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モンテッソーリ教育×ハーバード式 IQでは測れない子どもの“9つの知能”とは?

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LeManna/gettyimages

子どもの知能というと、IQ(知能指数)をイメージするママ・パパもいるでしょう。IQは知能を測るひとつの指標ですが、すべての能力を測れるものではありません。そこで考えられたのが、モンテッソーリ教育×ハーバード式が提唱する、生まれたときからどの子にも備わっているといわれる“9つの知能”です。
「“9つの知能”とは、どんな知能か?」「親は、どんなふうにかかわって伸ばしていくといいのか?」を、光り輝く子どもたちの未来をサポートする乳幼児親子教室「一般社団法人 輝きベビーアカデミー」代表理事・伊藤美佳先生に教えていただきました。

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才能の芽といわれる“9つの知能”を伸ばすコツ

赤ちゃんはみんな、才能の芽ともいわれる“9つの知能”をもって生まれてきます。9つの知能は、使わないと衰えてしまうので、乳幼児期は全部の知能をバランスよく育てることが大切! 3~4歳ごろになると、子ども自ら得意なことや好きなことを見つけて、その知能を存分に発揮するようになります。9つの知能の特徴と、知能の伸ばし方のポイントを紹介します。

1つ目…運動神経を左右する「体の知能」

体の知能とは、運動神経につながる力。運動神経がいい子は、どんなスポーツでも短期間で習得し、そつなくこなしますが、それは乳幼児期に行った運動や体を使った遊びの影響が大きいと考えられています。

2つ目…表現力につながる「言葉の知能」

言葉の知能とは、話し言葉や書き言葉を効果的に使いこなす力。この知能が高いと、コミュニケーションが上手な子になります。言葉の知能を育むには、乳幼児期にたくさん言葉かけをすることが第一。そうすることで突然、話し始めたり、読み書きができたりするなど、みるみる言語能力が発達します。

3つ目…ロジカルに考えられる「数の知能」

計算や暗算をしたり、問題を理論的に分析したりする力のこと。この知能が高いと、ロジカルに物事を考えるのが得意になる傾向が。数の知能を育むには、おふろの中などでただ単に「1・2・3」と数えるだけでは不十分。実物や絵を見せながら「いちごが1・2・3」と指を指しながら数えると、数の概念が身についていきます。

4つ目…クリエーティブな子に育てる「絵の知能」

絵の知能とは、視覚的に空間のパターンを認識できる力。この能力が高い子は、将来、デザイナー、建築家、画家などクリエーティブな職業につく傾向が。絵の知能を育むには、積み木を積んだり、折り紙を折ったりして空間認識力を高めることが有効です。

5つ目…豊かな感受性を育む「自然の知能」

自然の知能とは、自然や人工物の種類を識別する力。自然を五感で楽しみ、じっくりと観察することで、子どもはさまざまなことを発見し、刺激を受けます。そうした経験の積み重ねが“感じる心”を育てます。

6つ目…センスのある子になる「感覚の知能」

感覚の知能とは、五感をフルに使い、さまざまな情報を敏感に受け取る力。五感でさまざまなことを感じとる体験をしてきた子どもは、センスがよく、表現力が豊かになると言われています。感覚の知能を養うには、美しい絵や音楽に触れるのがおすすめ!

7つ目…リズム感に秀でる「音楽の知能」

音楽の知能とは、音楽の種類やリズム、音程などを識別する力。この知能が発達していると、作曲や演奏が得意に。また音楽の才能は、乳幼児期の環境や体験に大きく左右されるため、親子で音楽を楽しむ環境をつくりましょう。元気に遊ぶときはポップな音楽、眠るときはリラックスできるクラシックなど、場面に応じた音楽を流すだけでもOKです。

8つ目…人とうまくかかわる「人の知能」

人の知能とは、他人の気持ちを理解しながら、うまくかかわれる力。コミュニケーション能力や人間関係の構築に大きく作用する能力です。人の知能を高めるには、小さいころから他人とかかわる経験を積み重ねることがポイント。同年代の子どもだけでなく、さまざまな年代の人とコミュニケーションを深めてください。

9つ目…目標達成力がつく「自分の知能」

自分の知能とは、自分自身の長所や短所などを理解したうえで、目標達成に向けて努力することができる力。この知能をもつ人は起業家に多く見られ、子どものころは「とらえどころがない」と言われたり、問題児扱いされたりする子が多いのが特徴。しかしママ・パパが子どもの個性を受け入れて、のびのび育てると自分の知能はぐんぐん伸びます。

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ママ・パパに心がけて欲しいのは、子どもがせっかく持って生まれた“9つの知能”を衰えさせないこと。たとえばママ・パパからしたら、いたずらと思うようなことでも、子どもはそこから何かを発見したり、思いついたりするそうです。そのため危険なことでない限りは「ダメ!ダメ!」言わずに、見守ることから始めてみませんか? それが子どもの才能の芽をつまないことにつながるそうですよ! “9つの知能”を伸ばすための具体的なかかわり方は、ひよこクラブ2019年3月号(2月15日発売予定)で詳しく解説しています。気になる方は、ぜひこちらもぜひチェックを。(取材・文/麻生珠恵、ひよこクラブ編集部)

監修/伊藤美佳先生
乳幼児親子教室「輝きベビーアカデミー」代表理事。26年間に亘り、幼稚園、保育園で1万5000人以上の幼児を教える中、わが子がモンテッソーリ―教育の幼稚園ですばらしい成長を遂げたことに感銘を受け、モンテッソーリ教師の資格を取得。モンテッソーリ―教育を実践していく中で、IQ以外の才能を見つけるハーバード大学教授の「多重知能理論」を取り入れ、日本人向けにアレンジしたオリジナルメソッド「9つの知能」を開発。子どもの隠れた才能を発見し、最大限伸ばす手法として、スクールなどで取り入れています。

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