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「安い時にまとめ買い」「特売日にスーパーを渡り歩く」の節約効果は…⁉ 食費節約の最重要ポイントをFPに聞く 

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●写真はイメージです 写真提供/ピクスタ

「たまひよ」アプリユーザーに「食費の節約をしていますか?」と、質問。約65%が「している」と回答しました。「している」方法は、物価高騰を受けて「余計なものは買わない」がトップに。「安さよりも計画重視は賢い節約方法です」という、ライフスタイルアドバイザーで1級FP技能士の前田菜穂子さんに聞きました。

Q.お米や食材が高騰しています。食費節約のために工夫していることや買いすぎないために対策をしていますか?

工夫&対策している 65.3%
とくにしていない 33.3%
その他 1.4%

Q.どんな工夫や対策をしていますか?

1位 余計なものは買わない(フードロスを減らす)
2位 安い店&特売日を渡り歩く
3位 安いものをまとめ買い
4位 米高騰対策(白米にもち麦を混ぜる、麺メニューを増やすなど)


このほかでは「割引品を買う」「冷凍野菜を活用」「腹ペコで買い物へ行かない」「ふるさと納税を活用」「外食の回数を減らす」などの声がありました。

約1年前のアンケート※1では、1位だった「まとめ買い」が3位に。そして1年前にはなかったお米高騰対策が4位に入りました。
天井知らずの食費高騰に、ママたちが臨機応変に対応していることがわかります。
それぞれのコメントとともに、ライフスタイルアドバイザーで1級FP技能士の前田菜穂子さんからのアドバイスです。

※1 「まとめ買い」「ポイ活」での食費の節約、実は逆効果かも!? FPがズバリ教える節約成功の3つのキーワード

買い物リストを作成、買い物の回数を減らす、として「余計なものは買わない」

「買いすぎないように、買い物リストを作成してから買い物をしています」(まるこ)
「毎週日曜日に1週間分の献立を考えて、必要なもの以外は買わないようにしています」(み)
「食材を買い物する日を決めて、出かけても(食材を)買わないと決めています」(はぷみ)

「買い物リストの作成&買い物の回数を減らすは、節約効果は多大!」と、FP前田さん

買い物リストを作成してのお買い物は、食材がダブつかないし、フードロスを防げるもっとも効率的な節約方法です。
そしてスーパーが仕掛けてくる「ザイアンス効果」への対抗策にもなります。

ザイアンス効果とは、「興味はなくても、頻繁に接触すると好感度が高まる」という心理効果を使ったマーケティング。スーパー側は“売りたい”商品をお店のあちこちに陳列し、客の視界に何回も入れることで、買う予定のない商品でも「欲しい」「買わなきゃ」という購買意欲を刺激させるのです。
なので「買い物リスト以外は買わない」とともに、「買い物へ行く回数を減らす」も、ザイアンス効果予防となり、節約につながると言えます。

とはいえ「1週間分の献立を考えるのはめんどくさい」「スーパーの特売品を見てからメニューを決めたい」という人も多いはず。
そんな時は、「今日の予算」を決めて買い物をすることで、ザイアンス効果に対抗することができます。

1円でも安く、チラシをチェック!「安い店&特売日を渡り歩く」

「スーパーでは曜日ごとに安い品物が違うので、安い日を狙って行くようにしています」(Maria)
「チラシをチェックして安売りやポイントが高い日に買いに行きます。安い野菜ばかりでは食材が偏りがちですが、レシピや献立を変えて飽きないようにしています。(カフェラテ)
「お肉はここのスーパー、野菜や調味料はここのスーパーと、食料品ごとに安いスーパーを選定して買い物しています。専用の電子マネーを設けているスーパーは、チャージしてから買い物し、ポイントを貯めてお買い物券を発行して使っています」(ねむ)

「渡り歩いて“頻繁に”買い物は、節約効果は△」と、FP前田さん

特売品を求めて頻繁に買い物へ出ると、前述したようにザイアンス効果で支出を増やす行動につながることがあります。また、ネットスーパーや通販サイトで要注意なのが「特売特集」や「あなたへのおすすめ」表示。特別感と安さに舞い上がり、余計なものを買っていませんか?
実店舗でも、オンラインでも「買い物リストを作成」もしくは「買い物の予算」を決めておくことが大切といえます。

ポイントカードの使い方も要注意です。
ポイントカードのメリットは、買い物をすればするほど家計に還元できる点。
ところがポイントの還元率は一般的には0.5%~1%です。1000円買い物してポイントは5~10円、ポイント3倍デーでも15円~30円で、消費税分にも満たない金額です。
安いお店を渡り歩き、なおかつポイントカードを使い分けていたら、なかなか貯まりません。

ポイントカードを活用したい場合はなるべく1枚に集約し、手っ取り早く貯めて、家計に還元させることが賢いと言えるでしょう。

王道の「安いものをまとめ買い」では、「使い切る」賢いママが増加中

「安いお店を回り、大量にお買い得商品を買いだめしています」(おるる)
「買い物は週1回、ポイントが多くつく日や割引デーなど狙ってまとめ買い&小分け冷凍しています。食材がダブつかないよう、冷蔵庫を極力空っぽにしてから買い物をするようにしています」(みな)
「毎月の食費の予算を決めて、肉は大容量のものをまとめ買いし、小分け冷凍しています」(みんみん)

