必要な社会性は、ごっこ遊びで身につけよう
お人形を使って幼稚園ごっこをすると、先生にあいさつをしたり、順番に並んだりするなど、園生活のイメージがわきやすいです。遊びを通して「あいさつができた!」「順番が守れた!」という経験が、自信につながります。
2.生活習慣の自立は、コツをつかんで楽しく進めるのがカギ
朝のしたくやトイレ、歯磨きなどの生活習慣は、ママやパパの言葉かけだけではなかなか伝わらないことも。生活習慣をテーマにした絵本などを見ながら、コツがつかめると、積極的に自分から取り組むようになります。
3.ひらがなは、子どもが興味を示す文字から教えて
ひらがなは、まずは読みからスタート!「あ・い・う・え・お」から順番に教えるよりも、自分の名前など子どもが興味をもつ文字から教えましょう。「読めるって楽しい!」という経験が、読める文字をどんどん増やしていきます。
「入園・進級が近いのにうまくできないとあせって、つい怒ってしまう」というママやパパもいるかも知れません。しかし怒るのは逆効果。3・4歳は「できた!」経験が自信につながり、自分でできることがどんどん増えていく時期なので、「自分でできた!」という経験をたくさんさせてあげて。教材を使う場合はワークなどのお勉強系ではなく、遊びの要素があって楽しく取り組める教材がおすすめです。
取材・文/麻生珠恵
取材協力/こどもちゃれんじ
※文中のコメントは口コミサイト「ウィメンズパーク」の投稿からの抜粋です