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「虎のように強くてカッコいい!ママたちが誇るべき“タイガーストライプ”(妊娠線)って?」山田ローラ・日米子育てリポート

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今回のテーマは「妊娠線」です。“妊娠線は恥ずかしい!”が今までのママたちの主流な考えでしたが、アメリカでは変化も見られているようです。
2015年にラグビー日本代表の山田章仁選手と結婚、2016年9月に男の子と女の子の双子を出産したモデルの山田ローラさん。日米のハーフで、日本とハワイを行き来する生活をしています。そんなローラさんが、アメリカの子育て事情や、日米の育児の違いなどをリポート。

関連:「仕事以外でも子どもを預けるのは普通」山田ローラさんの日米子育てリポート

妊娠中も産後も、ママが気になるのは“妊娠線”

妊娠したら必ず気になってしまうのが妊娠線。おなかがまだ小さいうちからネットを検索し尽くして、ありとあらゆるクリームやオイルをおなかに塗りたくる毎日がスタートします。まわりからいただくギフトも保湿クリームやオシャレなオイルが多いなと感じながら、一度妊娠線ができてしまうと一生消えないからと、必死にそれらをぬりぬり。

出産後も必ず聞かれるのが、「妊娠線ってできた?」「どこに?」「何カ月くらいの時に?」「薄くなった?」です。比較したい気持ちや参考にしたい気持ちもわかるけど、何回も聞かれてしまうと、正直、ちょっとうんざりしてしまいます。

高価なクリームで、妊娠線を必死に予防した日々

私の場合はおなかが大きくなるのがとても早く、妊娠6カ月ですでに臨月並みでした。仕事柄、人前へ出ることが多く、おなか周りを直接見せるわけではないけど、妊娠線ができたらきっと自信をなくしてしまいそうな予感もありました。

なので、どのクリームがいちばん効果があったかや、芸能人の方で妊娠線予防で何をしていたかなどを検索し、高価なものでも取りあえず試してみようとたくさんの商品を買い込んでいました。

思いもよらない場所に、妊娠線を発見!

これで私も妊娠線は絶対にできるまい!と自信満々だったのに…ある日、腰周りを見たら絶句。横腹からぐるっと背中めがけて、バキバキに妊娠線が! あらためて体をよく見たら、胸の横側にも少し線が! 

あぁ、思いもよらない場所にできてしまった。でも、考えたら確かに妊娠して体に訪れる変化はおなかだけにとどまるはずはなく、おなかにしかクリームを塗っていなかったことを反省。それからは体中保湿をし、かゆくても極力触らないように努力をし(かくとそれが妊娠線になると、どこかで読んだので)、最善を尽くしました。

医師に聞いた、妊娠線のまさかの原因とは…

しかし!!
数カ月後にもう普通にしていたら見えないおへその下をふと鏡で見たら…バッキバキにできてるではないですか⁉ なかなか濃い色の妊娠線。ショックすぎて、あぜん。

次の妊婦健診で思わず先生に聞いたところ、「妊娠線は体質もあるからどんなに頑張ってもできる人はできるし、できない人はとくに保湿していなくてもできないんだよね。ローラの場合はおなかが急激に大きくなりすぎたから余計になってしまったのかもね」だそうです。あれだけお金と時間をかけたのに、結局、まさかの体質でできるとは…とかなり落ち込んでしまったり。

妊娠線は恥ずべきものではなく、カッコいい!

でも、あまりにも落ち込む私を見かねた先生が言ってくれたひと言で、かなり救われました。

妊娠線はママの誇り!セレブも写真を公開

“All moms are warriors and you should wear your battle scars proudly.”
(ママたちはみんな戦士だから、この戦った傷跡は誇りに思いなさい)

アメリカでは妊娠線のことを「タイガーストライプ」と呼ぶ女性が多く、虎のようにカッコよく強いマークだから、恥じるものではないという考えが多くなってきました。現に、クリッシー・テイゲンやジェニファー・ロペスなどの有名人も自身の妊娠線の写真を公開し、今の体がいちばん好きなどのメッセージを発信しています。

妊娠線を隠さず、堂々と水着でビーチへ

私も、確かに妊娠中はおなかが大きくなるにつれて皮膚も伸びるから保湿は大事だけど、果たして妊娠線はなぜそこまでタブーなものなのかと疑問に思うようになりました。

今では産後2年以上もたって、大量にできた妊娠線は薄く白くなりましたが、あえて隠すのではなく、堂々と水着を着てビーチで双子と一緒に遊んでいます。

日本のママたちにも、ぜひ今の自分の体に自信を持って妊娠線はカッコいい勲章だと思ってほしいです。

関連:「アメリカは乳児用ミルクの種類が豊富!」 山田ローラさんの日米子育てリポート 

産後もきれいな素肌でいたいから、妊娠線は妊娠中や産後の最大の関心事。ローラさんのように妊娠線予防を頑張って、それでもできてしまってガッカリした経験があるママも多いのではないでしょうか? でも、アメリカの女性たちが主張し始めたように、妊娠線は恥ずべきものではなく、カッコいいもの! 日本のママたちも、自信を持ちたいですね!(構成/ひよこクラブ編集部)

Profile●山田ローラ
1988年9月23日生まれ。アメリカで大学卒業後、日本でモデルデビュー。2015年3月にラグビー日本代表の山田章仁選手と結婚。2016年9月に双子のブライス・光一郎くんとグレース・桜子ちゃんを出産。

LINE BLOG :山田ローラオフィシャルブログ
Instagram:@laura_elina_ymd

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