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娘が生まれて夫婦で成長できた!最後は笑いにかえられる家族に。不妊治療を経て、第二子妊娠を発表した、たんぽぽ・白鳥久美子さん

更新

二度の不妊治療を乗り越え、先日、自身のYouTubeチャンネルで第二子妊娠を発表した、たんぽぽの白鳥久美子さん。夫・チェリー吉武さん、そして2歳になる娘・チェリ子ちゃんとの日々、また夫婦で芸人をしながらの子育てについてお聞きしました。

家事をほとんどしなかった夫が、 娘の成長とともに“パパ”になっていった!

今年のGWは、家族でお出かけ。ご主人は娘さんのよき遊び相手だそう。

――娘さんの子育てについて教えてください。

白鳥さん:娘は今月で2歳になります。9カ月の頃から保育園に通っていて、私が妊娠してからは、保育園の送り迎えは夫が基本的にしてくれています。

夫は保育園の送り迎え以外にも、娘にごはんを食べさせたり、着替えをさせるなど、子育ては積極的にしてくれます。あとは、娘と遊ぶのがとにかく好きで、二人で勝手に出かけちゃったりすることも多いんですよ。

実は、娘が生まれるまでは、夫は家事をほとんどやったことはなかったんです。私もそういうことが嫌いではなかったので、私が全部やってしまっていたところがあって。でも、娘が生まれて育児だけでも大変なのに、なんで自分だけ家事まで全部やらなきゃいけないの!って一度キレてしまって。それからは、娘のことも家のこともやってくれるようになりましたね。

――チェリーさんはパパになって、変わりましたか?

白鳥さん:すごく変わりましたね。一人目を妊娠中の時は、おなかのエコー写真を見せても、「ほ〜」って言うぐらいであまり反応がなくて、「この人、無関心なのかな?」と思っていたんです。それで、パパママ教室に無理やり連れて行ったり、育児雑誌に載っている赤ちゃんの成長過程を見せて、「今、この時期です!」ってアピールしてみたり。それでも、いまいちピンと来ていなかったみたいですね。

でも、娘が生まれて1歳を過ぎた頃から、コミュニケーションも取れるようになってきて、前のめりに子育てに参加するようになりましたね。今では、娘のよき遊び相手になってくれています。娘のことになると、こんなに一生懸命やってくれるんだとびっくり。子どもの成長とともに、夫もお父さんとして成長してくれたんじゃないかなと思います。

――ご主人とは、子育てはどのように分担しているんですか?

白鳥さん:夫とは、スケジュール管理アプリを使って、お互いに仕事が入ったら予定を書き込むようにしています。それを確認しながら、日々の子育てをしている感じですね。保育園から急に呼び出しがあってもいいように、どちらかは動けるような体制にしています。それでも、二人とも仕事が重なってしまうことはもちろんあるんですが。

我が家は夫の仕事上、どうしてもワンオペになってしまう期間があります。夫が海外の仕事が入ってしまうと、長く家を空けてしまうので、それは大変ですね。娘が5カ月ぐらいの時に、夫が仕事で一カ月いないことがあって、それはメンタル的にも参りました。その間もできる範囲で仕事はしていたのですが、まだ保育園には入っていなかったし、認可外保育園も空きがなかったので、仕事場に連れて行ったり、母に来てもらったりしていました。

これからは子どもが二人になるので、ますます大変になりますよね。少しずつ体制を整えないといけないんですけど、今はあまり考えすぎないようにしています(笑)。

子どもには好きなことをのびのびと 最後は笑いにかえられる子になってほしい!

ご自宅で、お絵かきをして遊ぶ白鳥さんと娘さん。

――これまでの子育てでうれしかったことや、娘さんの成長を感じたことを教えてください。

白鳥さん:保育園の先生から、泣いている友だちをよしよししてなぐさめていましたよとか、そういった私たちの知らない一面があることを教えてもらうと、成長したんだなとうれしく思います。家では私たちに甘えているんでしょうけど、保育園ではお弁当をしっかり食べたり、先生のお手伝いをしているみたいで、そんなことができるんだな〜と。

あと、最近は私たちがテレビに出ているのがわかってきたみたいで、「とっと、いる」「かっか、いる」と言ってくれるようになりました。下手なことはできないですね(笑)。

【七夕の思い出】家族みんなでお願い事をしました

――ご主人と娘さんと一緒に、YouTubeチャンネルで動画を配信されていますが、どんなことを発信していきたいですか?

