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梅雨時期に試したい!睡眠の質を上げる室内遊びって?月齢別で紹介【米国IPHI公認・乳幼児睡眠コンサルタント】

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赤ちゃんの母親へのクロール
AntonioGuillem/gettyimages

梅雨の季節に入りました。赤ちゃんの睡眠の質を上げるためには、適度な運動が大切ですが、雨の日が多く、外遊びがグンと減ってしまうもの。室内遊びでいかに体を使うかがポイントになってきます。そこで、赤ちゃんの発達別に、睡眠の質が上る遊び方を、愛波文さんに教えてもらいました。

日本人初の米国IPHI公認・乳幼児睡眠コンサルタントの愛波文さんが、米国NYから情報を発信!  「愛波文さんのぐっすりねんねROOM #39」

体を使った室内遊びは、赤ちゃんの様子を見ながら試すことが大切

体を使った遊びは、赤ちゃんそれぞれの発達に合わせて、行うことが基本です。機嫌が悪いときや嫌がるときは無理にしなくて大丈夫。様子を見ながら、ママ・パパも楽しんでトライしてみて。

【0~4カ月ごろ】数秒間、うつぶせの姿勢にしてみる

赤ちゃんが起きている時間に、数秒“タミータイム”を行ってみましょう。もちろん、赤ちゃんの機嫌がいいときに、数秒からスタート。
うつぶせにさせたら、目を離さず見守ることが必須です。

“タミータイム”とは、「はらばい練習」「うつぶせ練習」「うつぶせ遊び」という意味です。

私が息子2人をアメリカで出産したときは、小児科の先生から「生後48時間たったら、タミータイムにトライして」とアドバイスをもらい、毎日取り入れていました。
うつぶせにすることで、頭の絶壁予防、首・肩・上半身の筋肉の発達を促す、運動能力・呼吸器の発達を促す、寝返り・はいはい・おすわりなどに必要な筋肉の発達を促すことにつながるとのお話でした。

詳しい方法はこちらをcheck

【5~6カ月ごろ】寝返りをサポートし、体をひねって遊ぶ

この時期は、寝返りをし始める子も。あお向けに寝かせると体をひねる、足を交差させるように動かすなどしていたら、そろそろ寝返りをするころかもしれません。

ママ・パパは赤ちゃんのおしりに手をあてて軽く動かし、寝返りを促してみましょう。赤ちゃんは、寝返りを体感すると、達成感を味わえるし、またやってみようという気持ちになるかも。
寝返りをしたあとは、そのまま“タミータイム”(うつぶせ遊び)にトライしてもOK。
うつぶせになった赤ちゃんの目の前に鏡を置くと、自分の顔を見て喜ぶこともあるので試してみても。

朝寝・昼寝・夕寝から起きてから30分くらいたって、赤ちゃんの機嫌がいいときに遊んでみましょう。

【7~8カ月ごろ】たかいたかいやずりばいで遊ぶ

長男が音の鳴るおもちゃを、はいはいで取りに行って遊んでいる様子

赤ちゃんのおすわりが安定したら「たかいたかい」を試しても。いろいろな高さで試したり、クルクルと回って動きを体感させてあげたりアレンジしていい刺激をプラス。
ただ、ダイナミックな動きを怖がる子もいるので、反応を確かめながら、少しずつトライしましょう。

このころは、動きがだんだん活発になってくる時期。おもちゃを少し遠くに置き、ずりばいしながらおもちゃを取りに行く、などという遊びも体力を使うのでおすすめです。

朝寝~昼寝、昼寝~夕寝の起きている時間それぞれに、まずは数分でもいいので、取り入れてみましょう。

【9~10カ月ごろ】はいはいでおいかっけこ遊び

はいはいするようになり、後追いも始める時期。はいはい遊びは、体力を使ういい運動になります。
ママ・パパがタオルなどを持ち、赤ちゃんの目の前でゆらゆらさせながら移動し、赤ちゃんはタオルをはいはいで追いかけっこ。
また、ママ・パパもはいはいポーズで赤ちゃんを追いかけたり、ソファなどに隠れていないいないばあをする遊びもかなり体力を使います。このいないいないばあは、「外に見えていなくても、ちゃんとママ・パパは近くにいる」、ということを学習する遊びにもなるようです。

朝寝~昼寝、昼寝~夕寝の起きている時間に、取り入れてみて。この時期は1日3回食になるので、空腹でグズグズしていたら、まず離乳食タイムにし、そのあとに遊びましょう。

【11カ月~1才ごろ】つかまり立ち遊び、ボール遊びを

つかまり立ち、伝い歩き、よちよち歩きを始めている子は、はだしで廊下などを歩いてみましょう。ママ・パパが赤ちゃんと手をつなぎ、ゆっくりとあんよの練習をしてみて。

そのほか、ボールを使った遊びもおすすめ。まず、2つのかごなどの容器を離して置きます。一方のかごにボールを複数入れ、もう一方のかごに、ボールを1つずつ入れていく遊び。最初はママ・パパがやって見せてみて。
慣れてくるとエンドレスで遊んでくれるので、体力も使うはず! ボールのかわりに、積み木やぬいぐるみなどでもトライしても。

朝寝~昼寝、昼寝~夕寝の起きている時間に遊んでみましょう。
夜寝る前に遊ぶと、子どものテンションが上がって、寝る気がなくなってしまうので注意して。

ママ・パパは遊びながら、実況中継をするイメージで、「じょうずに体がねじれたね~」など、声かけを意識しながら遊ぶと、コミュニケーションや言語発達も促すことができると思います。
子どもと遊ぶことは、子ども本人だけではなく、ママ・パパの体力づくりにもなるので、夜は家族みんなでぐっすり眠れるように(笑)。室内遊びをたくさんして、梅雨を乗りきっていきましょう。

文・監修/愛波 文さん 構成/ひよこクラブ編集部

■記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

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