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内祝い「日米の子ども番組ってどう違う？」山田ローラさんの日米子育てリポート
更新
2015年にラグビー日本代表の山田章仁選手と結婚、2016年9月に男の子と女の子の双子を出産したモデルの山田ローラさん。日米のハーフで、日本とハワイを行き来する生活をしています。そんなローラさんが、アメリカの子育て事情や、日米の育児との違いなどをリポート。今回のテーマは、子ども向けの教育番組。日米それぞれで子どもに人気の番組について、比較＆紹介してくれました。
アメリカの子どもたちが大好きな｢セサミストリート｣
アメリカで昔から子どもたちに愛され続けている教育番組の「セサミストリート」は、日本でもかなり浸透しており、とくにエルモなどは世界中でも人気のキャラクター。山田家の双子は1歳6カ月を過ぎたころからだんだんと興味を持ち始め、ぐずったときに「セサミストリート」を見せれば一発で機嫌がよくなるほどに！ エルモは人間にたとえると3歳児の知能を持っているらしく、エルモが遭遇する問題も日常的にありえることばかりなので、見ている子どもたちは共感しやすいみたいです。
山田家の日常をモデルにしている!?と思うほど
たとえばキックボードに興味を持ったエルモは、知り合いが乗っているものを強引に貸してもらったにもかかわらず、ほかのお友だちが借りたいときにはかたくなに手放さない。まさに私の息子(笑)。「セサミストリート」は山田家の日常をモデルにしているのかなってくらい状況が似ています。
最終的にまわりの説得でキックボードをシェアできるまでに成長したエルモをお手本にしてほしいと願い、その回は録画して永久保存版になっています。
ダンスや歌など、子どもが飽きない多彩な番組構成
約１時間の番組の内容は、エルモとパペットの仲間たちでさまざまなシチュエーションをわかりやすく解決するものです。メインのテーマのほかに、数字やアルファベットのレッスンも織り交ぜてあり、時にはダンス、時には歌、時にはショートコント並みのパペット劇もあり、子どもたちは飽きません。
山田パパも一緒に見ているときは大人でも勉強になるらしく、子どもと真剣に見ている姿がほほ笑ましいです。
日本での双子のお気に入りは、「おかあさんといっしょ」
アメリカではあまりにも「セサミストリート」に頼ってしまっていたので、日本へ帰国するときには「セサミストリート」を放送していなかったらどうしよう…と、代わりに双子が気に入ってくれる番組が見つかるかどうか、不安でした。そこで出会ったのがNHKの「おかあさんといっしょ」。実はこの番組は、私が小さいころに日本で暮らしていたときにも見ていた記憶があり、双子と一緒に見ていると懐かしくなります。
番組をきっかけに、仕上げ磨きや着替えができるように！
日本滞在期間が短く、なかなか保育園や幼稚園に通えない双子。「おかあさんといっしょ」を見ることで、私が教えられない歌や手遊びを学べるので、大変助かっています。とくに歯磨きの歌「はみがきじょうずかな」は、この歌のおかげでちゃんと「しあげはおかあさん」の部分までさせてくれるように！ そしてこの番組をきっかけに、パジャマを自分で着たがるように！ 子どもの自立を少しずつ促してくれているような感じで、ママ的にはうれしいような寂しいような…。
何度も見ることで、運動能力もレベルアップ！
しかし！「おかあさんといっしょ」の魅力はこれだけに止まりません!! 番組の最後にある「ブンバ・ボーン！」の体操。最初のころはボーッと眺めていた双子も、毎回見るたびに少しずつワンテンポ遅れながらも振りつけをまねするようになり、今ではテレビとほぼ同じタイミングで踊れるようにまでなりました。
まさに、朝から運動（お昼寝に向けてのエネルギー消費）をさせられて、子どもの成長（身体能力のレベルアップ）が見られる、ママにとっては一石二鳥な番組！ ただ少し短いのが残念で、放送中の24分の間でどれだけ朝の家事を双子に邪魔されずにこなせるかが毎日の戦いとなっています。
幸い、今はYouTubeなどで「セサミストリート」も見られるので、どちらの番組も見せて語学の勉強として活用しています。
子どもたちが楽しみながらいろいろなことを学べるテレビ番組があるのは、日本もアメリカも共通のよう。「セサミストリート」も「おかさんといっしょ」も、それぞれ子どもが飽きずに見られる工夫がされていて、興味深いですね。（取材・ひよこクラブ編集部）
Profile●山田ローラ
1988年9月23日生まれ。アメリカで大学卒業後、日本でモデルデビュー。2015年3月にラグビー日本代表の山田章仁選手と結婚。2016年9月に双子のブライス・光一郎くんとグレース・桜子ちゃんを出産。
LINE BLOG：山田ローラオフィシャルブログ
Instagram：＠lauraelinas
