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“はいはい”“ずりばい”のスタイル、これって大丈夫?

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赤ちゃんにも一人一人、個性があります。“はいはい”や“ずりばい”だって、みんな同じようにしているのかと思いきや、実はいろいろなスタイルがあるのです。赤ちゃんの発達に詳しい、小児科医の本田真美先生に、はいはいのスタイルについて聞きました。

関連:【小児科医に聞く】“はいはい”の期間は長いほうがいいって本当?

はいはいの基本スタイルは3つある

はいはいには基本的に、3つのスタイルがあります。

1)ずりばい

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7ケ月ごろから見られるのが「ずりばい」。おなかを床につけて、手足を使って前に進んでいく、はいはいの一歩手前の段階です。慣れてくると、ほふく前進のように進む赤ちゃんもいます。

2)はいはい

AntonioGuillem/gettyimages

2つ目のスタイルが、8ケ月ごろから見られる「はいはい」。おなかを持ち上げて、両手と両ひざを左右交互に動かしながら前に進みます。ずりばいよりもスピードも早くなり、方向転換もするようになります。

3)高ばい

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3つ目のスタイルが、9ケ月ごろから見られる高ばい。はいはいと違って、高ばいはひざを浮かせて、両手と足の裏を使って前に進みます。

「はいはい」をしなくてもあわてない

先ほど紹介したはいはいを始める月齢はあくまで目安。みんながみんな8ケ月からはいはいをするわけではなく、個人差があります。早い子で6ケ月ごろから、遅い子でも1歳ごろまでにはいはいをしますが、中には「はいはいをしない」という子もいます。また、先ほどの3つのスタイルが順番通りにあらわれるとは限りません。中にははいはいを飛ばして、ずりばいからいきなり高ばいをしたり、ずりばいしかしない赤ちゃんもいたりします。決まったパターンがあるわけではないのです。はいはいには、手足や背骨、腹筋、背筋などを使った全身運動ができるというメリットがあるので、はいはいをしなくても遊びの中ではいはいができる環境作りなどをしてみましょう。

「これって変?」個性的なはいはいスタイル

「ずりばい」「はいはい」「高ばい」の3つの基本スタイルのほかにも、ちょっと変わったはいはいをする赤ちゃんもいます。あお向けのまま背中を床につけて進もうとする赤ちゃん。おすわりの姿勢のまま手で移動をする赤ちゃん。片方の手を使わずに片手と両脚ではいはいをする赤ちゃん。興味があるものに近づきたいときや、移動をしたいときなどに、赤ちゃんははいはいをしますが、変わったはいはいには赤ちゃんの個性である場合と、何かの問題が隠れている場合があります。乳幼児健診や予防接種の際に医師に相談してみてください。

関連:赤ちゃんが”はいはい”をしないときに見直したい【環境づくり&遊び方】

はいはいにはいろいろなスタイル、順番、個性があります。「うちの子は、どんなはいはいをするのかな? どんな順番であらわれるのかな?」と想像すると、楽しいですね。一方で、「はいはいをする気配がない…」「うちの子のはいはい、ちょっとおかしいな」と心配になることもあるでしょう。そんなときは、気軽にかかりつけ医に相談を。赤ちゃんの成長を、専門家と一緒に見守りましょう。 (取材・文/香川 誠、ひよこクラブ編集部)

監修/本田真美先生
みくりキッズくりにっく院長。小児神経専門医。東京慈恵会医科大学卒業。国立成育医療研究センター、都立東部療育センターなどを経て現職。おもちゃコーディネーターでもあります。

参考/ひよこクラブ2014年5月号「はいはいの気がかりホントのところ」、ひよこクラブ2017年10月号付録「赤ちゃんの発育・発達ポイント&かかわり方新定義」より

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