「まとめ買いの節約効果は△。落とし穴にはまらないよう気を付けて」と、FP前田さん

まとめ買いの落とし穴は、
<1>安さに飛びついて大量買いをし、月内予算がオーバー
<2>ストックしていたことを忘れて食材がダブつく
<3>使い切れずにフードロスに
です。
私のお客様で「特売価格で〇〇円もお得に買えた」と、カート山盛り買い物をして、毎月食費が赤字になっている方がいました。節約どころか浪費をしていたのです。

「まとめ買い」で節約効果を得るためには、「予算の上限を決める」ことが重要です。
“みな”さんと“みんみん”さんのようなまとめ買いは大正解と言えます。

まだまだあるよ、ママたちが実践する賢い節約術

「空腹時は余計な物を買ってしまうので、ご飯を食べ終わった後に買い物へ行きます。余計なものを買わずに済みます!」(ろーる)

「ミールキットを手作りして冷凍しています。食品ロスも出ないし、パパも調理しやすくて外食やテイクアウトも減りました!」(ゲンガーの嫁)

「筋トレにはまっていた頃、オートミールをお米のかわりによく食べていました。調理も簡単だし、ダイエットにもなるし、今は育児中の私の昼食によく登場します!」(さみお)

「野菜は割安な冷凍食品をフル活用し、旬の野菜(生モノ)と使い分けています」(環)

「夫と2人で月10万ずつ出し合い、そこから家賃、光熱費、食費など家族全体にかかるお金を出しています。月ごとにきちんと記録を取り、月末に余った予算をキャッシュバックすることがミソ。キャッシュバックが多くなるよう、安いものを買おうという節約意識が湧きます!」(キャサリン)

さまざまな節約術が届きました。最後に、FP前田菜穂子さんに総括していただきました。

「“安さは正義”という偏った考えを捨てると、節約の持久力につながる」と、前田さん

「節約できない」と悩むママに話を聞くと、「節約=安さの追求」と思い込んでいるパターンがよくあります。
同じ食材が毎日のようにテーブルに並び家族から「またこれ~?!」と苦情が出て挫折、目標数値を高く設定しすぎて達成できずストレスだけが溜まってお金は貯まらず…は、あるあるです。

前回※1で食費節約で大事なのは
<1>“安さ”ではなく“数字(予算)”
<2>食材を使い切る
<3>買い物回数を減らす

と、アドバイスをさせていただきました。今もそのポイントは変わりません。

打開策は「ご褒美の設定」と「近い将来の楽しみを計画する」

節約はマラソンと同じで持久力が大切です。
モチベーションを保つためにも、途中で「ご褒美」を用意しておくといいでしょう。

たとえば日常の中で「今日はちょっと豪華な食材を買う」「〇〇円までは自由に使ってOK」と決めるのも一つの方法。持続力のためのご褒美は、決して無駄遣いではないのです。

一方で、“キャサリン”さんのように家計全体の予算を立て、月末に余った分をキャッシュバックする方法は、ゲーム感覚で楽しめて持続力の高い節約術です。
そのお金で普段の食事を少し豪華にする、帰省や旅行のときに好きなものを買うのもおすすめ。推し活やマッサージなど、各自のおこづかいの足しにしてもいいでしょう。ご家庭ごとに“マイルール”を設けると、家族も巻き込みやすくなります。

そして、節約だけでは十分な貯蓄につながらないことも忘れてはいけません。
大切なのは「予算を見える化すること」。さらに「家計をどう組み立てるか」という視点を持ち、日々の食費や光熱費だけでなく、車や家電の買い替え、子どもの習い事や進学といった大きな支出まで含めてシミュレーションしておくことが安心感につながります。

行き当たりばったりは挫折しやすいので、“計画ありき”の無理のない節約を続けていきましょう。

前田菜穂子

みつめFP事務所代表で、1級FP技能士(国家資格)、CFP®(日本FP協会)、日本学生支援機構認定スカラシップ・アドバイザー(平成29年10月~令和9年9月)、J-FLEC(金融経済教育推進機構)認定アドバイザー 、FPmamaFriendsおこづかい教室認定講師。猛烈に働いた13年間の会社員生活での挫折や長く続いた不妊治療経験など、人生の壁にぶつかったことをきっかけに、金融業界未経験ながら5年間猛勉強してFPの資格を取得。“今より幸せで円満な家庭づくりのお手伝い”をモットーとし、娘として、妻として、母として、そして専門家として広い視野をもち、親子や夫婦でも話題にしづらい「お金のハナシ」に向き合うきっかけを提供しています。プライベートでは一児の母。

みつめFP事務所「mtmfp.com」

Amebaブログ「オンライン親子おこづかい教室|家計診断FPなおママ」

FPmamaFriends「おこづかい」から始めるこどもの自立教育

文/和兎 尊美

※文中のコメントは「たまひよ」アプリユーザーから集めた体験談を再編集したものです。
※調査は2024年4月実施の「まいにちのたまひよ」アプリユーザーに実施ししたものです。(有効回答数216人)
※記事の内容は2024年11月の情報で、現在と異なる場合があります。

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