【動画】夫が妊婦妻にしてあげる！腰痛＆むくみマッサージ

妊娠中は体の変化に伴い、腰痛や脚のむくみなど、夫が想像する以上にさまざまな不快症状が現れます。それを自宅で癒せるのは夫だけ！　
今回は夫が妊婦妻のためにしてあげる、簡単なマッサージ＆ストレッチ方法を妊産婦さんの運動に詳しいベテラントレーナーの小林香織さんに伝授してもらいました。
全国のプレパパたち、ぜひお試しあれ！

まずは妊婦妻の体の状態を知ろう！

妊娠初期はつわりやホルモンの影響で、中期・後期は大きなおなかで腰を反る姿勢のために、腰痛や肩凝りが起こりやすいんです。
また、血行不良も起こり、そのほかのマイナートラブルも起こりやすい状態に。
妻の体がそのような状態のときこそ夫の出番。
ストレッチやマッサージをすることで、心も体も癒されるんです。

＜主な症状は…＞

頭痛
肩凝り
腰痛
おなかが大きくて寝苦しい
脚のつり
脚のむくみ、だるさ

マッサージ＆ストレッチで注意したいことは5つ！

マッサージする相手は妊婦さん。普段とは体型や体調が違うので、以下の注意事項をよく読んでから、開始するようにしてください。

（１）ストレッチ＆マッサージは妊娠16週からスタート
（２）始める前は医師に確認
（３）おなかの張り、痛みが出たら即、中止
（４）ストレッチは強く引っ張らない
（５）マッサージは強く押さない

簡単にできる腰痛に効くストレッチ方法とは！？

重たいおなかを支えるために、妊婦は腰痛になりやすいもの。まずは、腰痛に効くストレッチの方法を紹介します。
まず、夫が妻の後ろに膝立ちになりましょう。
妻は、あぐら座で、両手は頭のうしろに添えます。
次に夫は妻の両ひじに手を当て、背中を丸めさせます。
このとき、妻の腹部を圧迫しないように注意しましょう。

呼吸を促しつつ妻の背筋を伸ばす

「吸ってー」と呼吸を促しながら胸を張らせ、妻の背筋を伸ばします。
無理にひじを引かずに、妻が気持ちのいいところで止めるようにしてください。

息を吐きながら、体をひねる

夫は「吐いて～」と妻の呼吸を促しながら、妻の体をねじります。
このとき、ねじりすぎないように注意。妻にどのくらいねじると心地よいのかを確認しましょう。
同じ動きを左右それぞれ2～3呼吸して終了です。

脚のむくみ、つり、だるさに効くマッサージ方法とは！？

妊婦は血流が悪くなり脚がむくんだり、つりやすくなることも多いので、夫がマッサージでほぐしてあげましょう。
まず、妻は片方のひざを軽く曲げて座ります。夫は妻の足先を両ひざの間に挟んで固定し、ふくらはぎをマッサージします。妻に静脈瘤の症状がある場合、マッサージは中止してください。
マッサージの仕方は、これから出てくるバリエーションを参考に、妻が心地よく感じるものを試してみてください。