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赤ちゃんが飛行機で泣かない時代がやってくる!?

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家族旅行や帰省に飛行機を使いたいけれど、赤ちゃんの泣き声でまわりの人たちに迷惑をかけてしまうのではないか心配――。そんな理由から、「交通手段を変えた」「行き先を変えた」「旅の計画そのものを中止にした」といった経験のある家族はとても多いことでしょう。

「もっと気軽に、赤ちゃんと一緒に飛行機に乗れたらいいな」

そう願うママ・パパに朗報です。全日本空輸(ANA)、コンビ、東レ、日本電信電話(NTT)の4社が合同で、「赤ちゃんが泣かない!?ヒコーキ」プロジェクトを立ち上げたのです。10月1日には、プロジェクトの概要を説明する記者会見が成田空港(千葉県)で開かれました。各社がそれぞれの強みをいかして、赤ちゃんが飛行機で泣く原因のひとつといわれる「耳痛」を解消するための「耳抜きグッズ」の開発などに取り組むのだそうです。

赤ちゃんの「耳痛」対策に使えるグッズ

そもそもなぜ飛行機で耳が痛くなりやすいのかというと、高度が上がるにつれて機内の気圧が変化するから。大人が耳痛を解消するには、あくびをする、あめをなめる、鼻をつまんで耳から空気を外に押し出す、といったことなどが対策として挙げられますが、赤ちゃんは自分でそのような「耳抜き」をすることができません。ではどうすればいいのか。

「赤ちゃんが泣かない!?ヒコーキ」プロジェクトの会見後、3才未満の赤ちゃん36人とその家族を乗せたチャーター便で、赤ちゃんがどういう時にどのくらい快適になるのか、あるいは不快になるのかをモニタリングするための試験飛行が行われました(その模様は次回お届けします)。その際に赤ちゃんの耳抜きを助けるグッズとして用意されたのが、コンビの「テテオ マグストロー」と「テテオ 口内バランスタブレットDC+」です。なぜこの2つが用意されたのでしょうか。コンビのプロダクトセンター企画室マネジャー・亀井百恵さんにお話を伺いました。

「赤ちゃんの耳の痛みを和らげるには、飲み物や唾液を飲むことが効果的といわれています。そこで今回は、水分補給に便利なマグストローと、1才半以上のお子さまが食べることのできるタブレットを用意しました。マグストローは、事前にいくつかの弊社製品を地上で試してみてから、機内で扱いやすそうなものを選びました。また弊社タブレットは、真ん中に穴があいていて、気管をふさぎにくい形になっています。むし歯の原因になりにくい成分が配合されているので、歯の健康が気になる親御様も安心してお子さまに食べさせられるのではないかと思います」

ちなみにこのタブレットは、9種類の味があるのだそうです。今回は人気のぶどう味が用意されましたが、赤ちゃんの好みに合わせると、機内のちょっとしたお楽しみになるかもしれません。

「hitoe®」で赤ちゃんの心拍数をモニタリング

試験飛行中の赤ちゃんの様子は、東レとNTTが開発した「hitoe®」という機器によって、心拍数がモニタリングされました。もともと成人向けに医療やスポーツで使われていたものを、赤ちゃん用に応用し開発。
赤ちゃんの心拍数を、専用の見守りアプリ「hitoe®BABY」で読み取ることで、今快適な状態なのか、それとも何か不快なことがあるのか、ひと目でわかるようになっています。

画面ではキャラクターが、しゃべることのできない赤ちゃんの「楽しい」「いやだ」といった気持ちを代弁してくれるため、赤ちゃんの号泣を親が前もって知ることができ、あやすなどの先手を打つことができます。
これらはまだ開発途中の段階ですが、今後データを集めていく中で、正確性を向上させていくようです。赤ちゃんとの新たなコミュニケーションツールにもなりそうです。

親としては、機内で少しでも赤ちゃんを快適に過ごせるようにしてあげたいし、まわりのお客さんにも迷惑をかけたくないもの。しかし自分たちだけでは、解決できない問題もたくさんあります。企業が集まってこうした取り組みを始めたことは、とても心強く感じられますね。ちなみにベビー用品を扱うコンビと、航空会社とのコラボも、かなり珍しいことなのだとか。
さて次回は、ひよこクラブ編集部も同乗した試験飛行の機内の様子をお届けします。赤ちゃんたちの「泣かない」は実現したのでしょうか?(取材・文/香川 誠、ひよこクラブ編集部)

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