緊急事態宣言とまん防のGW。帰省したかったけれど…、する?しない?どう過ごす?ママたちの声
連休直前の4月23日、政府は「4月25日から東京、大阪、兵庫、京都の4都府県に3回目の緊急事態宣言を発令する」と、発表しました。期間は5月11日までの2週間余り。すると早速、口コミサイト「ウィメンズパーク」に、「GWは帰省しますか? どう過ごしますか?」という声が寄せられました。
帰省しない一択。県境をまたいでの外出もしない声が多数
「我が家は飛行機の距離なのでしません。
外出しても規制規制でイベントはないし、店は閉まっているし、おうちで面白いことします。
早く安心して帰省したいですね」
「帰省どころか、住んでいる市から出ません。
電車で2駅のシティホテルを予約しました。
自宅より広い部屋におこもりして、自宅より大きいテレビ画面でゲームして、YouTube観て、テイクアウトのご飯を楽しむ予定です」
「両実家とも車で30分ですが、昨年のお正月以来、つまり1年5ヶ月会っていません。
LINEでちょくちょく会話してますが。
夫婦ともに学校勤務で、どちらも感染者が出ているので老親には会おうとは思いません。
なのでGWは家の片付けして、ゆっくり休みます」
「緊急事態宣言出ていませんが、お隣は緊急事態宣言が出ています。ショッピングモールや百貨店は他府県ナンバーでいっぱいです。
おかげで我が街は最多陽性者数を毎日更新中。
怖くて外へ出られません。我が家はステイホームです」
「行かない一択」「家でおこもり」「せいぜい近所の公園」という声が圧倒的でした。
「ここで『帰省します』と、書く人はいないでしょう。フルボッコにされますから。
帰省する人の多くは誰にも相談せず、ひっそり帰省するのでは」
という、クールな意見の中で「帰省します」「必要な帰省もあるのでは」という、声が届きました。
長引く自粛に、帰省をやめて後悔したくない、してほしくない、という声
「義実家へ帰省します。義母の命を守るために。
義母は『自活できる』と、公的サービスを全拒否。しかし認知症で1週間放置したら餓死します。
現在、夫が遠距離通勤しながら同居して介護しています。
なので連休は大量の食材を持ち込んで、義実家へおこもりです。たまりにたまった掃除と片付けをします。
昨年も連休、お盆、正月ずっとそう過ごしてきました」
「コロナで帰省できずにいたら、母の認知症が進んでしまい、もう私のことはわからない。
悲しかった。何が正解かわかりません」
「私は関東、実家が田舎です。
一度、落ち着いた頃に帰省を打診したら『ご近所の目がうるさいから』と、断られました。
大好きだった祖母が危篤になったときも、亡くなったときも『ご近所の目があるから』と、帰省できず葬儀にも参列できませんでした。
本当に何が正解かわかりません」
「私はずっと帰省をあきらめた結果、父と会えた時は危篤状態で意識はありませんでした。
我慢せずに、意識がある時に会えばよかった。言葉を交わしたかったと、後悔しかありません。
遊興でないのなら、帰省もありと言いたいです」
「先月、義母が自宅で急死しました。コロナ禍で1年以上帰省していませんでした。
会いたい人がいる方は、帰省して欲しいです。必要な外出です」
しかし、受け入れ側からは厳しい意見が出ました。
「義両親と同居しています。嫁の立場から言えば、夫の親族から『帰省したい』と、言われたら断れません。
でも正直『勘弁してよ』って思います。何かあればしわ寄せは私たちにきます。困るのは私たちなんです」
「私は帰省したい人はすればいいと思います。
でも『帰省するけど白い目で見ないで』は、違うと思うんですよね。
いいとこ取りは無理です」
昨年のGW、夏休みの帰省は大半の人が「しません」と、即答でした。
しかしここまで長引くとは誰もが想像しなかっただけに、今回は悲喜交々な声が届きました。
文/和兎 尊美
■文中のコメントは口コミサイト「ウィメンズパーク」の投稿を抜粋したものです。