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揚げ物の温め直しだけじゃもったいない!意外と便利なアルミホイルの活用術。ママたち&専門家アイデア

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アルミ箔
pic_studio/gettyimages

頻繁にラップは使うものの、「アルミホイルはそれほど使わない」という人もいるようです。口コミサイト「ウィメンズパーク」に寄せられた、ママたちのアルミホイルの活用方法と家事研究家 高橋ゆきさんのアドバイスをお届けします。

私のアルミホイル活用法

まずは、ママたちのアルミホイルの活用方法をご紹介します。

■冷凍保存に活用
「から揚げや、フライが余った時にアルミホイルで包んで冷凍したり、惣菜をオーブントースターで温めに使ったりしています」

■掃除に重宝します
「オニギリを包む♪ あと、キッチンがIHクッキングヒーターなので、アルミホイル+クレンザーで天板の掃除する時に重宝しています」
※機種によって、アルミホイルが使えないものもあるので注意しましょう。

■お弁当のアルミカップにも
「トースターに敷いて揚げ物を温め直したり、お餅焼いたり、カリカリベーコンを作る時に使っています。そのほか、フライパンに敷いて魚を焼いたり、お弁当のアルミカップ代わりにしたり、あと煮物の落とし蓋にも使います。好きな大きさにできるので結構、役立ちます」

■我が家では、料理に大活躍!
「うちは、肉を焼く時にかぶせたり、食パンを冷凍する時に包むのに活用したりしています。我が家では結構よく使うので『買い足さなきゃ!』と思っているところです(笑)」

■落としぶただけなく、アクとりにも
「落としぶたにして使うと引き上げる時にアクがくっついてきて一石二鳥。あとは茶碗蒸しを作る時、ふたを使うと狭くなって数が並べられないので、アルミホイルをふた代わりに」

■揚げ物の温めなおしにひと工夫して活用
「おもに揚げ物の温めに使います。唐揚げやコロッケ、トンカツ、天ぷらなどをオーブントースターや魚焼きグリルで温める時に、下に敷きます、テフロン加工したホイルでしたらそのまま。普通のアルミホイルなら、軽くクシャッとしてから少し広げて、凸凹のある状態にして、その上に載せます。温め終わってから見ると驚くほど油が落ちています」

■ゴボウの皮むきに
「シリコン樹脂加工のホイルを、ぐちゃぐちゃにしてからゴボウの皮むきに使っています。皮むきというより、こすって泥を取っています」

■おにぎりはラップよりアルミホイル
「おにぎりは、アルミホイルで包んだほうがおいしいです。ラップ派でしたが、アルミホイルにシワをつけて包むと海苔もくっつかないし、ほどよく湿気が抜けてベチャベチャになりません」

■コンロまわりに活用
「ガスコンロの周りの余白や、ガスコンロをビルトインした周りの部分などにアルミを敷いています。汚くなったら取り替えています」

■フライパンのふたとして
「フライパンのふたとして使って、毎回捨てています。ふたを洗うのが面倒なので(フライパンのふたを食洗機に入れて、ガラスと金属のつなぎ目の辺りが錆びてしまった)。くっつかないホイルは魚焼きグリルに敷いて、洗わずに済むようにしています」

アルミホイルは料理だけでなく、掃除や洗濯にも大活躍!

まだまだある!アルミホイルの活用術について、家事のプロである高橋ゆきさんにアドバイスいただきました。

「ママたちもいろいろな使い方を実践されていますね。みなさんもご存じのように、アルミホイルは、万能です。
ラップほど活用できないというイメージがあるかもしれませんが、掃除や洗濯、料理など多岐にわたり活躍してくれます。

例えば、排水口のぬめりとり。アルミと水が反応して金属イオンが発生することで細菌の繁殖を防ぎます。アルミホイルを小さめに丸めて2~3個ほど入れておくとよいです。汚れてきたら捨てて、取り替えましょう。

焦げたフライパンなどの洗い物の掃除にも活用できます。アルミホイルを丸めてゴシゴシ洗うことで焦げを削り落とすことができ、使い捨ての掃除道具になります。(※ただし、素材には注意が必要です)

アルミホイルをテニスボールほどの大きさに丸めて、洗濯物と一緒に洗濯機に入れるだけで静電気防止になります。
お弁当に詰めた中身の味が混ざらないように仕切りにも使えます。飲み切れなかった空き瓶や、カンのフタとして、アルミホイルを被せて口の部分を絞っておくことで、空気を遮り、雑菌予防にもなります。

ママたちが温めに活用しているアルミホイルですが、ただ敷くだけでなく、食材を包んでホイル焼き状態にしたりすることもオススメです。
使い終わったアルミホイルがきれいな状態であれば、丸めて排水口のぬめり取りに使うなど再利用も可能です。
そのほか、災害時にお皿の上に敷いたり、防寒用に使ったりするといった用途もあります。
アルミホイルには、まだまだ可能性があるので、工夫しながら活用してみてはいかがでしょう」(高橋ゆきさん)

アルミホイルは活用頻度がそれほどないと思っていましたが、ママたちや高橋さんのアイデアを参考にすると、かなり活用の幅が広がりそうですね。
(取材・文/酒井範子)

高橋ゆきさん

PROFILE
家事研究家。家事代行サービスのパイオニアであり、リーディングカンパニーである、株式会社ベアーズの取締役副社長。社内では主にブランディング、マーケティング、アライアンス、新サービス開発、人材育成DX推進担当。家事代行サービス業界の成長と発展を目指す一般社団法人全国家事代行サービス協会の会長を務めるほか、家事研究家、日本の暮らし方研究家としても、テレビ・雑誌などで幅広く活躍中。

※文中のコメントは「ウィメンズパーク」(2022年1月末まで)の投稿を再編集したものです。
※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

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