白鳥さん:チャンネルを観てくださっている方は、私たちと同世代か、私の親世代の方が多いので、まさに親戚の人が観てくれているようなチャンネルなんですよね。派手なことをやるよりは、日常の切り抜きという感じで発信しています。一緒に住んでいるみたいな感覚で楽しんでもらえたらいいかなと思っています。

コメント欄も、親戚のおばさんからメッセージをもらうような感覚です。「大きくなりましたね〜」とか「私の時はこうしましたよ」と、自分の子育てを振り返ってアドバイスをしてくれたり。同世代で、今まさに子育てをしている方からは、共感やアドバイスのメッセージをもらったりもして、いつも参考にさせてもらっていますね。

これからはもう一人増えるので、そんなバタバタな感じを、包み隠さずに発信していけたらいいかなと思っています。

――子育てでモットーにしていること、大切にしていることを教えてください。

白鳥さん:私たち二人とも芸人をやってきて、親にも迷惑をかけて好き勝手やってきたタイプなので、私たちからは子どもにいろいろ口出しせず、のびのびと育てようねと話しています。頭ごなしに「あれやれ、これやれ」「こうしなきゃダメ」と決めつけるのではなく、子どもが自分から好きなことを見つけられるように育てていきたいですね。

それから、子どもには明るく、何でも笑いにかえられる子になってほしいです。これから辛いこともたくさんあると思うんですけど、そんな時こそ、笑いって大事だと思うんですよね。泣いている子がいたけど、ギャグを見せたら思わず笑ってくれたとか、お友だちと喧嘩をしていたけど、ギャグをしたら楽しい雰囲気に変わっちゃったとか……。そんな子になって欲しくて、今はいろんな方のギャグを子どもに伝授しています。村上ショージさんの「ドゥーン」は、娘もできるようになってきました(笑)。

――妊活や子育てを通じて、周囲との関係性は変わりましたか?

白鳥さん:すごく感謝するようになりましたね。いつも、まわりに支えられているな〜と思っていた反面、どこかで“一人でがんばれている”と言う驕りもあったと思うんです。でも、治療で仕事を休まなくてはいけない時や断らないといけない時も、表立ってやってくれたのは会社のマネージャーさんで、本当に感謝しています。

それから、相方の川村さんも、子どもが産まれてからもいろいろとサポートしてくれています。子どもが熱を出して楽屋に連れて行かなくてはいけない時も、嫌な顔ひとつせずに、一緒に子どもの面倒を見てくれたりします。

頭では、人に支えられていると理解はしているつもりだったけど、体感として、こんなに助けてくれる人がまわりにいるんだと最近は感じるようになりました。子育てってひとりではできないなとあらためて思いますね。昔は、頭を下げるのが嫌な自分がいたんです。でも今は、「子どもを連れて行ってもいいですか?」とか「助けてください」と言わなければいけない場面が増えて、素直に頭を下げられるようになりました。私としては、成長できたのかなって思うんです。助けてくれる人がまわりにたくさんいる環境は本当にありがたいことなんだと、親になって気付かされましたね。

娘さんとご主人、おそろいのさくらんぼTシャツでペアルック。

――これからもうひとり増えて、どんな家族になりたいと思っていますか?

白鳥さん:北斗晶と佐々木健介さんみたいなファミリーになりたいですね。おっかさんが強くて、お父さんがそれをやさしく見守ってて、お子さんものびのびといい子に育っている、そういう家族が理想ですね。

夫は自分と同じ衣装を子どもに着せて、一緒にネタをやりたいみたいです。娘は嫌がるんじゃないかと思っていますけど(笑)。いろいろなことがあっても、最後は笑えるような家族になりたいですね。

取材・文/内田あり、たまひよONLINE編集部

●この記事は個人の体験を取材し、編集したものです。
●記事の内容は2023年8月の情報で、現在と異なる場合があります。

<プロフィール>
白鳥久美子さん

お笑い芸人。1981年生まれ、福島県出身。2008年、川村エミコとともにお笑いコンビ・たんぽぽを結成。2018年、芸人・チェリー吉武と結婚。

YouTubeチャンネル「たんぽぽ白鳥&チェリー吉武」

白鳥さんの公式ブログ

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