「スルーする」「肯定しまくる」これは効いた!姑や母の嫌味を回避する方法
母と娘・嫁と姑は、ときに仲良くもあり、ときに衝突したり、モヤモヤしたり。言われた一言が気になってしまうことってありますよね。
口コミサイト『ウィメンズパーク』でも
「専業主婦の私に母は『あなたは恵まれている』『働く気はないの?』『贅沢している』などと、しつこく言ってきてうんざりです」
という投稿がよせられました。みなさんなら、母や義母からの一言にどう対応しますか?
ハッキリ、キッパリ「NO!」
「母親と娘は、同性でもあり面倒な事が少なくないですね。娘が結婚しても何とか自分の方に向き合わせようとする母親、自分の思い通りにさせようとする母親がとても多いみたい。でも、こっちももう大人。親は親、自分は自分と割り切り『嫌な気分になる』と、ハッキリ伝えます」
「義母や母は働きづめの人生だったので、それに比べたら恵まれてはいます。でもあまりにしつこく言われたら『よその家のことに口出ししないで』とキッパリ言います。親子とはいえ結婚すればよその家庭です。外野が騒ぐものではない!」
「嫌味ったらしく『アナタって恵まれてるわよね~』と言われたら『きっと前世で徳を積んだのですね』『まあ、運も実力のうち?』って言い返せる根性の持ち主です(笑)」
相手にしない
「程度の差こそあれ、どこの家庭でも女同士って対抗意識のようなものあるんですよね。恵まれた人生を送る娘や嫁を嬉しく思いつつも、羨ましくてほんの少しの嫉妬もある(特に姑は)。そんな相手の未熟さに対抗するだけ時間のムダ。なので聞いてるふりして別のこと考えてます」
「ちょっと家族旅行をしただけで『恵まれ過ぎてる』『贅沢してる』と、言われる~。そういった自分の境遇を感謝しなさいといったような本まで渡されました。もちろん読んだといいつつ、1ページも開いていません」
肯定のオンパレードでショットダウン
「何度言われても『本当だね』『夫には感謝してます』『大変だったのね』と、肯定のオンパレードだと言わなくなりますよ。肯定し続ければ相手も満足するんですよね。下手に反論すると面倒臭くなるのが分かってるので」
人は肯定されると嬉しいものです。これって、賢いやり方かも。
母をヨイショ、ヨイショで切り抜けます
「恵まれてるわって言われれば、そりゃお母さんが私を学校行かせてくれたからよ。夫にも感謝してるけど、一番感謝してるのはお母さん。と、全力ヨイショ。言うのはタダですからね」
「息子の稼ぎで贅沢しているように見える嫁が気に入らないようなので『お義母さんががんばって夫を立派に育ててくれたから、私も子ども達も幸せ~!』と、心にもない言葉で嫌味を切り抜けています」
「子どもは親がした以上の苦労はしないと聞いたことがあります。なので『私が恵まれているのはお母さんが頑張ってくれたおかげだね』と、言ったら嬉しそうでしたよ」
距離をおくことで嫌味を回避
「親って言うのは、例えば子どもが宿題終わってやることやったとしてもゴロゴロ寝てると何か小言を言いたくなる。見えるから言いたくなるのであって、見えなければいい。だから実情はあまり言わないように心掛けてます」
「電話などもあまりしません。距離をおくことです。義母はもちろん、母だって受けた教育も違えば考え方も違うので諦めるしかないです。よっぽどのこと以外は話しません」
「義母も、専業主婦の私へ『うちの息子に感謝しなさい』が見え見え。そう言う人の思考って変えられませんから、あまり家庭の事情を話しません」
相手が見えるから目につくわけで、ほどよい距離感を保って見えなくしてしまえば不満も減。ほどよい距離感が肝心ですね。
マウントをとりたがる母や義母
「"娘や嫁が自分より幸せでいるのが許せない母親がいる"という文章を何かで見ました。実際、苦労した母から『あなたは楽をしている』と、言われ続けてうんざり。私が選んだ人生に、ケチを付けられているようで怒りと悲しさが混じった感情になります」
「母親や義母って、ときに自分と私とを比べてくるものですよね。そして、自分の方が優位に立ちたい。自分より弱者の兄弟には『あの子は可哀想なの』って援助したり、下着まで買ってきてあげたりする。だから、嘘でもこちらの可哀想さをアピールするようにしています」
もやもやする言葉を投げられても、一枚上手になってスルーしたり、相手に肯定の言葉を投げかけたりして、早めに切り抜ける方法を選ぶのが一番賢い対処法かもしれませんね。
(文・井上裕紀子)