寒い冬は鍋!体の中から温まり、“ママのキレイを応援する!”鍋料理3選
TAGSTOCK1/gettyimages
子どもから大人まで大人気の鍋料理。寒い季節の定番ですが、いつも同じ具材とスープでマンネリ化しがちでもありますよね。そこで、手軽に買える材料で簡単に作れて、おいしいのはもちろん、ママのキレイも応援してくれる鍋料理のレシピを、料理研究家の長田絢さんがご紹介します。
プロフィール
料理研究家・栄養士 長田 絢(おさだ あや)
食の大切さを伝える講演やセミナーを各地で開催。2児の母でもあり、食育活動に注力している。商品開発やレシピ制作、テレビやラジオの出演、コラムや雑誌の執筆なども行う。またタレントとしてCM出演や食品メーカーの広告出演など幅広く活躍中。
Japan Food Expert
甘酒ブーム×鍋=「甘酒鶏手羽元とつくね鍋」
写真提供:中埜酒造株式会社
腸内環境を整えるためにおすすめの発酵食品・甘酒は、美肌効果なども期待できます。しょうがの辛みと甘酒の自然な甘みが合わさることで、おいしさ倍増!先に手羽元を焼くことによって香ばしい風味がでて、鶏肉の出汁もしっかりでます。手羽元とつくねの異なる食感が楽しめるのも嬉しいポイントです。
材料(2~3人分)
甘酒(ストレートタイプ)…200ml
※酒粕の入っていない米と米麹原料のものをご使用ください。
だし汁(昆布・鰹節)…400ml
しょう油…大さじ1
しょうが(千切り)…1片(子どもが小さい場合は辛みが出るので材料から抜く)
鶏手羽元…6本
鶏ひき肉…150g
水菜…150g
えのき…100g
長ねぎ…1本
油揚げ…2枚
ごま油…大さじ1
A【長ねぎ(みじん切り)…1/4本分、酒…大さじ1、片栗粉…小さじ1、しょうが(すりおろし)…小さじ1、いりごま(白)…小さじ1、塩…少々】
甘酒鶏しょうが鍋の作り方
1.鶏手羽元は骨に沿って切り込みを入れる。
2.水菜は4cm幅に切り、えのきは石突きを取りほぐす。長ねぎは斜め切りにする。
3.ボウルに鶏ひき肉、Aを入れて粘りが出るまで混ぜる。
4.油抜きした油揚げを縦半分に切ってから、横4等分に切る。
5.鍋にごま油をひいて①を焼き、だし汁を入れてふたをして約10分煮込む。
6.5にしょう油・しょうが・甘酒を入れ、③と④を入れて煮込む。長ねぎ・水菜・えのきを入れ、さっと煮る。
鍋のシメには、うどんがおすすめです。お好みで、かまぼこ、鰹節、ほうれん草などをトッピングして、大人の方は七味唐辛子などを仕上げにふってもおいしくなります!
とろとろまるごとカマンベールチーズ×鍋=「カマンベールチーズのミルフィーユ豆乳鍋」
写真提供:長田 絢
白菜と豚肉をミルフィーユ状に重ねて見た目にも華やかな鍋。豆乳には女性に嬉しいホルモンバランスを整える働きがあり、ダイエット効果もあると言われています。豚肉には疲労回復に効果的なビタミンB1、白菜には消化を助ける効果や病気の予防に効果の高いイソチオシアネートが含まれています。大人にはアクセントに粗びき黒コショウをふるのがおすすめです。
材料(2~3人分)
白菜…1/6株
豚ロース肉(薄切り)…300g
長ねぎ…1本
カマンベールチーズ…1ホール
水…300ml
豆乳…300ml
コンソメ(顆粒)…大さじ1
塩・コショウ…各適量
粗びき黒コショウ…適宜
カマンベールチーズのミルフィーユ豆乳鍋の作り方
1.白菜を1枚ずつはがし、白菜と豚肉を交互に4〜5回重ね、鍋の深さに合わせて切り、切り口が上になるよう縦に敷き詰める。
2.長ねぎは3~4cm幅に切って立てて置き、中央にチーズを置く。
3.コンソメ顆粒を水で溶き、鍋に注ぎ入れ、蓋をして中火で火にかける。
4.火が通ったら、豆乳を加えて温め、塩・コショウで味を調える。
5.お好みで粗びき黒コショウをかける。
鍋のシメには、冷ごはんを入れて豆乳チーズリゾットがおすすめです。粉チーズを加えると、さらにコクが出て味わい深く仕上がります!
パクチー×鍋=「海老とパクチーのエスニック鍋」
写真提供:長田 絢
日本でも人気が広がっているパクチー料理。パクチーは抗酸化力が高く、アンチエイジング効果が期待できる食材です。パクチー独特の香りと味わいは海老との相性が良く、ミニトマトとレモンで爽やかさをプラスしたエスニック風の鍋を楽しめます。レタスはちぎってさっと火を通すことで、シャキシャキ感を残しつつスープが絡みます。
材料(2~3人分)
水…600ml
鶏がらスープの素…大さじ1
海老(あれば有頭)…8尾
タラの切り身…2切れ
レタス…1/2玉
ミニトマト…12個
レモン …1個
パクチー…6株
ナンプラー…適宜
海老とパクチーのエスニック鍋
1.海老は背ワタを取り、タラは食べやすい大きさに切る。
2.レタスは手でちぎって、ミニトマトはヘタを取り、レモンはくし切り、パクチーは3㎝幅に切る。
3.鍋に水を入れて沸かし鶏がらスープの素を入れ、①・ミニトマトを入れる。
4.火が通ったら、レタス・レモン・パクチーを入れ、お好みでナンプラーをまわしかける。
鍋のシメにおすすめなのは、ラーメン又はフォーです。残った鍋つゆに入れて、塩・コショウ・レモンと、お好みでナンプラーを足して味をととのえます!
まとめ
ママのキレイを応援するポイントの入った鍋レシピ3選。市販の鍋スープがなくても簡単に作れますので、ぜひお試しください!具材は、スーパーで特売している食材や冷蔵庫に余りがちな野菜なども上手にアレンジして賢く節約しつつ、ご家庭でのお気に入りの味を見つけていただくと良いですね。