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産後のメンタルヘルスのギモンに産婦人科医がアンサー

更新

Highwaystarz-Photography/gettyimages

出産を乗り越えて新たな家族を迎え、喜びでいっぱいのはずのママ。しかし、出産の疲れや育児の不安、ホルモンバランスの変化などで、心が不安定になることも多いよう。「小さなことで不安を感じてしまう」「イライラの原因は何?」など、産後のママたちの心の疑問・気がかりについて、産婦人科医の新村朋美先生に聞きました。

ホルモンバランスの乱れが「ママの気持ち」を変化させる

出産後のママの体は、妊娠中に分泌が増えていたエストロゲン・プロゲステロンという女性ホルモンの量が減少するため、ホルモンバランスが乱れ、さまざまな心身不調の原因になります。イライラや不安感が募り、つらいと感じるママも多いようですが、自然に治まってくるものなので、それまでうまくリフレッシュして乗りきって。授乳によるプロラクチン(乳汁産生)・オキシトシン(乳汁放出)の分泌増も、性欲減退など気持ちの変化の原因となります。「授乳している間は、以前と違っていて当然」と考え、周囲にも理解を求めましょう。  

Q 産後半年で急に性欲ダウン。ホルモンのせい?(6ケ月・男の子)

A ホルモンだけでなく、育児疲れの可能性も
授乳中に分泌されるホルモンである、プロラクチンやオキシトシン。プロラクチンは性欲を減退させ、オキシトシンは育児をすることによっても分泌されて幸福感や恍惚感を感じるため、ママは性行為がなくても満足していることがあります。また、赤ちゃんが6ケ月になるこの時期は、これまでの育児疲れがどっと出て、気持ちがのらないことも。授乳を終えたり育児に余裕が出てきたりすると、性欲も自然に戻るでしょう。

Q 産後イライラしがち。ホルモンが原因なの?(11ケ月・女の子)

A 長期的なイライラは、育児疲れやストレスが原因
産後のイライラには、短期的なものと長期的なものがあります。短期的なものは産後のホルモンバランスの乱れによるもので、一般的に産後2ケ月ほどで落ち着きます。長期的なものはおそらく、育児疲れやストレスによるもの。パパとよく話をしたり、赤ちゃんを家族や保育施設に預けて出かけたりして、うまくリフレッシュしましょう。

子どもに関することはうれしさ倍増! でも不安も倍増…

子どもの成長はうれしいものですが、それと比例して悩みも大きいもの。周囲の子と違っていたり、大きな変化があったりすると、不安になってしまうママも…。子どもの成長に悩むのは、育児にしっかり向き合っている証拠。不安がある場合は、乳児健診の際に専門家に相談してみるといいでしょう。引っ越しや保育園入園など、大きな環境の変化がある場合は、子どもの気持ちに向き合って、たっぷり甘えさせてあげることが大切です。

Q 子どもの成長に一喜一憂してしまいます(5ケ月・男の子)

A 一生懸命子育てしている証拠。不安がある場合は相談を
大切な赤ちゃんのことで、ママが一喜一憂するのは当たり前。しっかり育児に向き合っている証拠です。成長のカギとなる発達については、乳児健診の際に必ずチェックするので、まわりの子との成長差は気にしないこと。どうしても気になることがあれば、かかりつけの小児科などで相談してみましょう。

Q 保育園入園に不安が…。ママの心構えは?(1歳3ケ月・女の子)

A 家事&仕事を工夫して、子どもがママに甘えられる時間を作って
保育園に入園したら、日中はママと離れて頑張っているので、帰宅後にまずは思いきり甘えさせてあげて。子どもが甘えられる時間をつくるためにも、手を抜ける家事は手を抜きましょう。仕事復帰してすぐは、発熱などによる園からの呼び出しも多く、ママもペースをつかめず疲れやすいもの。無理をしすぎないことがうまくいくポイントです。

産後のホルモンバランスの乱れなどには、個人差があります。「こんなにイライラする自分って変?」「こんなに不安だらけで育児をしていたら、赤ちゃんに悪影響なのでは?」と、自分を責めるのはNG。あるがままの自分を受け入れ、おおらかな気持ちで自分に向き合って。つらいと感じるときは、遠慮なくパパや家族など周囲に助けを求めましょう。地域の子育て支援センターで、専門家に話しを聞いてもらうのもおすすめ。定期的にリフレッシュして、前向きに育児をしましょう。(取材・文/前田ユリ・ひよこクラブ編集部)

監修/【産婦人科医】新村朋美 先生

参考/「ひよこクラブ」2018年5月号「赤ちゃん39人のすくすく成長日記」より

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