第4子出産の山田ローラ。妊娠中には坐骨神経痛に悩まされ、パンツもはけないほどの痛みが
5才の男の子と女の子の双子、1才の女の子、3人のママである山田ローラさん。22年9月19日にハワイで第4子の女の子を帝王切開出産したことを発表しました。出産には夫であるラグビーの山田章仁選手も立ち会ったのだとか。自身のブログで「Welcome to the World」と報告し、インスタグラムでは第4子との幸せいっぱいの2ショットを公開。お祝いの言葉が飛び交っています。
今回は、3回目の妊娠で初めて経験した坐骨(ざこつ)神経痛とそれを改善するためのフィジカルセラピー(理学療法)について教えてくれました。
妊娠初期から悩まされた坐骨神経痛。娘とのおふろで腰がピキーン!
第4子の妊娠初期から坐骨神経痛に悩まされていた私はハワイに来てからもさらに悪化。数分でも同じ体制でいると腰から左足裏までズキーン!と痛みが走り、動けなくなることもありました。妊娠中期になるとシャワーを浴びるのも一苦労。自分だけならなんとか耐えられる痛みですが、1才の二女も一緒のおふろとなると、かなり大変!
わが家のアメリカのおふろはバスタブとシャワーが分かれているので、二女をおふろに入れるときは、バスタブに水をためて彼女だけ入るスタイル。または、一緒にシャワーだけのスタイルになります。
バスタブの場合はどうしても私が床に座って対応しなければいけません。痛みが始まってしまうと、立ち上がれるまでかなり時間がかかってしまうため、すぐに断念。バスタブの横でスツールに腰をかけるスタイルも試してみたけど、前かがみになるときに腰がピキーン!ってなって結局動けず・・・。
シャワースタイルにするとある程度はマシになるけど、やっぱり子どもを洗う体制に足腰は悲鳴を上げていました。一度痛みが出てしまうと元に戻るまで 時間がかかってしまいます。左脚だけかたまってしまい、地面にくっついてしまったかのように痛みで動かず。パンツをはくのも一苦労!しまいには1才半の娘に手伝おうか?と心配されてしまうまでに。
このまま改善されないとかなり長くつらい妊婦期間になってしまうので産婦人科の先生に相談してみました。
坐骨神経痛は妊婦さんにもよくあることらしく、私の症状だとフィジカルセラピー(PT:理学療法)に通うことすすめられました。
おなかに負担がかからない筋トレを6週間続けたら…
PT初日の日、どんなことをするのかドキドキしながら行ってみると、けがあけの若者からお年寄りまで、そして私のほかにも妊婦さんが数人待合室にいました。心強い仲間〜!
1時間の予約内容としては、まずは痛みの原因を明確に探すこと。ありとあらゆるストレッチや動きをしてわかったのは、前かがみから上体を起こすときに腰の筋肉が妊娠ホルモンの影響もあるのかゆるゆるでうまく使えていなかったみたいだということ。
そこから週に1回、1時間みっちりと筋トレタイムが始まりました。おなかの大きさや妊娠に伴う体調不良も配慮してくれるローインパクトの動作やストレッチに加え、家でもできる運動も教えてくれました。
ほとんどはバランスボールに座ったコアトレーニングやストレッチバンドを使用したレジスタンス運動など。おなかにはまったく負担はかからず、動きはかなり地味なのに終わったあとは必ずヘロヘロ。むしろ筋力無さすぎて絶望するくらいでした(笑)。
この地味な筋トレを続けること6週間。 なんと!ついに!!坐骨神経痛の地獄から解放される日がきましたー!!!しゃがんでも、同じ体勢で立っていても普通に痛みなく生活ができる、このうれしさ。立てなくなったときにサポートしてくれた両親も解放され、唯一ガッカリしていたのは私のパンツを上げる係からはずされてしまった二女でした。妊娠後期となりおなかの重さによる腰の痛みはありますが、以前みたいに動けないほどのピキーン!!がないのでPTの効果は絶大でした。
文・写真/山田ローラ 構成/たまひよONLINE編集部
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山田ローラ
PROFILE
タレント・コラムニスト。1988年9月23日生まれ。アメリカ・アイオワ州出身の日米ハーフ。アメリカで大学を卒業後、日本でモデルデビュー。2015年3月にラグビー選手の山田章仁さんと結婚、2016年9月に男女の双子を出産。2020年9月に二女をハワイで出産。2022年9月、第4子となる三女をハワイで出産。