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「片づけられない子はいない」子ども5人のママが断言!片づけられる親子になる4つのステップとは?【整理収納アドバイザー】

更新

まもなく今年も終わりが近づいてきました。
どうしても年の瀬になってくると、家の中の片づけを意識しますよね。
筆者も元々は片づけられない女…
片づけられないまま子どもが5人も居たらと思うと、正直ゾッとします(笑)
家族みーんな片づけが苦手で、家の中が散らかっているという方は、大掃除をキッカケに親子で片づけを始めてみませんか?
簡単&スモールステップで片づけにトライして、来年こそスッキリ快適なお家を手に入れましょう♪

【教えてくれたのはこの人】
吉川 永里子(よしかわ えりこ)
5人のママで、収納スタイリスト®︎・整理収納アドバイザーとして活動する片づけのプロ。
片づけられない女だった過去の経験を活かし、「片づけはストレスフリーに生きる近道」をモットーに活動。
個人宅のアドバイスから雑誌やテレビの出演・講演など、幅広く暮らしの提案を行っている。
インスタグラムブログも好評。

片づけられない子どもはいない!

まず言わせてください!
長年、そして何人もの子育てしていて確信したのは「片づけられない子どもはいない」ということです。
私も子どもの頃から片づけが大の苦手でしたが、実は理由は明確なのです。
それは、育った環境が片づいていなかったから!
つまり、部屋が整理されてわかりやすいルールのある環境で育った子どもは、ある程度片づけスキルが身についていきます。
でも片づいていない環境で育つと、いつもどこにモノがあるかわからない…どこに戻せばいいかわからない…と、どうしたらいいのか正解がわからないのです。
勉強だって、スポーツだって公式やルールを知らなかったらできませんよね?それと同じなのです。

最初のステップはゴミを捨てること!

まず最初に大掃除と題してやってほしいのは、家の中のゴミを捨てること。
迷うモノは一旦手をつけなくてOK。
とにかく親子で「明らかなゴミ」を処分しまくりましょう(笑)
それは落書きした紙切れから、粗大ゴミまで。
捨てないとな…捨てればいいんだけど…というモノを徹底的に見つけて処分しましょう。
そして残ったモノは部屋の1箇所にぎゅーっと追いやって、掃除機や雑巾がけをしてキレイにします。
この時、子どもの方がモノを捨てることに勢いがつく場合があります。
その時は、大人のもったいないとか、まだ使えるといった感情は出さずに、すべて子どもに任せてゴミ袋に入れてもらいましょう。

次のステップは収納スペースを区切ること!

片づいていないお家に多いのが、個人個人のスペースや、モノの種類ごとの「しまう場所」がごちゃごちゃで、収納スペースが定まっていないケース。
「自分の場所=パーソナルスペース」という感覚はとても大切です。
自分のモノはいつでもココにある!と思えると、安心とともに、その場所は自分なりの秩序を持ってキレイにしようと思えるようになります。
これはたとえ2−3歳の子どもでもそう。
住宅事情で個室がなくても、棚の1段ずつをパパ・ママ・兄・弟と分けるだけでも十分。
大掃除をきっかけに、①家族それぞれが使うスペース ②リビングなど個人モノを置いてはいけないスペース をしっかりと決めましょう。

そして最も重要なステップは使っているモノを選ぶこと!

本来片づけの一番最初のステップは「モノの取捨選択」です。
取捨選択とは、「使っているモノ」と「使っていないモノ」の区別です。
散らかった家の場合、使っていないモノが半分以上を占めることもしばしば。
家の中には、ゴミではないけど、よく考えるともう使ってないというモノがたくさん潜んでいます。
区別をするときは、「1年以上使っていないモノ=使っていないモノ」を基準として厳しく選定。
特に子ども関連のモノは、すぐにサイズアウトしたり出番がなくなるので、しっかり見極めましょう。
子ども自身に選んでもらうときには、何と声がけするかが重要です。
「このオモチャ遊んでないから捨てていいよね?」など処分を強要する言葉ではなく、「お兄さんになったからもう遊ばないオモチャがあったら教えて?」と、前向きな言葉を選ぶようにしましょう!

最後のステップは収納の定位置を決めること!

使っているモノがしっかり選び取れたら、最後は収納をしていきます。
片づけをしよう!と思うと、どうやって収納しよう?と収納のことから考え始める人が多いのですが、それはNG。
収納はあくまでも、整理の作業で使っているモノだけを選んだ後に行う、最後のステップなのです。
使うモノだけが選ばれていれば、収納自体は難しくありません。
使う人の身長に合わせて、一番使うモノを目線からお腹くらいの場所にしまいます。
それより上や下のスペースには、使う頻度の少ないモノを収納していきます。
子どもの収納は、なにより「自分で取れる・戻せる」ことに重きをおいて、収納用品を選びましょう!
しまう場所が決まったら必ずラベリング(収納するモノを名前をラベルで表示)します。

年末年始は片づけモチベーションが自然と上がるタイミング!
クリスマスのプレゼントも待ち侘びながらだと、子どもの片づけに対する意欲も上がります。
ぜひ大掃除をきっかけに、親子で一緒のタイミング、レベル、歩幅で片づけに取り組んでみて下さい!

(文:収納スタイリスト 吉川永里子)

吉川 永里子 インスタグラム

吉川 永里子 ブログ

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