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【月齢別】0才児ベビーの6月の様子&お世話ポイント

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お誕生月別に6月の赤ちゃんの様子&お世話ポイントをご紹介!

1月生まれちゃんから順にご紹介します。お子さんのお誕生月の情報をチェックしてくださいね。

1月生まれ(生後5ヶ月):人見知り・夜泣きが始まる子も!

周囲を認識する能力が発達してくるため、ママやパパと他人の区別ができるようになります。早い子では、人見知りが始まることも。見知らぬ人を警戒するようにジッと見つめたり、抱かれるのを嫌がって顔をそむけたり、泣いたりします。

夜泣きを始める赤ちゃんもいます。昼間の活動不足、初めての場所へのおでかけ、夜更かしなどが刺激になっている場合や着せすぎの場合などに夜泣きをすることがあります。原因が思い当らない場合は、背中をトントンする、抱っこする、麦茶を飲ませるなどの工夫をしながらつき合ってあげましょう。

そろそろ離乳食を始めるころですが、生まれたばかりの赤ちゃんは口の中にものを入れると、舌で押し出す反射があります。この反射が残っているようだと、スプーンで食べるのは難しいので少し様子を見て再チャレンジを。生後6ヶ月の間には始めましょう。

2月生まれ(生後4ヶ月):首がすわっておでかけも楽に!

首すわりがゆっくりだった赤ちゃんも、このころにはほぼ完全にすわります。うつぶせにすると両腕で上半身を支えて胸を床から離し、頭を上げていられるようになるので、うつぶせで遊ぶのが好きな子が増えてきます。

また、「昼は起きて夜は眠る」という昼夜のリズムが整ってくるので、規則正しい生活を心がけていきましょう。夜は寝る1時間くらい前におふろに入ってパジャマに着替え、部屋を暗くして眠りにつきやすくする、朝は決まった時間に起こして顔をふき、昼間の服に着替える、いつも同じ時間にお散歩に出るなどを習慣にするとリズムが整いやすくなります。

このころの赤ちゃんは、手に触れたものをつかんで口に持っていきます。手の届く範囲にあるものが、なめても安全で、飲み込む危険のないものかどうか確認しましょう。
テーブルの上なら届かないと思っても、垂れていたコードを引っ張って、湯沸しポットが倒れ落ちることもあります。赤ちゃんの目の高さから部屋を見回し、危険なものは片付けましょう。

3月生まれ(生後3ヶ月):たて抱きもできるように!

「生後3ヶ月」の赤ちゃんはそろそろ首がすわるころ。たて抱きやおんぶでも頭がグラグラしにくくなるので、赤ちゃんとのお散歩を楽しんで、ママやパパもリフレッシュしましょう。ただ、まだ首がカクンとなることもあるのでしっかり支えましょう。お散歩では目にはいるものを「お花きれいだね」「ねこちゃんがいるね」などと言葉にして話しかけ、一緒に楽しみましょう。

おっぱいやミルクの飲み方が上手になり、一度に飲める量が増えてきます。1日の授乳回数は、母乳の赤ちゃんの場合は多くて8回くらい、ミルクの赤ちゃんの場合は5~6回程度にまとまってきます。泣いてもすぐに飲ませるのではなく、次の授乳タイムまで、抱っこしたり遊んだりして、間隔をあけていくとよいでしょう。

また、生後3~4ヶ月の赤ちゃんは、体の発育や発達を診る重要な節目なので、多くの自治体で集団健診が行われます。首すわりの状態、あやすと笑うか、股関節の様子や先天性の病気などが確認されます。育児相談もあるので、日ごろ不安に思うことやわからないことがあれば、メモをしておいてなんでも聞いてみましょう。

4月生まれ(生後2ヶ月):あやすと笑うように!

