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クリスマスに「サンタさんってパパなんでしょ?」上手にサンタクロースを卒業する方法

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サンタ帽子の小さな女の子はサンタクロースに手紙を書きます
Lakshmi3/gettyimages

子どもの「サンタさんが来るまで寝ない!」というかわいい言動。けれども小学生になる頃には友人から暴露され、サンタさんの真実を知るということも。「サンタさんはいるの?いないの?」問題をどのように子どもに伝えたのか『口コミサイトウィメンズパーク』のママのリアルな声と、放送作家、テレビのコメンテーターとして活躍する構成作家の野々村友紀子さんに聞いてみました。

サンタさんが来るのは小学生まで?各家庭の卒業シナリオ

――まずは、ママたちの声を紹介します。


■サンタを信じてる娘にいつ伝える?
「サンタさんを信じている小5の娘は、ツリーを1人で飾りつけ、パーティーをして、ワクワクしながら寝ます。『サンタさんは実はパパで、Amazonでポチってた!』なんてクラスメイトが言い出して、でも、天然な娘は『サンタさん来てくれないのかな?それだと可哀想だからパパが買ってるんじゃないのかな?』と。言わないままでいいのか、年齢的に真実を教えた方がいいのか…」

■小3の息子に怪しまれるも否定!
「うちの子、小3男児に『いい子にしてないとサンタ来ないよね?』と言うと、『お父さんが置いているんでしょ?』と。私は『お父さんじゃないよ』と、否定しました。これは本当です。実際、お母さんですから!」

■まだまだファンタジーは続きそう
「うちは小6ですが本人が言い出すまで、幸せな嘘でいいかなって思っています。私自身が子どもの頃に親にバラされてショック受けたので。たとえプレゼント欲しさに信じているふりをしているとしても、親もだまされていてもいいかなって(笑)。そういうファンタジーってことで。下の子がいるから、ファンタジーはまだまだ続きそう」

■親からは告げていません
「うちに中学生の娘がいますが、真実を知っているのか知ってないのかは、わからないです。小学生の間は普通にサンタさんからプレゼントを渡していました。サンタさんからのプレゼントは小学生の間までと伝えていたので、中学生からは、代わりに親からのプレゼントをあげています。親からは真実を告げてはいません」

■サンタは小学生までと伝えました
「サンタさんは娘が小6まで来ていました。ネタばらしはあえてしていません。ただ、我が家は『サンタさんは小学校まで、中学生からはお断りするよ』と小5くらいから伝えていました。そのかわり親がプレゼントします。『赤ちゃんは毎年生まれるから、サンタさん大変でしょう』と、娘に説明しました」

■10歳の時に手紙で卒業を伝えました
「子どもがガッカリするようなネタばらしを私はしたくなかったので、子どもたちには10歳のクリスマスに、サンタからの手紙で卒業を伝えました。うちは子どもが3人いるので、上の子たちは卒業してしばらくしてあーそういうことだったのねと、気づきつつも、空気を読んで下の子には知られないように親に協力してくれていました(笑)」

■上のきょうだいも応援するサンタの存在
「小4の末っ子は、まだサンタさんを信じています、たぶん。小4ともなれば、多少、怪しんでいるかも知れないけど、我が家は全力で『サンタさんが来たよ~』と毎年やっています。上の子どもに、『どうせ学校でバレちゃうけどね』と言うと、『サンタさん信じていた頃のクリスマスって最高にハッピーだったから、妹にもできるだけ信じていてもらいたい』と。そう聞いたら、親も頑張るしかないです(笑)」

サンタ問題はきょうだいがいるお友だちとテレビ番組に要注意!

2人のお子さんがいる野々村友紀子さんにサンタクロースのまつわるエピソードについて聞いてみました。

「クリスマスはサンタクロースに手紙を書いたり、ツリーを飾りつけたりと、しっかり準備して親子で楽しんでいました。子どもたちが目を覚まして真実に気づいてしまうという心配もあるので、プレゼントはリビングのツリーの下に置くと決めていました。子どもたちが小さい頃は、朝、目を覚ましてツリーに駆け寄る姿をビデオで撮影したものです。

サンタさんにお願いごとをする子どもたちのために、サンタさんからの手紙を専門の業者さんにお願いしていました。私が専用のお手紙ボックスを作って、あとで私が回収していました。子どもができるようになったことなど日頃の姿も事前に伝えておくと、手紙の内容に盛り込んでもらえるのです。かなり本格的なサンタさんからの手紙が届くので、子どもたちもとても楽しみにしていました。

当時サンタの存在を脅かす存在といえば、きょうだいがいる友だちとテレビでした。上にきょうだいがいる場合は、『サンタさんはいないよ。ママとパパだよ』なんて言われたりすることもありますよね。そして、要注意なのがこの時期のテレビ番組です。『サンタさんは何歳まで信じていましたか?』というインタビューがあると、そっこうチャンネルを変えていました(笑)。

一度、子どもから『サンタさんは高島屋でプレゼント買っているの?』と聞かれたことがありました。包装紙が一緒だということに気がついたみたいです。『サンタさんは忙しいからデパートと業務提携しているのよ』と誤魔化して、次の年からはラッピングし直しました(笑)

我が家では、サンタさんのいる、いないということははっきり伝えていません。けれども、子どもがサンタさんの正体に気づいているのかもと思ったのは、上の子が小6の頃です。一緒に玩具屋さんにいった時に、お店のレジの横に、我が家が利用していたサンタさんの手紙の広告が貼ってあったのです。子どもが広告を見たかも!と、慌ててその広告をはたき落としたい気持ちになりました(笑)。
でも子どもは、見ていないふりをしてくれて…。きっと6年生だったので親がサンタさんだということに気づいていたのかもしれませんが、一生懸命にサンタ役に徹している親の手前、広告を見て見ぬふりをしてくれたのだと思います。その時、バレたかもという寂しい気持ちの反面、親を気遣う子どもの成長した姿にちょっと感動しました。

サンタを信じていた2人の子どもたちも今では中学生に成長し、普通に親とクリスマスプレゼントの交渉をするようになりました。
小さい頃は、子どもたちの喜ぶ姿や、空に向かって『サンタさんありがとう!』とお礼を叫ぶかわいい姿を見たくて、クリスマスプレゼントをあげていたのかもしれません」

(野々村友紀子さん)

クリスマスは子どもにとっても親にとってもいい思い出になるものですね。サンタさんがいる?いない?なんて関係ないのかもしれません。
(文・酒井範子)


※文中のコメントは口コミサイト「ウィメンズパーク」の投稿を再編集したものです。
※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

野々村友紀子さん

PROFILE
大阪府出身。芸人として活動後、放送作家へ転身。夫は芸人・2丁拳銃の修士さん。現在は吉本総合芸能学院(NSC)東京校の講師、著書・脚本等の作家業に加え、メディア出演など多方面で活躍中。最新刊に『アカンヒトズカン』(学研プラス)など多数。

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