頼れるのはyoutube先生!? 子どもの勉強、家でどう教える?
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子どもの勉強、いつからみていますか?小学生になったら?
でも、「なんだかうまくいかない…」。そんな経験があるママが多くいるようです。小学生ママが、自宅でどう教えているのか、口コミサイト『ウィメンズパーク』のママのリアルな声をまとめてみました!
できなくても当たり前!まずは親の意識を変えてみる
同じ事を何度も説明して、やっと理解しても忘れてしまう子どもに、つい怒ってしまうこともありますよね。でも、怒られれば子どもは萎縮してしまい、よけい勉強嫌いになってしまうかも。この悪循環から抜け出すための心得や方法とは?
子どもに求めすぎない
「できなくて当たり前」と思うと少し楽になるかな?
「勉強させないと!」と思うと力が入ってしまうので、遊びながらできる方法を考えています。うちは、算数も国語も半分遊びながら学んでいます。
親の伝え方を変えてみる
私は「教え方が下手な自分が悪いんだ」、と思うようにしています。
私の伝え方が悪いから伝わらない。説明が下手だから理解されない、と。
子どもを責めたところで生まれるものはゼロ、どころかマイナスにしかならず、そしてそのマイナスを取り戻すのは至難の業です。説明も手を変え品を変え、可視化したり身近なものに例えたりしています。買い物に行って30円の駄菓子を数個買って「いくらになるか教えて」とか、友だちは何人?お菓子は何個?分けるとひとり何個?とか。
教える人を家族の中でチェンジ
うちはとにかく、楽しくできるように心がけています。「説明がわるい」と言われれば、ちゃんと謝ります。そして、家族の中で人を変えたり、自分が整理し直したりして教えます。
手助けもアリ!
教えるというより、手助けをしています。
私が宿題やワークの進捗状況を見て、数回間違えている問題を見つけると、そのページをコピーして繰り返して解けるようにしてあげたり、他の問題集から似た問題を探し出して付箋をつけてあげたりしています。
子どもの“伸び”が嬉しい!
子どもに勉強を教え、勉強法を探し、どうしたら取り組めるようになるか、どうしたら理解が進むか、そういうことを試したり考えたりすることがとても楽しいです。
伸びる時はガン!って上がるんですよね。
こちらが予想もしない伸び方をしたり、期待していなかった方に能力が伸びていたり。そういうことを発見するのが快感になりやめられません。。。
子どもと一緒にやってみる・調べてみる!
忙しい毎日の中でも少しだけ時間を作って、子どもの横に一緒に座って、親も勉強を一緒にしてみるという方法もあります。時間を捻出するのは大変だけれど、子どもに効果が出るのなら、やってみる価値はありそうです。
リビングで一緒に
基礎英語を一緒に聞いたり、先取りが必要な勉強とかはyoutubeで先生の解説を一緒に聞いたりしてリビングで子どもと一緒にやっています。
わからない場合は一緒に調べる
ワークの答えを隠して私が問題を読み、子どもに答えてもらうということを繰り返したり、白地図を私が作って子どもが書き込みをしたり、国語は音読に付き合ったりなど、1人でやるより頭に入ると言っています。
あとは質問されたらわかれば答えるし、分からなければネットで調べたりしながら一緒に考えています。youtube先生にはかなりお世話になっていますよ(笑)
実際に経験してみる
季節の花や生き物の様子を観察。春の影と夏の影ではどんな違いがあるかな?
塩水や砂糖水の味ってどんなの?海と川の違いは?
サイコロやブロックを積み上げて、上から見たら?左から見たらどんなふうに見える?
など、書くだけではなく、どれだけ実体験で五感を使って覚えるか?が勉強することの楽しさにつながると思います。
一緒に勉強すると見えてくること
一緒に勉強しているうちに、例えば参考書が必要かなとか、用語集があると便利かも…などなど必要なものが分かるようになり、「わからない」をなくすための環境づくりを整えることができます。
「何回言っても覚えられない…」とイライラするのでは逆効果。子どもと一緒に調べて実験をしたり、問題を出したり、楽しく勉強に取り組めるといいですね。ぜひご家庭でも試してみてください。
(文・行貫紀子)
■文中のコメントは『ウィメンズパーク』の投稿を再編集したものです。