「生後2ヶ月」の赤ちゃんは、ママやパパと視線が合うようになったり、動くおもちゃを目で追います。また、声や音がするほうを見ようとするなど、耳で聞いたことを目で確認しようとします。あやすと笑うようになり、「アー」「ウー」「クー」などといったり声を出すようになります。表情も豊かになってくるので赤ちゃんのかわいい声を聞いたら、ママやパパもまねして「アー」「クー」など返してあげましょう。赤ちゃんがまた「クー」と、お返事してくれます。この時期ならではのコミュニケーションを楽しんで。

「泣いたらおっぱい」はそろそろ卒業。短時間で必要な量を飲めるようになり、満腹になると自分で乳首を離す赤ちゃんも。母乳の場合、赤ちゃんの飲む量とママの乳汁量が一致してくるので、授乳のペースは赤ちゃんに合わせて。ミルクの場合は1日に6回くらいが目安です。授乳のあとに泣き出しても、すぐに授乳するのではなく、泣く理由を探して解決するようにしていきましょう。

また、寝かせてしばらくすると、最初の位置から移動していることがあります。手足をバタバタしたり、顔を動かしたり、グーンと背伸びをしたりするうちに少しずつ動いてしまうものです。「まだ動かないから」と、ソファや大人のベッドに寝かせたまま目を離すのは危険。ベビーベッドに寝かせたら必ず柵を上げる習慣をつけましょう。

5月生まれ(生後1ヶ月):赤ちゃんとのおふろや外気浴もスタート!

6月は雨の多い時期。天気のいい、風の穏やかな日に窓を開け、赤ちゃんを外の空気に触れさせましょう。直射日光が当たらないように気をつけて、庭先や玄関に赤ちゃんを抱っこして出るのもいいですね。最初は5分くらいから始め、毎日少しずつ、時間をのばしていきましょう。

また、1ヶ月健診でOKが出たら、パパやママと一緒におふろに入れます。ただしお湯の温度はぬるめの39~40度にし、時間も短めに。遅くても20時ごろまでに入浴するようにしましょう。湯冷めをしないようにバスタオル、着衣などを準備しておいて。

「生後1ヶ月」を過ぎても昼夜の区別なく、赤ちゃんのペースに合わせたお世話の毎日で、おっぱいも「欲しがったら飲ませる」が続きます。ママもつらい時期ですが、授乳のリズムができてくるまでもう少しです。家事もお世話も無理をせず、パパや周囲の協力を得ながら乗り切って。

6月生まれ(新生児期):ようこそ!新生児ちゃん

か弱く見える赤ちゃんですが生きていくための力はしっかり備わっています。
出生時の平均体重は約3kg、身長は約50cmです。生まれてすぐのころ、ほとんどの赤ちゃんは体重が一時的に減ります。これは、おっぱいやミルクを飲む量よりも排泄する量が多いから。生後7~10日ほどで出生時の体重に戻り、その後は増えていきます。視力は0.01~0.05くらいで目の前から約30センチ先にあるものがぼんやり見える程度です。とくに人の顔を認識しやすいといわれ、明暗にも敏感です。耳は良く聞こえています。おっぱいのにおいや甘い味、寒い、暑い、痛いなどもわかります。

おっぱいとおむつ替えの繰り返しで1日が過ぎていきますが、お世話の時に赤ちゃんに触れたり声をかけたりするだけで赤ちゃんとのかかわりは十分です。泣いたら、抱っこして赤ちゃんの目を見て、「おっぱいをあげようね」「おむつを替えようね」など、少し高めの声でやさしく声をかけて。赤ちゃんも安心し、ママやパパとの絆も深まっていきます。

また、新生児期は大人と一緒のおふろに入れません。ベビーバスで1日1回、沐浴をします。お湯の温度は38~39度くらいにします。手のひら、首、耳の後ろ、わきのした、股などは汚れがたまりやすいので、石けんできれいに洗います。あがり湯をかけ、バスタオルでやさしく抑えるようにふきます。さっぱりしたら、ほてりをしずめてから寝かせましょうね。

7月生まれ(生後11ヶ月):好奇心いっぱい!

