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ママと子どものお絵描きコミュニケーション ~色鉛筆と絵の具の基礎知識~

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(c)ほんじょうれいこ

お子さんに感受性豊かに育ってほしい、一緒にお絵描きしたりしたいけど、いつからどんな風に絵の具と触れさせればいいの?と思っているママさんは多いのでは。そこで、今回は水彩絵の具や色鉛筆の基本や、お絵描き遊びの方法について、植物画イラストレーターで美術講師のほんじょうれいこさんに紹介いただきました。

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ほんじょうれいこ
植物画イラストレーター、美術講師(都内私立高校、セブンカルチャークラブ久喜、読売カルチャーセンター大宮、サクラアートサロン東京)
ブログ:五分咲きの日々~水彩色鉛筆で描くボタニカルアート~
多摩美術大学絵画科卒業。美術講師として都内私立高校に勤務し、美術教育の面白さを知る。また、初心者でも手軽に始められ、優しいイメージで描ける「水彩色鉛筆で描くボタニカルアート」教室を各所で開催。広告、年賀状素材集などでイラストレーターとしても活動している。

どんなことが出来る?1歳~3歳のお絵描き遊び。

やっとクレヨンや色鉛筆を握れるようになったお子さんは、まだはっきりとした「モノ」を描くことは出来ません。このころのお子さんには自由に「ぐるぐる描き」をさせてあげましょう。絵具をお持ちでしたら、ドリッピングやデカルコマニーもおすすめ。ドリッピングとは、絵の具を多めの水で溶いて画用紙に筆で垂らし、息を吹きかけたり傾けたりして模様を作る遊びです。デカルコマニーは、画用紙の半分に数色の絵の具をチューブから直接出して置いてから半分に折り曲げて少しこすって開きます。または2枚の画用紙を用意して1枚に絵の具を置き、もう1枚をかぶせて回転させたりすると、うずまきのような模様になります。こうして出来た模様を一緒に見て、「ここはチョウチョみたいね」「猫さんかな?」とお話ししながら、ペンやクレヨンで描きこんだりシールを貼って仕上げたりするのも楽しいですね。

(c)ほんじょうれいこ

絵の具遊びをする際には、新聞紙かビニールシートを広くひいて、汚れてもよい服装で行いましょう。

小さくても大丈夫?絵の具の種類と基礎知識

一般的に使われる色鉛筆は油性ですが、最近は水に溶けるものも。色鉛筆は染料や顔料をろう、粘土、ゴムなどで固めて作ります。この、固めるものが水性か油性かで種類がわかれるのです。油性の色鉛筆は混色が出来ませんが、水性のものは2色の色鉛筆を重ねて塗り、水筆で伸ばすことで混ぜることが出来ます。お子さんが使う際には、
水彩絵の具にもたくさんの種類があります。透明、不透明、アクリル、ポスターカラーなど。やはり顔料を練りあわせる素材により種類がわかれます。透明水彩は紙の白さを生かし、繊細な表現が出来ます。アクリルは色々な素材に塗ることが出来、速乾性で乾くと耐水性になります。ポスターカラーは発色が良いのが特徴です。
小さいお子さんはなんでも口にいれたり舐めたりしてしまいます。絵具や色鉛筆は色がきれいなのでなおさら心配ですよね。そのような小さいお子さんには「舐めても安心」という商品を選ぶとよいでしょう。また、色鉛筆はあまりツンツンにとがらせないで使い、必ず大人がそばで見守ってあげるようにしましょう。

参考商品:

ママも一緒に!お花や果物を見て描いてみよう

お子さんが少し大きくなって、形のあるものを描くようになったら、身近にあるものを実際に見て描いてみましょう。また、赤ちゃんがお昼寝している時間に、ママの息抜きとしても是非楽しんでください。
モチーフは身近にあるものならなんでも良いのですが、ここでは初めてでも描きやすい果物を例に簡単な描き方を紹介します。
用意するものは画用紙、鉛筆、(練り)消しゴム、色鉛筆または絵の具、水入れ(ジャムの空き瓶などで代用可)、そしてモチーフです。
形の取り方の基本は、「実物大」「全体~細部の順」「大きさや位置のバランスを見て」です。画用紙の中心にモチーフが来るように、だいたい果物の大きさのまるを描きます。この時、あまり力を入れてしっかり描いてしまうと修正が効かないので、鉛筆は軽く持ってふんわりと。
続いて、バランスや位置を見ながら特徴となる形を描きます。林檎、いちごなどへたのついているものであればへたを、桃ならばへこみを描きます。その他、細部をよくみて下描きをします。
色を塗る前に、線を整理します。最初の線を消しながら、細い、薄い、一本の線に直します。
「明るい色」「淡い色」から薄く、丁寧に塗っていくのがコツ。濃い色を最初に塗ってしまうと失敗しやすいです。淡い色が乾いてから、だんだんと濃い色、暗い色を重ねていきます。机に出来た影も塗ることで、物の存在感が出て、完成度の高い絵になります。また、影にも果物の色を少しだけ混ぜると自然です。

おうちを出てアート体験!

各地の美術館やデパート、美術大学ではお子さんと一緒にアートと触れ合い、楽しめるイベントが開催されています。その一部を紹介します。

埼玉県立近代美術館「MOMAのとびら」
アートを体感できるワークショップです。

伊勢丹ココイクプログラム
ものづくりワークショップをはじめ、様々なプログラムでお子さんの創造性を育てます。

横浜美術館子どものアトリエ

多摩美術大学あそびじゅつ

ここで紹介したのは首都圏のイベントですが、地方の美術館でもユニークな取り組みが行われています。ぜひ探して参加してみてくださいね。また、遠出をしなくてもお子さんと一緒にいつもの公園でスケッチを楽しむのもたまにはいいかも。色鉛筆とスケッチブックがあれば、どこでもアトリエになっちゃいます。落ち葉やお花など、お子さんが「きれい」「可愛い」と言ったらそれがモチーフです。

関連:おうちで気軽に簡単チャレンジ!子どもと一緒に楽しむタイルアート

小さいお子さんはみんなお絵描きや粘土遊びが大好きです。ところが学年が上がるにつれ、「上手に描けないから」と図工や美術が苦手というお子さんが増えてしまいます。ぜひ、お子さんが作るものには「こうしなさい」「この色を使ったほうがいいよ」といった意見は挟まずに、ただ怪我をしないように見守りながら、一緒に造形を楽しんでいきましょう。

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