「8年間、半同棲状態の彼は既婚者だった」「大好きなママの料理を覚えてと週一で特訓」あぁ、恋は盲目。私の恋愛黒歴史
「たまひよ」アプリユーザーに「『恋は盲目だなぁ』と思える、恋愛黒歴史エピソード(元カレ、夫でもOK)をくすっと笑える感じで教えてください」と、大募集。くすっと笑えるものから笑えないものまで、たくさんのエピソードが届きました。
※ここで登場する「彼」は、基本的には「元カレ」となります。
彼が浮気⁉と、思いきや自分が浮気相手だった黒歴史
「元カノと別れたと言いながら、実は別れていなかったことが発覚。『なら別れる』と、私が言うと、土下座して泣いて謝った彼。こんなにも私のことを好きでいてくれる…と勘違いした19歳の夜でした。結局、同じ会社の女性と浮気して結婚。子どももいるらしい。お相手も彼がいたらしく浮気して一緒になったと聞きました。類友同志でした。別れて良かった」(こげぱん)
「8年間、半同棲していた彼と結婚秒読みだと思い、身内に紹介しました。ところが身内の職場に、彼とその妻が来店していたことが発覚。身内から知らされ、信じられなかった私はアポ無しで彼の両親へ会いに行くと、手切れ金100万を渡されました」(さき)
「『良さそうな人やけど年離れすぎてない?大丈夫?』『人は良さそうやけど何か闇がありそう』と、言われた40代の彼。何も気にせず交際し続けて妊娠。結婚へ…と思いきや既婚者でした」(かっかママ)
「17歳上の初恋の人と、紆余曲折あったものの10数年越しの念願かなってお付き合いすることに。が、数ヶ月後『恋愛対象は女性だけど、身体の関係は男性が良い』と言われ…。付き合いが長かったのでそんな噂はあったけれど、まさか本当だったとは!先に言って欲しかった」(あいーだ)
お金って大事よね。お金のやりとり系
「大学生の時に付き合っていた10歳年上の彼。サイゼリヤに行ったら、相手の方が多く食べていたけど、大きい札しかなかったのでとりあえず私が支払うことに。なのに彼がお釣りを受けとってそのまま財布へin!奢ってほしいとは思わないが、お釣りは返してくれー!!!」(なたでココ)
「『お前はエアコンを使いすぎ』と言われました。ここは私の家で入りびたっているのはあなたですけど?しかも光熱費もらっていませんけど?その発言の時点でなぜ別れなかったのか、黒歴史だなと思います」(ねるくんママ)
「彼とテーマパークへ旅行。高速代まで全て1円単位まで割り勘に。次に会うことはありませんでした。ちなみに自然消滅でした」(えだまめ)
「大学生の時、彼の就活のために3万円のスーツをプレゼントし、クリスマスにはリクエストされた某有名ブランドのキーケースを贈ったのに、私はペンケース(約3,000円)のみ。私が体調不良と言っているのに、彼の家の近くに呼びだされてカラオケすることに。なぜか喧嘩になって終電のない夜中に『帰れ』と言われて、ようやく目が覚めました。本当に恋は盲目」(うどん)
「付き合った彼のほとんどは飲食店に入ると、初めは『好きなもの選んで良いよ』という。『ほんとうに大丈夫?いいの?』と、ちゃんと確認しているのに、5回目くらいから私が『これ美味しそう』と、選ぼうとすると、『こっちのほうが好きだけどなー』『おっ?こっちのほうが量多いよ』『それはちょっとー』と、値段と個数の制限を出してくる。お金がないなら初めから素直に話せばいいのに。信用とともに気持ちも薄れていった。今の夫は初めからお金がないと話してくれたので安心できました」(わんわん)
「私の誕生日プレゼントなのに、彼が好きな『North Face』に限定され、欲しい物を買ってもらえませんでした」(N)
お母さんと仲良しなのは良いことだけど…マザコン編
「18歳の頃、付き合っていた彼に夕方『今日は何時頃に家に帰る?』と連絡したら『ママのスーパーのかご持ちをしないといけないから、もうすぐ帰るよ!』と言われ、お母さんのカゴ持ち?なんでそんな理由で!?となりました(笑)」(うちゃまる)
「結婚の約束すらしていない頃に、『僕は母の料理が大好き』という理由で、彼の母親から週一で料理の勉強をさせられたことがあります。あの頃はお義母さんの味が出せるように…と頑張っていました(笑) 今考えたら自分がアホらしいです」(まるこ)
まだまだあるよ、恋は盲目黒歴史
「付き合いたての初々しい頃、一緒に『ぷよぷよ』ゲームをすることに。ゲーム歴の長い彼を相手に、ビギナーズラックで連鎖連発。何回やっても圧勝してしまい、いやーな空気に。優しい彼から『アンタ強いね』と、低い声で言われた時は、怖すぎて泣きました」(ザキ)
