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皮膚科医・友利新が赤ちゃんの肌トラブルの悩みに回答。「鉄分とビタミンAの重要さ」

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ママやパパが敏感肌だと、赤ちゃんの肌タイプも似るの? 正しいスキンケアの方法を、皮膚科医であり、ママでもある友利 新先生に聞きました。ママ×医師 友利先生の子育てが楽しくなる処方箋#5

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赤ちゃんの肌を強くするケアは? 食べ物も関係する?

<ママからの質問>
私自身小さいころ皮膚が弱かったので、まだ赤ちゃんにはアレルギーは出ていませんが、これから出てこないか心配です。肌を強くする食べ物やケアなどありましたら、アドバイスいただきたいです!
(男の子6カ月のママ)

赤ちゃんの肌タイプは両親どちらかに似る傾向が

ご自身が肌で悩まれた経験があるならなおさら、不安ですよね。基本的に肌タイプはご両親にどちらかに似る傾向があるので、肌ケアはしっかりしていただけたらと思います。肌トラブルを防ぐいちばんの方法は、きちんとスキンケアを行うこと。洗いすぎず、季節と体の部位にあった保湿がスキンケアの基本です。
まずは洗浄剤をしっかり泡立てて洗うことが大切。洗うときは、タオルやガーゼなどは使わずに泡をすべらせる感覚で洗ってください。関節やシワの部分もしっかりと伸ばして洗いましょう。泡で出てくるタイプの洗浄剤が使いやすくておすすめです。

夏でも保湿はマスト。1日2回の保湿がおすすめです

洗ったあとは、ローションなどできちんと保湿をしましょう。保湿は、肌のバリア機能を正常にして肌トラブルを起こさないようにするために必要不可欠。夏は汗をかくので乾燥とは無縁だと思いがちですが、肌のバリア機能をつかさどる皮脂と、体温調節のためにかく汗はそもそも働きが違います。赤ちゃんの肌は常に乾燥しているので、夏でもしっかりと保湿を。
保湿剤の種類は、夏はローションタイプがおすすめですが、乾燥が気になる場合は油分が多いバームタイプなどを部分的にためしてみてください。肌にしっかりとした油分の膜を張ることがバリア機能の強化には大切です。
また、1日2回の保湿ケアをしたグループと1回しか行わなかったグループでは、皮膚症状の発症が2回のグループの方が少なかったというデータもあります。一度もしないよりはいいですが、皮膚トラブルを防ぐには、できるだけ1日2回の保湿ケアをおすすめします。

ビタミンAと鉄分はきれいな肌にかかせない栄養素

離乳食がスタートすると今まで母乳でとっていた栄養にプラスし、食事から栄養をカバーする必要があります。そこで不足しがちになるのが鉄分、亜鉛、ビタミンAの3種類。とくにビタミンAは皮膚や粘膜の成長には欠かせない成分です。
また、鉄も不足すると貧血になり、貧血だと皮膚への栄養もうまく供給されず、肌は乾燥しバリア機能も落ちてしまいます。ビタミンAは卵黄やにんじん、かぼちゃ、さつまいもに、鉄分は赤身のお肉やレバー、カツオなどの魚に多く含まれています。ただ、それらを手作りの離乳食ですべて補おうとするのは難しいもの。栄養素がしっかり配合された市販の離乳食も活用してみてください。

関連:ママ友いないとダメ?[赤ちゃんの発育発達]友利新先生がママの悩みに答えます!

暑い時季でもしっかり保湿することが大切なんですね。ぜひ毎日のスキンケアを習慣にしていきましょう。(取材/ひよこクラブ編集部)


Profile●友利 新(ともりあらた)
皮膚科医、内科医。沖縄県宮古島出身。東京女子医科大学卒業。同大学病院の内科勤務を経て皮膚科へ転科。現在、都内のクリニックに勤務する傍ら医師という立場から医療としての美容と健康を追求し、美しく生きるための啓蒙活動を雑誌・テレビなどで展開。2人のお子さんのママでもあり、現在第3子妊娠中。2019年夏に出産予定。自身で開発したベビースキンケアブランド「メディスキン」が好評発売中。
インスタ:@aratatomori
twitter:@ArataTomori
アメブロ:友利新のビューティー診療室

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