子ども5人の収納スタイリストが提案!子どもが自分で読みたくなる絵本収納のポイント3つ
子どもにはたくさん絵本を読んでほしい!と思いませんか?
お気に入りの絵本を何度も読む姿も可愛いですが、いろいろな種類の本を手に取って、たくさん世界を広げてほしいな〜とも思います。すすんで絵本を読んでもらうには、「興味を持ってもらうこと」と「自分で手に取れること」が大事!
今回は筆者が自宅でも取り入れている、つい手に取りたくなる絵本の3つの収納ポイントをご提案します♪
【教えてくれたのはこの人】
吉川 永里子(よしかわ えりこ)
5人のママで、収納スタイリスト®︎・整理収納アドバイザーとして活動する片づけのプロ。
片づけられない女だった過去の経験を活かし、「片づけはストレスフリーに生きる近道」をモットーに活動。
個人宅のアドバイスから雑誌やテレビの出演・講演など、幅広く暮らしの提案を行っている。
インスタグラムやブログも好評。
ポイント1:取り出しやすい仕組みにする
まず子どもが自分で絵本を取り出せるような仕組みにすることが大切です。
手が届く位置に、ゆとりをもって収納するようにしましょう!
本棚やカラーボックスをつかうなら…
安全面を考慮して、収納する位置は一番下段に。
ブックエンドやファイルボックスを使って、本が横倒れしないように工夫してあげるとGood!
カゴやボックスをつかうなら…
フタなしで大きすぎず、できるだけ中が見えるようなものを選んで。
中にはたくさん入れすぎず、最近のお気に入りの絵本を選んで入れておきましょう!
ポイント2:表紙が見えるような収納にする
まだ文字の読めない子どもは、何を見て絵本を選んでいるのでしょう?
そう、描いてある絵を見て選びますよね。
そのため、できるだけ表紙が見えるように、絵本を収納してみましょう!
絵本専用の棚は、表紙が見えるように入れられる部分があるので、そこにしまう絵本を定期的にチェンジしていきましょう。
そうすることで、子どもがいろいろな本を手に取ってくれるようになります。
専用の本棚がない場合は、ブックエンドや小さなイーゼルを使って、絵本収納の側に「ママのおすすめの1冊」を飾ってあげるのもいいですね♪
図書館などで本を借りてくる場合は、季節感のある絵本を飾ると1年中楽しめます。
ポイント3:寝室にミニブックコーナーを作る
寝る前に絵本を読んであげている方は多いはず。
普段の絵本収納コーナーから寝室が遠い場合は、寝る場所の近くにちょこっと絵本が置けるコーナーを作るのもおススメです。
本棚やカゴを置かなくても、枕元に小さなファイルボックスを置いて収納するだけでOK!
筆者のおすすめは、飾りながらお気に入りの絵本を数冊置いておける「壁に付けられる長押」。
無印良品などで売っていて、賃貸住宅でも大きな穴を開けずに取り付けることができます!
寝室の壁に子どもの手の手の届く高さで設置して、おやすみブックコーナーにしています。
【無印良品】壁に付けられる家具長押
デジタルネイティブな時代に育つ子どもだからこそ、手触りや重さ、めくった時の音を感じる絵本にたくさん触れてほしい!
そのためにも、子どもが手に取りたくなるような工夫をして、絵本を通じていろいろなものごとに興味関心をもってもらいたいものです♪
(文:収納スタイリスト 吉川永里子)