モデル、藤井サチ。「赤ちゃんの名前は結婚前から考えていました」家庭的で子ども好きな夫と思い描いた未来が現実に
2026年秋に第1子を出産予定のモデル、藤井サチさん。出産準備やパートナーとの関係、理想の家族像などについて、妊娠6カ月のときに話を聞きました。
藤井サチさんは26年7月15日発売の「たまごクラブ」の表紙に登場しています。全2回インタビューの後編です。
夫は100%頼れる心強い存在。でもときにはAIの助けも借りて、互いの理解を深めることも
——赤ちゃんの名前は考えていますか?
サチさん(以下敬称略) これを言うと驚かれるのですが、実は、結婚前から私と夫で男女1つずつ、計4つの名前を考えていました。というのも、家庭的で子ども好きな夫とは、交際中から将来の話をすることがたびたびあり、「子どもは2人以上欲しいよね」という会話から始まり、子どもの名前やチャレンジさせたい習い事の話までいろいろしていたんです。だから、妊娠してゼロから名前を考え始めたわけではなく、温めていた名前をベースにもう一度考えたという感じです。
あと、妊娠がわかったとき、私の父にも候補を考えてほしいとお願いしました。ただ、女の子の名前候補は私たち夫婦もすごく気に入っていたのですが、男の子の名前候補はいまいちしっくりこなくて(笑)。今は、自分たちで考えた名前が最有力候補ですが、まだ時間はあるので、もし父が新たに候補を考えてくれてそれが気に入ったら、候補に入れたいです。
——パートナーと、産後の育児や家事分担などについて話をしたり考えていますか?
サチ 今は私が苦手なお皿洗いを夫が担当して、お風呂掃除も率先してやってくれます。知らないうちに掃除機をかけてくれていることも多いです。洗濯は私のこだわりが強いので、洗濯機を回すところからたたむところまで自分でやりますが…あれ? 改めて考えると、家事は夫の担当分のほうが多いかも!? でも、そこは産後も最大限甘えさせてもらって、さらに赤ちゃんのお世話も全部できるようになってもらいたいです(笑)。
ここまで夫に頼れるようになったのは、結婚して“チーム”になってから。自然と100%頼っていいんだ!と思えるようになり、今では不安なことも全部話すようにしています。
といっても、とくに妊娠中の変化については男性がピンとこない、なかなか理解できないことも多いので、そのときは、AIで「妊娠」「○週」「症状」と医療情報を調べて、その答えを夫に見せます。そうすると、私の答えになんとなく納得がいっていなかった夫も、ふに落ちるみたい(笑)。今では、自分で率先して調べてくれるようになり、「ホルモンのせいで、さっちゃんはこうなってるんだね」と理解を示してくれます。
かつては“悪”だった脂肪も、赤ちゃんを守るために必要だと思えるように
——出産に向けて、準備は進んでいますか?
サチ マタニティライフを楽しむために購入したのは、母親の心音をベースにした16種類のリズム音をおなかの赤ちゃんに聞かせることができる「babyplus」 。朝晩30分ずつくらい使っています。育児グッズは、見れば見るほどわからなくなるというか、もはやエンドレスですね。ベビーカーとか哺乳びんとか、最低限、必要なものは早めに買いそろえようと思っていましたが、情報が多すぎて、最近はSNSに育児グッズしか出てこないほど。なので、今は一度見るのをやめているところです。
夫は街中のファミリーを参考にしているみたいで、「あの○○っていうブランドのベビーカーはよく見るね」という会話を2人でよくしています。あと、彼はファッションが好きなので、赤ちゃんが男の子だとわかったときから「ラルフ ローレンのベビー服がすごくかわいいよね」とか。外食したら「ここなら赤ちゃんも連れてこられるかな」「歩き始める前に家族旅行したいね」など、赤ちゃんがいる生活を具体的にイメージしてくれていて、すごくうれしいです。
夫は健診にも一緒に行ってくれて、エコーを見るたびに「うわ~、かわいい~」と声をあげています。あまりにリアクションが大きくて、主治医の先生や看護師さんも思わず笑ってしまうほどです。出産時のリアクションも気になりますが、興奮しすぎることなく、夫婦で穏やか&ハッピーなお産ができたらいいなと思います(笑)。
——週数を重ねていくうちに、自分が変わったなと思うところはありますか?
サチ 体形の変化を受け入れられるようになったことがいちばんだと思います。
10代のころは、やせていない自分にはモデルとして価値がないと思い込み、過食が止まらず、摂食障害を患うほど、やせることに固執していた時期があったんです。
でも治療を経て自分を取り戻し、夫と出会って結婚。妊娠後の今は、体形への不安を感じることもありますが、体重が増えるのは赤ちゃんを守るためと思えるように。フルーツをたくさん食べたくなるのも赤ちゃんが欲しているのかなと思えるようになったし、悩みの種だった肌荒れもホルモンが暴走してるから仕方がないと受け流せるようになりました。
産後は、おっぱいまわりの肌の色が濃くなるといいますが、それも、赤ちゃんに母乳を飲ませる過程でママの体には必要なこと。ネガティブな気持ちより、幸せな気持ちが勝りそうな気がしています。おなかが本格的に大きくなる前に…と、オイルを使って妊娠線のケアもしていますが、「昔12kg太ったときに、一度皮膚が伸びてるからあまり心配ないかな…」と、かつての嫌な記憶さえもポジティブに変換できるように。この考え方の変化には、自分でも少し驚いています。
コーディネートがうまくいくと気分が上がる!やっぱりファッションの力はすごい!
——マタニティファッションは楽しんでいますか?
サチ 妊娠中期に入り、少しずつコツがつかめてきました。パンツはマタニティ用のものを購入し、着まわしができる大きめのシャツも重宝しています。利用しているのはH&Mや韓国のサイト。“ピンタレスト”で海外のおしゃれなマタニティコーデを調べるのも好きです。試行錯誤しながらも、これだ!っていうコーデができたときは気分が上がるので、やっぱりファンションやメイクの力はすごいなと思います。
——こんな家族を作りたい!という理想像はありますか?
サチ 家族みんなで食卓を囲む、温かい家庭を築くのが夢です。実は、私の親はとても忙しくて、幼いころから家族全員がそろって食卓を囲むことがあまりなかったんです。だからこそ、そんな家庭に憧れがあるのかも。理”想は、子どもにとって安全地帯みたいな家。家族という最強の味方がいれば、子どもは何事にも挑戦しやすくなると思うので、何でも隠さず話せる親子になりたいです。
お話・写真提供/藤井サチさん 撮影/花盛友里(Lykke) スタイリング/小林 希 ヘア&メイク/Kanako(TRON) 取材・文/坂井仁美、たまひよONLINE編集部
少しずつ胎動を感じるようになったというサチさん。「おなかをグッと押されるたびに、うれしさがこみ上げます」とやさしい笑顔を見せてくれました。
藤井サチさん
PROFILE
1997年3月生まれ。「ミスセブンティーン2012」に選ばれ、『Seventeen』の専属モデルに。『ViVi』を経て『CLASSY.』などでも活躍。初のフォト&スタイルブック『雨のち、サチ。』(光文社)が発売中。25年に結婚し、26年秋に第1子を出産予定。
●記事の内容は2026年7月の情報で、現在と異なる場合があります。


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