産前産後、捨ててすっきりしたもの1位は「服」。番外編では「夫への期待」も! さらにママを悩ます「捨てるタイミング」を専門家に聞きました。
「たまひよ」WEB・アプリユーザーに、「捨ててすっきりしたもの、捨てても困らなかったもの、なかなか捨てられないものなど、“捨てる”について、あなたのエピソードを教えてください」と募集したところ、たくさんのコメントが寄せられました。
「捨ててすっきりしたもの」でダントツ1位は「服」。その反面「なかなか捨てられないもの」では「タオル」「かばん」「手紙」「園の作品」という声がありました。「捨てるタイミングがわからない!」というお悩みの声をうけて、収納スタイリスト®︎・整理収納アドバイザーの吉川永里子さんにモノの捨て時についてアドバイスをいただきました。
捨ててすっきりしたものは「服」。空いたスペースは子ども用に
「育休中に20代の服をごっそり捨てました。体型はもちろんだけど肌の色も変わったせいか、あまり似合わなくて。今の自分に似合う服を揃えるって、気分が上がります」(まるくま)
「とにかく服、服、服。傷んでいる服は速攻で捨てて、あとは1枚残して2枚捨てるのペースで捨てました。買った時の喜びよりも、スペースが空く喜びの方が格段に上です!」(mako)
「そもそも今、着ている服ってどのくらい? と、夫と相談しながら進めたら半分になりました」(ほー)
「いつか…いつか痩せたら着るだろうとタンスにあった私の洋服たちに『ありがとう』と感謝しつつ別れを告げました。そしてこんにちは贅肉(笑)」(ゆっとん)
「私が子どもの頃に着ていた洋服を捨てました。我が子に着せたいと残してありましたが、あまりにも似合わず即捨てしました(笑) 洋服は収納に場所をとるので、もっと早く捨てればよかった」(にあたん)
一方で「どうしても子ども服は捨てられない」という声も
夫や自分の服をバッサバッサと捨てた、という声が集まる一方で「子どものサイズアウトした服をどうしても捨てらない」という声もありました。すると一工夫して残している母の声が届きました。
「夫は捨てろというけれど捨てられません。いくつかは人形の服にして、残りは押入れにしまってあります」(ちぃ)
「子ども服は肌着を含めてすべて保管しています。二人目のときにお下がりで使えるからって目論見もあるけれど、一番は今までの息子を忘れたくないから。おそらくこれからも捨てられないので(笑)洋服は厳選して買うようにしています」(さきママ)
「思い出深い洋服だけくるみボタンにして、あとはためらいなくバンバン捨てています。タンスはいつも余白スペースがあるからストレス0です」(ひいろまま)
捨ててすっきりしたもの番外編では「夫への期待」という声
「掃除がしにくいラグとコタツを処分しました。夫は渋りましたが押し切りました。
埃、砂、子どもの食べ残しなどの掃除が簡単になり、部屋を清潔に保てて快適です」(えみ)
「独身時代にコレクションした大量の漫画を売りました。今は忙しくて漫画を読む時間はないし、読みたい時はスマホアプリで読めるから後悔なし。空いたスペースは子ども用スペースになりました」(とどこ)
「私は思い出は大切にする派でアルバム、プリクラ手帳、年賀状などはすべて保管していました。でも子どもが生まれて、私の過去の思い出はどーでもよくなってきて(笑)。なにより子どもに面倒を残しちゃいかんなと思うので近々、処分するかも」(あゆりん)
「“家事のこだわり”です。“こだわり”を捨てたら、夫が気まぐれでしてくれる洗濯干しや食器洗いに、感謝の言葉を言えるようになりました。あまりにひどい場合は、あとでこっそり直すこともありますが(笑)」(あまり)
そして番外編では
「出産後、一番捨ててよかったのは旦那への期待です」(オツボネドロップアウト)
という、ドライな声も少なからず届きました。「わかるわぁ」という、共感の声とともに「捨てていいのかしら」という悩める声が聞こえてきそうです。
タオル、下着、かばん、手紙、園の作品は、捨てるタイミングがわからない!【専門家に聞く】
アンケートでは「なかなか捨てられないもの」として、多かったのがタオル、下着、かばん、手紙、園の作品などです。そこで収納スタイリストの吉川永里子さんに聞きました。
「食品や洗剤など使っているうちに消耗していくものは、『使い切る瞬間』がやってきます。
でも、タオル・下着・かばんなど、最後まで使い切るとは限らないものは、捨てどきを迷いがち。
タオルは、2年くらいを目安に全部入れ替える習慣を持つのがオススメ!年末の掃除などに古いタオルは雑巾として使ってしまい、新年に新しいタオルに一新!気持ちも部屋もスッキリします。
下着の理想的な寿命は、なんと1年と言われてます!基本的にショーツの方が傷みやすいので、ショーツが汚れたり伸びてたタイミングで、ブラも合わせて換えましょう。
かばんは、素材によって捨てどきが左右します。合皮や布製のバッグは、持ち手や底付近が擦れたり、ひび割れてきたらサヨウナラしましょう。
本革の場合はお手入れすればかなり長持ちしますが、表面がベタベタしてきたら処分を考えるサインです。
手紙や写真、子どもの作品など思い出のあるものについては、いつ捨てるかというより、保管する容量を決めることが大切。思い出ボックスなどを作って、その箱がいっぱいになったらどれか捨てるという流れを作りましょう!
どんなものにおいても、大切なのはちゃんと使うこと。ちゃんと使えば、ありがとう〜という感謝の気持ちで捨てることができますよ!」
吉川永里子(よしかわ えりこ)
5人のママで、片づけられない女だった過去の経験を活かして、収納スタイリスト®︎・整理収納アドバイザーとして活動する片づけのプロ。「片づけはストレスフリーに生きる近道」をモットーとし、個人宅のアドバイスから雑誌やテレビの出演・講演など幅広く活動します。
文/和兎尊美
※文中のコメントは「たまひよ」WEB・アプリユーザーから集めた体験談を再編集したものです。
※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。
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