「食べづわり」でどんどん体重増加!救いは塩分調整のマイルールとお茶漬け
現在、子育てと家事に奮闘しながら、在宅ライターとしても働いている【ミッキ】です。結婚7年目、32歳で待望の長男を出産しました。それまでに卵巣チョコレート嚢胞で手術、そして2年にわたる壮絶な不妊治療を経験しました。
炊きたてのご飯のにおいをかいでも気持ちが悪くない
体外受精の失敗を2度経験し、3度目の体外受精で無事第1子妊娠を果たしました。体外受精の移植後、無事に着床し、妊娠反応が出てから、体をあまり動かさないように過ごしました。
妊娠したらすぐ、つわりがあると噂で聞いていたのですが、吐き気もむかつきもなく、妊娠5週目をむかえました。思い切って、炊きたての白米のにおいをかごうと炊飯器に鼻を近づけて見ましたが、全く気持ち悪くならず、心からホッとしました。
ある日、突然襲ってきた真夜中のむかつき
ところが、妊娠6週目に入ると、異変を感じました。普段通り、眠りにつくためにベッドに入ったときのことです。胃が痛くなるほどのむかつきを感じ、台所で水を飲みました。水を飲んでもむかつきがおさまらず、もう1杯水を飲んだところで少し症状をおさえることができました。
しかし、しばらくするとまたむかつきを再び発症。手元にあったタブレットで「妊娠初期 真夜中 胃のむかつき」と検索をすると、“食べづわり”だと思われる症状だとわかりました。
翌日の健診のとき、看護師さんに相談すると「つわりの症状ですので、おなかがすかないように小分けして食べてください」と、指示を受けました。
それまでの「1日3食+間食1回」の食生活を、5回から6回に分割して、食事をとりました。
カロリーや塩分に気を配りながらの食生活
“食べづわり”だからと言って、好きなものを好きなだけ食べ続けると体重が増えてしまいます。また塩分を多く摂取するため、赤ちゃんにとって大きな負担になることは、目に見えていました。
おなかがすいても、何を食べていいのか迷いました。好きだった野菜も苦手になり、口にしたいとさえ思わなくなってしまっていました。昼間は果物を食べていましたが、真夜中に糖分が高い果物を食べるのはさけなければなりません。
そこで考えたのが、お茶漬けです。さらさらとした食感で胃に入れやすく、しかもおなかもいっぱいになります。
お茶漬けを食べるときに気をつけたことがあります。通常よりもご飯とお茶漬けの素を半分以下に減らし、たっぷりのお湯をかけることで、お米のかさましをしたのです。カロリーをおさえたお茶漬けのおかげで、真夜中の“食べづわり”を乗り切ることができました。
お茶漬け以外に助けられた食材とマイルール
“食べづわり”は、妊娠4ヶ月前半まで続きました。お茶漬け以外には、低カロリーのパイナップルやりんごに助けられました。またお菓子では、チョコレートよりもベビースターラーメンが私と赤ちゃんを支えてくれました。
外食は週に1回だけ、ケンタッキーにお世話になりました。ただし、ケンタッキーは食べるときには自分なりのルールを決めました。時間帯は朝10時と決め、食べるものはチキン2本のみ。さらに昼ごはんは控えめにすることで体重増加をおさえるようにしました。
また適当な食べ物が見当たらないときには、ジャムはつけずにパンを食べる、小さなおにぎりを作って小分けに食べるなど、おなかをすかせない工夫をして乗り切りました。
“吐きづわり”も大変ですが、体重管理と塩分調整を課せられる“食べづわり”もなかなか大変でした。食べ物を選ぶ基準としては、低カロリーで腹もちがよい食材、食べて気持ち悪くならない味の食材を探しながら乗り越えました。
妊娠4ヶ月をすぎると自然と食べづわりがなくなり、出産間近まで心身ともにゆったりとしたマタニティライフを送りました。そして妊娠41週目で、身長49㎝、体重3156グラムの赤ちゃんを無事出産しました。
[ミッキ*プロフィール]
現在、34歳の主婦兼在宅ライターとして働いています。
1歳半の息子の育児に奮闘しながら、家事と在宅での仕事をこなし、旦那さんのお弁当をつくる毎日を送っています。
そんな母は、今日も書いて、育児をして、料理を作って頑張ります!
※この記事は個人の体験記です。記事に掲載の画像はイメージです。