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【ミス・ユニバース2007森理世】国際結婚を経て出産。「とにかく寝ない子で日々睡眠不足」次から次へと悩むことが

更新

ミス・ユニバース2007で世界一に輝いた森理世さんは、2019年に国際結婚後、2021年にはアメリカで女の子を出産。夫は再婚で息子さんもいました。産後の生活やステップファミリーでの子育ての様子を聞きました。

授乳や睡眠。赤ちゃんのお世話に悩みがいっぱい

——昨年アメリカで出産され、その後の子育ての様子を教えてください。娘さんの成長はどうでしたか?

森 私の母乳の出が少なかったため、娘の体重が減ってしまい、生まれてすぐに母乳外来に行かなければならなくなりました。そこで、娘はおっぱいの吸い方の練習を、私は搾乳の方法を覚え親子で奮闘していました。あまりにも私の母乳が出ないので、粉ミルクを提案されたのでそれをあげたところ、すごい勢いで飲んでくれました。その娘の姿がうれしい反面、おなかがすいていたんだ・・・と自分を責めてしまい、涙が出てきてしまいました。

そこからは母乳外来のアドバイスのおかけで、混合で育てることにしたのですくすく育っています。

——娘さんが生まれてから、子育てで大変だなと感じることはありますか?

森 娘はとにかく寝ない子なので、睡眠不足を日々感じています。また、寝ない理由は私にあるのでは? と自分を責めてしまうことも・・・。
アメリカ人の夫は「赤ちゃんは生まれて2カ月くらいたったらスリープトレーニングをするんだよ」と言いますが、どうしても私が娘と離れて寝ることに抵抗があるので添い寝をしています。アメリカでは母子別室が多いと思うので、珍しいタイプかもしれません。そして今は娘が添い乳でしか眠れなくなってしまったことが悩みですね。

アメリカでの子育ては、「Happy wife, happy life.」

——旦那さんは再婚で、息子さんが一緒だとのことですが、息子さんとの関係性はいかがですか?

森 はい。夫が再婚のため、息子がいて、私はステップマザーです。息子とはとてもいい関係、いい距離感をたもてていると思っています。私は学校の送り迎えなどのサポートをして、彼はお兄ちゃんとして率先して私や娘のサポートをしてくれています。

——娘さんが生まれたあと、夫婦関係はいかがですか?

森 産後は私が娘のお世話に忙しいので、産前のような関係ではなく、“チーム感”が出てきました。夫は「子どもが生まれたら、お母さんが家族のボスになるから理世が決めて、理世が行動していけばいいよ」と言っていて、私が率先していろんなことを決めています。

アメリカでは「Happy wife, happy life.」という言葉があって、「妻の機嫌がいいと家族がうまく回る」と言われます。まさにだな・・・と思いますね(笑)

子育てと仕事の両立。抱っこしながらレッスンすることも

——妊娠中、20キロ近く体重が増えたと話していましたが、産後のプロポーション維持はどうしましたか?

森 産院の先生から「出産したら自然に減っていくから大丈夫」と言われていたので、ある程度は勝手に落ちていきました。アメリカでは6週間は激しい運動はNGですが、「6週間チェックアップ」という検査でOKが出れば、通常の生活に戻ってもいいので、そこからはダンスとトレーニングで体をしぼりました。

ダンス指導の仕事に本格的に再始動したのは出産から約5カ月後、日本に戻ってきたからです。手が離せないときは信頼しているスタッフに娘をお願いしていました。どうしても無理なときは生徒に了承を得て、娘を抱っこしながらダンスの指導をすることもありました。

子どもには夢や信念、パッションを見つけてしっかり羽ばたいてほしい

——今後、娘さんにどんなふうに育ってほしいですか?

森 この世に生を受けて誕生した子どもはみんな羽を持って生まれてきていると思っています。だから娘にもその羽を使って、上手に羽ばたいて好きなところに行ってほしいなと思いますね。こうやって今、話している最中にも娘の将来を思うと涙が出てきそうです。


今はまだ娘が小さいので、一心同体で過ごしているので余計そう感じますね。でもいつか夢や信念、パッションを見つけてしっかり羽ばたいてほしいなと思います。そのときは私もしっかりサポートできたらいいなと思っています。

——現在、1才の娘さんの子育て中の森さん。同じく育児中のママ・パパにメッセージをお願いします

森 私は現在、アメリカと日本、それぞれに拠点をおいて生活をしながら子育てを頑張っています。多くの人に助けてもらいながら子育てをしていますが、ふとひとりぼっちだなとネガティブに感じてしまうことがあります。でも、私と同じようにそう感じている方がいたら、「あなたは1人じゃないよ」と伝えたいですね。

いま抱いているこの気持ちはきっといつか素晴らしい思い出になると思うので、瞬間瞬間を大事にしながら子育てを楽しんでいます。

子育て中はうれしいこともあれば、つらいと感じることもあるかと思います。わが子を抱きしめるように、自分の気持ちも時には抱きしめてあげてください。私も子育て頑張りますので、一緒に頑張りましょう。

お話/森理世さん 取材・文/安田ナナ 構成/たまひよONLINE編集部

「わが子だけでなく、すべての子どもたちに自分らしく羽ばたいてほしい」と語る森さん。2021年に「5 Crowns Japan」を設立しました。
世界5大ミスコンテストに出場経験のある、日本代表の有志によって構成されている組織で、それぞれが在任中の経験を生かし、社会貢献や青少年育成、女性支援活動などに積極的に取り組んでいるそうです。
この活動を通して、「青少年たちが自分自身を考える時間や自分の力を挑戦することができるようなイベントや企画を考えて提供していきたいと思っています」と話しています。

●記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

森理世さん(もりりよ)

PROFILE
1986年、静岡県出身。モデル、ダンス、アーティスティック・ディレクター。MISS UNIVERSE 2007世界大会で優勝し、第56代MISS UNIVERSEに就任する。その後はチャリティ・ボランティア活動とHIV/AIDSの啓蒙活動に従事。任期終了後も継続してチャリティ活動を行っている。現在はこれまでの経験を活かし、子どもの育成、ダンスから得る健康美、メンタルのつくりかたなどを指導している。2019年に結婚、2021年に第1子出産を発表した。

@riyomori_

森さんが会長を務める世界5大ミスコンテスト歴代日本代表有志による社会貢献活動団体「5Crowns Japan」

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