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子育て家庭のお悩み「子どもの動画視聴」ずっと見たがる子どもへの対処法は?『スマホで受験に失敗する子どもたち』の著者に聞く

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子どもとの動画視聴
⚫︎写真はイメージです 写真提供/ピクスタ

今回のテーマは「子どものテレビや動画視聴」についてです。「たまひよ」アプリユーザーの現状とともに、ITジャーナリストの高橋暁子さんにアドバイスいただきました。

用事をする時にだけ動画に頼る人もいれば、つけっぱなし派も

最初にアンケート結果から紹介します。

Q:お子さんにテレビを見せるのはどんな時が多いですか?

1位 テレビを見ている間に家事や仕事をすませたい時 33%
2位 なんとなくつけっぱなしにしている 20%
3位 その他 18%
4位 子どもの好きな番組がある時 11%
5位 ママ・パパが一息つきたい時 10%
6位 子どもが見たいと言った時 8%

テレビをつけると子どもが画面に集中するので、一息つきたい時や家事をすませたい時などについ頼りたくなりますね。でも、テレビや動画をずっと見せてしまうのも、子どもの健康や習慣のことを考えると気になります。

みなさん、どのようにテレビや動画とつきあっているのでしょうか。気をつけていることともに聞いてみました。

「ワンオペで、どうしても手が離せない時だけ子どもの好きな番組を流す」(ゆたんぽ)

「テレビから離れた場所で見せるようにしている」(母つよし)

「見る時間を決めている」(ひよたまちゃん)

「部屋を明るくして、テレビから離れた位置に座らせる」(あわ)

「あまり長く見せないことと、外でスマホでは見せない」(みみ)

「テレビから距離を離して見せたり、部屋を明るくしたりですかね…。寝る前には見せないようにしています」(おあいこ)

「(テレビを見ながら)なるべく会話をするようにしています。本当はテレビ自体を置きたくない派なのですが、夫がテレビっ子なので…」(Mira)

「(子どもが)理解ができるようになったら、長時間は見せないようにするつもり。大人の見たい番組は子どもが寝てから見るとか…。ニュース番組はつけててもいいかなと思う」(さとう)

「うちの娘はテレビが好きで、ついているとじーっと見てしまう。なので、本当に見たいテレビ以外の時は消すようにしている」(ぶち)

「YouTubeなどは見せないようにしています。でもギャン泣きされちゃうとYouTubeの“ボス・ベイビー”や“トマトちゃん”に頼ってしまいます」(おかゆ)

「今はまだ見せていませんが、子どもが少し大きくなった時に、テレビやYouTubeを見ながらごはんを食べないようにはしたいです。ごはんの時は食事に集中できるように…」(やぐ)

「食事中はテレビをなるべくつけないようにしている。子どもはYouTubeが大好きなのですぐ見たがりますが、見せっぱなしじゃなく、一緒に内容について話したりして、親も参加するようにしています。が、本当は見せたくない……難しい」(moki)

「YouTubeを見せている間も、なるべく完全に放置はせずに、『電車だね』『赤色だね』などと動画を見ながら話しかけるようにしている」(のっぴー)

動画視聴のルールとずっと見たがる子どもへの対処法はコレ

みなさん、長時間視聴や暗い中での視聴、画面との距離などは気にされているようですね。スマホやYouTubeなどの登場で、いつでもどこでも動画が見られるようになった今、子育て家庭はテレビや動画とどのように付き合うといいのでしょうか?
ITジャーナリストであり、高校生の母でもある高橋暁子さんにお聞きしました。

「みなさん、悩んでいらっしゃいますね。でもそのようにきちんと悩んで、子どものために選び取っていくことこそが大切だと思います。

幼いころは、身体を動かしたり、他の人とコミュニケーションをとったり、手を動かして何かを作ったりなどの体験を通して、いろいろな機能を伸ばしたい時期。動画だけを見せ続けてしまうと、他のことができない子になってしまう可能性もあります。

動画は刺激と報酬がすぐに得られるため、安易に習慣化すると、依存状態となってしまいます。今から時間を決めて使う習慣をつけるといいですね。

『1日1時間まで』『ごはんを作っている間だけ』『病院の待ち時間だけ』など、ご家庭でルールを決めて使うようにするといいでしょう。

同時に、テレビの大きな画面で見るようにして、テレビから距離をとって見せると、視力低下対策になります。

見た動画について親子で話し合うというのも、ただ受け身にならず、とてもいいですね。

動画を見始める前に、『今見ている動画が終わったら終了ね』など、声かけをしておくとやめやすくなります。
なかなかやめられない子どもの場合は、動画を見終わった後は外に連れ出したり、お気に入りの絵本やブロックを用意しておいたり、お友だちと遊ぶ約束や習い事の予定を入れておいたりするなど、場を変えて、さらに楽しいことを用意しておくと、気分が変わってやめやすくなります。

このあたりの具体的な方法は、私の新著『スマホで受験に失敗する子どもたち』(星海社新書)でも紹介しているので、これから先のネット・スマホとのつきあい方の参考になるかもしれません。

また、保護者のネット利用時間が長ければ長いほど、子どものネット利用時間も長くなることがわかっています。
保護者が子どもの目の前でスマホを使いすぎないようにすることも、大切なことです」(高橋暁子さん)

テレビや動画よりも楽しいことがあれば、子どももハマりすぎないということですね。生活の中でうまく、工夫したいですね。
(取材・文/橋本真理子、たまひよONLINE編集部)

高橋暁子さん

高橋暁子さん

PROFILE)
ITジャーナリスト、成蹊大学客員教授。SNSや情報リテラシー、スマホやインターネット関連の事件やトラブル、対策が専門。小・中高校、大学ほかで毎年数十回以上の講演と相談を受けており、若者のネット利用実態と対策についても詳しい。教育出版の中学校国語の教科書にコラム掲載中。NHK『あさイチ』『クローズアップ現代+』他メディア出演多数。元小学校教員であり、高校生の母でもある。近著に『若者はLINEに「。」をつけない 大人のためのSNS講義』(講談社+α新書)、『スマホで受験に失敗する子どもたち』(星海社新書)がある。

※文中のコメントは「たまひよ」アプリユーザーから集めた体験談を再編集したものです。
※記事の内容は2025年12月の情報であり、現在と異なる場合があります。

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