「高1の時の話です。ちょっとやんちゃな大学生の彼が自慢でした。仲間内で付き合ったり別れたりモチャモチャあって、仲間に土下座して奪い取った彼だったので、呼ばれたらスグ会いに行ったり、事故ってお金がないって言われれば現金ン万円を渡したり。今思えば高校生とゲーセンで盛り上がるようなダサい彼でした。スグ別れて良かった。土下座は、今でもネタとして大いに使っています(笑)」(アンナ)
「彼はいつも鼻毛が出ている人で、最初は笑っていたのだけど、毎回毎回なので『私と会うときには身だしなみは関係ないと思っている⁉』と感じるようになり、『毎分何ミリお前の鼻毛は伸びてんだよ!!』と、本気の喧嘩をしたことあります(笑)」(さと嫁)
「付き合って1年ほどたった頃。スポーツカーに乗っていた彼が突然、ファミリーカーに買い替えました。どうやら将来を考えて、との事らしいが結婚の話をしたことないし、私に何も相談ないし。ドン引きでした」(なぎママ)
「毎回待ち合わせのたびに遅刻する彼。ある日、お昼ご飯を食べる約束で待ち合わせたところいつも通り遅刻。その理由が『おにぎりを食べていたから』。こっちはご飯食べずに待っていたんですけど⁉」(あかまま)
「いつか結婚できると信じて10年付き合っていた彼。コロナ禍で呆気なく疎遠になりました」(蜜柑)
「黒歴史というか騙されたことあります。告白されましたが、シングルマザーだったのでお断りしました。翌週『うちの地元に美味しいパン屋がある』と誘われて、彼の地元へ行きました。『ここだよー』と言われたのが一軒家。いい匂いがしてきて『流行のパン屋は看板もないんだなあ』と、家に入ったら彼の実家でした。ご両親ときょうだいがいて『俺、結婚前提でこの人と付き合っているから』と宣言されました。やられたー!!!と思いながらもその場で否定できず、お義母さんが焼いてくれた美味しいパンをいただきました。彼は今の夫です。いい思い出ですけどね(笑)」(のん)
“蜜柑”さんは、今では新しいパートナーと出会い赤ちゃんにも恵まれたそうです。「恋愛って本当に奥深いです」とは、2児の母で子育てアドバイザーの長島ともこさんです。
「過去の恋愛を笑い飛ばして、すてきな未来を切り開きましょう」と、長島さん
「今回寄せられたエピソード、どれもこれも個性的で、読むたびにその情景が目に浮かび、クスッと笑ってしまいました。同時に、恋愛って本当に奥が深いなと改めて感じました。
『恋は盲目』とはイギリスの劇作家、シェイクスピアの『ヴェニスの商人―二・六』のセリフの一節ですが、たしかに恋愛中は“盲目”で、相手の欠点が見えなくなったり、普段なら考えられない行動を取ってしまったりするものですよね。
そんななかでも、恋愛相手のお金に対する感覚や、母親との距離が明るみになって“正気”に戻ったエピソードには納得です。『お金』『義母』との関係は結婚してからもずっと向き合っていくものだからこそ、『あれ?なんか違う』と思ったら勇気ある撤退が無難。
みなさん、そこのところは良くわきまえているなぁと感じました。
それもこれも、人生経験。失敗から学び、成長していくのが私たち人間です。
結婚し、子育て世代になっても、過去の恋愛で得た教訓を生かし、
・ 相手に合わせ過ぎず、自分の気持ちを大切にパートナーと対等な関係を築く。
・ パートナーの金銭感覚に疑問を感じたら、時間をかけて対話の時間をもち納得解を探す。
・ 義母との関係は、嫁として『つかずはなれず』を心がけ、パートナーと義母の関わりにあまり口出ししない。
など、自身が日々ご機嫌でいられるような『マイルール』を作れたらよいですね。
恋愛の失敗は、皆が多かれ少なかれ経験しているもの。決して恥ずかしいことではありません。
過去の恋愛を笑い飛ばして、素敵な未来を切り開いていきましょう!」(長島さん)
長島ともこ
フリーライター、エディター、認定子育てアドバイザー。教育、育児、妊娠&出産を中心に幅広い分野で取材、執筆、企画ディレクション等を行う。PTA活動にも数多く携わり、その経験をもとに、書籍『PTA広報誌づくりがウソのように楽しくラクになる本』『卒対を楽しくラクに乗り切る本』(厚有出版)を出版。All About子育て・PTA情報ガイド。子どもアドボカシー基礎講座修了。プライベートでは2人の子どもの母親。
(取材・文/和兎 尊美、たまひよONLINE編集部)
※文中のコメントは「たまひよ」アプリユーザーから集めた体験談を再編集したものです。
※記事の内容は2025年3月の情報で、現在と異なる場合があります。


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