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将来、活躍できる!好奇心旺盛な“マニア脳”の育て方

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kynny/gettyimages

AI(人工知能)時代になると、これまでの価値観は、ほぼ通用しなくなると言われています。たとえば、これまで多くの仕事で求められていた“迅速に! 正確に!”という要素はAIの得意分野です。そうした要素が最も求められる金融関係、法務関係などでは、近い将来、AI導入が飛躍的に進むと考えられています。AI時代を見据えて“将来、活躍できる子に!”と思ったとき、どのような力を伸ばしていくといいのでしょうか。人工知能研究者で脳科学コメンテーターの黒川伊保子先生に、乳幼児期に育てたいAI時代に必要な力について教えていただきました。

関連:モンテッソーリ教育×ハーバード式 IQでは測れない子どもの“9つの知能”とは?

人工知能研究者が教える! AI時代に不可欠な“好奇心”の育み方

AI時代、社会が求めるのはAIに教えることができる能力です。たとえば、アメリカではスポーツ記事や経済記事のような定型の記事は、半分近くをAIが書いていると言われています。そこで必要になるのは、AIに「いいスポーツ記事とは何か?」と教えられるマニア脳をもった人材です。マニア脳に不可欠なのは好奇心ですが、乳幼児期から好奇心を伸ばす素地ははぐくめます。子どもの好奇心を伸ばす4つのポイントを紹介します。

point1 子どもの実験を温かく見守る

テーブルに牛乳をこぼしたり、おもちゃを高いところから落としてみたり、ティッシュペーパーを箱から出し続けたり…子どもは、ママ・パパが嫌がることをするものです。しかし“実験”と思ってある程度は温かく見守って。子どもは好奇心から“実験”を続けており、その姿勢は科学者と同じ! 触られて危険なものは、最初からしまっておきましょう。

point2 子どもの質問を歓迎する

4歳ごろになると質問期に入り、「なぜ?」「どうして?」と聞いてくることが多くなります。しかし、質問に面倒臭がって対応するのはNG! 子ども時代の質問力は、将来、ビジネスの新発想に最も使う能力です。そのため「よく気づいたね!」「ママ/パパ、わからないな~。〇〇ちゃんは、どう思う?」と受け入れて、歓迎してください。そうした質問力こそが、AI時代には求められる大切な要素です。

point3 体を動かして遊ぶ習慣をつける!

脳に好奇心をもたらすのは、ドーパミンという脳内ホルモンですが、ドーパミンだけでは「これ、どうなっているの?」「あれは、どうかな?」と気が散りやすい傾向が。そのため集中力を高めるノルアドレナリンの分泌も必要となります。
この2つのホルモンを同時につくり出すのが運動です。そのため外でかけっこをするなどして、体を動かして遊ぶ習慣をつけましょう。少し年上の子たちと遊ぶと、運動量がアップするのでおすすめです。

point4 子ども用の基地&工房を作る

2歳になったら、ブロックや積み木を出しっぱなしにした基地&工房をわずかなスペースでもいいので作ってあげましょう。長い時間をかけて、好きなときに好きなだけ積み木などで遊ぶと、想像力を育むと同時に、好奇心を持続させる効果があります。

関連:AI時代の到来!子どもの読解力を上げたければ親が”読める人”になれ

AI時代に備えて、幼児期からのプログラミング教室が注目を集めていますが、何事も好奇心がなければ持続しません。これまでのエリート教育は、AI時代には通用しなくなるとも言われています。黒川伊保子先生いわく、AI時代の到来で、この10年で世の中は大きく変わるそうです。子どもたちが社会人になるころには、AI時代が本格的に到来しているでしょう。そうした未来を見据えて、子育てを見直してみるのも必要かも知れませんね。(取材・文/麻生珠恵、ひよこクラブ編集部)

監修/黒川伊保子先生
脳科学コメンテーター、人工知能研究者。富士通ソーシアルサイエンスラボラトリで人工知能の研究に従事した後、2003年、株式会社感性リサーチを設立。代表取締役社長を務める。世界初の語感分析法を開発し、赤ちゃんの名づけなどにも応用。著書は『母脳 母と子のための脳科学』(ポプラ社)など多数。

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