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3歳児は自分でチャレンジ!「口を出さずにそっと見守る」ことでぐんぐん伸びる

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靴を履いて練習する女の子
※写真はイメージです
yamasan/gettyimages

トイレや着替えなど自分でできることがどんどん増えていく3歳。また生活習慣だけでなく、数や物の大小、量の違いなども理解できるように。幼稚園入園を見すえて、この夏は、自分でできることをもっと増やしてあげませんか。

「急かして、注意する毎日に疲れた」。3歳の子育て、ママたちの悩みとは!?

3歳は、自分でできることが増えてくる時期ですが甘えたりして、なかなかうまくいかないことも。3歳の子をもつママからは、次のような声も聞かれます。

●息子は、着替えやお片づけのときすぐに「ママやって~」と言います。「お着替えしたら、公園行こう!」などと声をかけて誘うのですが、まったく動いてくれません。自分から動くのを待っていると時間がかかるので、つい口や手を出して手伝ってしまいます。

●下の子が生まれてから、上の子の赤ちゃん返りが始まり本当に手がかかるようになりました。トイレや着替え、食事などすべて私が手伝わないとダメです。上の子とのかかわり方を振り返ると、横から口を出して「〇〇しなさい!」と注意するか、「早く!早く!」と急かすか、しかってばかり…。こんな毎日に疲れました。

こうしたケースは意外と多いのですが、続けていくと親子でストレスを抱えることに。「うまくいかないな…」と思ったときは、かかわり方を見直してみませんか。

自分でできることが増える!3歳の成長を伸ばす4つのポイント

3歳は成長に合った教え方をすると自分でできることがどんどん増えます。ポイントは、次の4つです。

【Point1】コツや流れを教える

たとえば着替えやトイレは、コツや流れがわからないために、自分でできない子も。着替えやトイレをテーマにした絵本やDVDを見せたりして、まずはコツや一連の流れを理解させましょう。3歳はママやパパが言って教えるよりも、目で見て覚えるほうが効果的です。

【Point2】「自分で!」の意欲を刺激する

3歳は、好奇心旺盛。興味があったり、楽しそうなことだと「自分で!」という意欲がわきやすいです。チャレンジするときのポイントは、スモールステップで進めること。たとえば着替えならば、いきなり着替えに挑戦するのではなく、まずはごっこ遊びを通してお人形さんの着替えから始めてみましょう。

【Point3】チャレンジ中は、できるだけ見守る

子どもが1人でチャレンジすると時間がかかったり、うまくいかないこともありますがママやパパは、口出し・手出しを控えてできるだけ見守ってあげて。手伝うのは、子どもからSOSが出たときがキホンです。また1人でできるように、洋服は長ズボンでなく、半ズボンなど着替えやすい衣類を選びましょう。トイレも自分で座れるように踏み台を置くなどの工夫が大切です。

【Point4】成功して達成感を得る

子どもがチャレンジして成功したら、ママやパパは「頑張ったね!」と大いにほめてあげましょう。こうした言葉かけによって、子どもは達成感を得て「自分で!」という意欲がさらに高まります。

3歳は、まだイヤイヤも残る時期。ママやパパが横から口を出すと、かんしゃくを起こすなど悪循環になることもあります。「うまくいかない!」と悩んだときこそ、見守ることを意識してみませんか。ママやパパが見守るようになると、自分でできることが増えていくだけでなく、親子関係も良好になっていきます。

取材・文/麻生珠恵 取材協力/こどもちゃれんじ

※文中のコメントは口コミサイト「ウィメンズパーク」の投稿からの抜粋です

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