指先を使った遊びが楽しい時期です。ボタンやひものついたしかけのある絵本、型はめパズルなどでも熱心に遊びます。おもちゃ以外にも、ふたや引き出しを開けたり閉めたり、シールをはがしたり。本をどんどんめくっていくのがお気に入りの赤ちゃんも。おもちゃ以外にも、赤ちゃんが遊んでいいものを用意して存分に楽しませてあげてください。

梅雨時は、お散歩や外遊びに出掛けにくくなりますが、そんなときは、住まいの近くの児童館に出かけてみるのもよいでしょう。児童館は赤ちゃんから中高生まで安心して利用できる遊び場で、乳幼児専用の部屋がある施設もあります。地域によっては、赤ちゃんとママやパパ向けの子育て講座やサークル活動などの企画も。

また、前歯が上下4本ずつ生えてきたら、夕食を食べてから寝るまでの間に歯磨きをして、汚れを落とすようにしましょう。まだ遊び感覚でいいので、自分で磨いてからママやパパが仕上げ磨きをする流れを習慣にするのもいいですね。

8月生まれ(生後10ヶ月):大人のまねっこが上手に!

大人が「バイバイ」「バンザイ」などと言いながら身振りを見せると、まねをするようになります。くり返すうちに、その言葉を聞いただけで身振りをするようになります。また、ママやパパの言葉の発音をまねて、ゴニョゴニョと声を出す子が多くなります。

天候がすぐれない日が続きますが、梅雨の晴れ間には公園での外遊びを心がけて。ママやパパに体を支えてもらいながら滑り台で遊んだり、抱っこでブランコに乗ったり。遊具が無くても、芝生ではいはい、ベンチで伝い歩きと、体を思い切り動かせます。たくさん遊ぶと食欲が出て、夜はぐっすり。20時ごろには寝かせて早寝早起きのリズムを定着させましょう。

行動範囲が広がる分、思わぬけが・事故にも注意。けがの応急処置用に消毒薬、脱脂綿、綿棒、滅菌ガーゼ、包帯、包帯留めテープ、絆創膏、はさみ、ピンセット、毛抜きなどを用意しておきましょう。発熱したときに備えて体温計、水枕、熱冷却シート、解熱薬(かかりつけ医に処方してもらったもの)があると安心。救急箱は赤ちゃんの手の届かないところに置きましょう。

9月生まれ(生後9ヶ月):はいはいが上手に!

「生後9ヶ月」の赤ちゃんは、はいはいができる子が多くなり、つかまり立ちをする子も出てきます。おすわりはすっかり上手になり、体を前に傾けたり、体をよじって後ろのモノを取ったりしても、バランスが取れるようになります。

はいはいやつかまり立ちが上手になり、指先も器用になってくるので、家中の安全対策をしましょう。引き出しや戸棚を開けて中のものを引っ張り出して口に入れることもあります。キッチンや食器棚、洗面台の棚などには、開けられないようにロックをします。市販のセーフティグッズなども活用するといいですよ。

また、そろそろ栄養のメインがおっぱい、ミルクから離乳食に入れ替わります。離乳食がしっかり食べられるようになると、食後のおっぱい・ミルクの量は徐々に減っていきます。哺乳びんやコップを両手で持って口に運ぶようになりますが、一人では上手に飲めません。コップで飲む練習は、最初は浅めの小さい器に少量の飲み物を入れ、ママやパパが器をゆっくり傾けてあげましょう。

10月生まれ(生後8ヶ月):人見知りがピークに!

ママやパパへの愛着が増し、人見知りがピークに。これは身近な人との信頼関係がしっかり築けている証拠です。見知らぬ人を泣いてこわがる場合、無理に抱かせたり、なじませようとしないことです。まず、ママやパパがしっかり抱っこして安心させてあげましょう。その後ママやパパが楽しそうに話す様子を見せて、その人がこわい人ではないことがわかると、治まる場合もありますよ。発達の過程なのでおおらかに見守ってあげましょう。1才を過ぎればおさまってくるはずです。

「生後8ヶ月」の赤ちゃんは、6月になるとおすわりが安定し、座ったままで横にあるおもちゃを取れるようになります。はいはいをする子も多くなり、運動量が増えるので食べる量が増えます。最初は腹ばいから後ずさりしたり、おなかをつけたままひじを使って進む「ずりばい」から始まり、やがて、両手、両ひざを使って移動するはいはいになっていきます。はいはいをせずにつかまり立ちをする赤ちゃんもいますが、心配はいりませんよ。

はいはいを始めたら、安全に遊べるスペースを作り、いま一度家中の安全チェックをぬかりなく。体をたくさん動かせるように、梅雨の晴れ間には公園や児童館などへ行って遊ぶのを習慣にするのもいいですね。広い空間で自由に体を動かして遊ばせてあげましょう。

11月生まれ(生後7ヶ月):支えなしでもおすわりできるように!

「生後7ヶ月」の赤ちゃんは、手で支えなくても、背すじを伸ばして一人で座っていることができるようになります。うつぶせにすると、片手で上半身を支え、もう片方の手でおもちゃをつかむこともできるように。

また、ママやパパが話しかけると、ジッと口元を見つめたり、一生懸命聞くようになります。「マンマン」「バババ」など声を出すようになる子もいます。これまでは要求があると泣いて訴えていましたが、「アーアー」などと声を出して、泣かずに訴えるようになります。このように言葉や動作をまねできるようになるころなので、たとえば、離乳食を食べさせるときに、「モグモグしようね」と言いながら、ママやパパもモグモグと口を動かすと、赤ちゃんも口元を見て、まねをするようになりますよ。

一人座りができるようになるので、ベビーカーでのお出かけも楽になります。ただ紫外線対策を忘れずに。紫外線は晴れの日だけでなく、雨の日やくもりの日も降り注いでいるので、外出するときは帽子やベビーカーの日よけなどで、できるだけ日差しを避けましょう。

12月生まれ(生後6ヶ月):祝★ハーフバースデー!

「生後6ヶ月」になると、少しの間なら一人でおすわりができるようになります。まだ、背中を丸めて、前に両手をつく不安定な姿勢なので、倒れて頭をぶつけないように注意して。手の使い方も上達してきて、両手におもちゃを持ったり、右から左に持ち替えたりする子が増えてきます。ハンカチが顔にかかると自分で取ることもできるように。このころの赤ちゃんは「いないいないばー」が大好き。大好きなママやパパの顔がかくれたり、現れたりすることが楽しいのでしょう。

また、胎児のときにママから胎盤を通してもらった免疫がなくなってくるころなので、ウィルス性の感染症にかかりやすくなります。そろそろ突発性発疹などで突然熱を出す子も多くなります。このころから2才ごろまでは、よく感染症にかかります。

離乳食も開始から1ヶ月ほどたったころですね。ポタージュ状の離乳食を、唇を閉じてごっくんと飲み込めるようになったら、1日2回に進めます。2回目の離乳食は1回目から3~4時間あけて。夜遅くなると就寝時間が遅くなるので、19時より遅くならないほうがよいでしょう。1日にとる栄養の8~9割はまだ母乳やミルクから。離乳食のあとは欲しがるだけ飲ませてあげてくださいね。

じめじめした季節ですが、晴れ間を見つけてお散歩にでかけ、赤ちゃんと一緒にママもパパもリフレッシュできるといいですね!
(文:たまひよONLINE編集部)

参考:『1月生まれの赤ちゃんガイド』(ベネッセコーポレーション刊)他

●赤ちゃんの発達には個人差があり、必ずしも記事どおりでない場合もあります。

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