SHOP

内祝い

  1. トップ
  2. 赤ちゃん・育児
  3. 赤ちゃんのお世話
  4. 授乳
  5. 【専門家監修】離乳食食材は「国産を使うべき?」「缶詰は?」「ベビーフードは?」 専門家が回答

【専門家監修】離乳食食材は「国産を使うべき?」「缶詰は?」「ベビーフードは?」 専門家が回答

更新

混乱の女の赤ちゃんを食べる
M-image/gettyimages

赤ちゃんの体の準備が整った5~6カ月ごろから始める離乳食。「あせらず、ゆっくり」進めることがポイントですが、離乳食メニューを作る際の食事選びなどでも気になることがいっぱいです。ちまたでうわさされている離乳食食材のあれこれについて、管理栄養士の太田百合子先生に聞きました。

離乳食食材の疑問Q&Aに答えます

Q
食材は 国産にこだわった
ほうがいい?
A
マストではありませんが、
国産は新鮮なものが多いです.
 日本には、食品安全委員会という機関があり、安全性が懸念される食品については科学的に調査しています。日本の市場に出回っている食品は、食品安全委員会の調査をパスしているものなので、外国産のものも安全です。しかし、外国産のものは流通に時間がかかるため、防腐剤という薬剤が使われていることがあります。余計な添加物を使っていない、という意味では、国産の食材がいいでしょう。

Q
冷凍食材(野菜や果物)や
缶詰には添加物がたくさん
入ってる って本当?
A
ずいぶん前のうわさです。
今は安心して使えます.
 ずいぶん昔に、そういったうわさが流れていました。しかし、食品安全委員会が設立されてから、危険な食材は市場に出回りません。今の時代は、心配しすぎる必要はないでしょう。ただし、塩分や油分の量には注意をしましょう。

Q
離乳食には無添加の食材を
使うべきなの?
A
敏感になりすぎず
いろいろな食材にトライを.
 加工食品の場合、添加物を入れないとおいしくありません。豆腐でいえば、「にがり」も添加物の一つ。添加物には、食品をよりおいしくする、保存状態をよくし食中毒を招かない、といった役割があります。敏感になりすぎる必要はありません。

Q
市販のベビーフード は
食べさせても大丈夫?
A
安全な食べ物ですので、
どんどん活用を.
 もちろん、大丈夫。「おいしくない」「味が濃い」といった声を聞くこともありますが、大人がおいしくないと感じたものは避ければいいですし、濃縮しただしを使っているので味が濃く感じることもありますが、塩分は多くありません。赤ちゃんの食品は、日本の厳しい基準をクリアしているので、安心して食べさせて大丈夫です。



粉末タイプのベビーフードは
栄養が壊れてるの ?

粉末タイプを食べさせる時期は、
栄養を考えなくてOK.
 壊れていることはありませんが、栄養バランスがばっちりということもないでしょう。粉末タイプを食べるのは、離乳初期がメイン。この時期は、「食べる」ことの練習期間なので、栄養は気にしなくてOK。栄養バランスは離乳後期になったころから考えて。

Q
食材の鮮度 の
見分け方ってあるの?

肉や魚は購入後すぐに調理を。
野菜はみずみずしさで判断して
 店で選ぶ際には、加工日などの確認を。日本では、古いものが売られていることはまずないでしょう。購入後は、肉や魚は、すぐに調理するのが鉄則。野菜は、みずみずしさが大事です。また、野菜はしっかり洗ってから使用しましょう。

参考/ひよこクラブ2019年9月号別冊付録「離乳食食べていいもの・ダメなもの食材大事典」より

赤ちゃんの成長にかかわる栄養のことだから、いろいろ気になることが多いのが離乳食。「何から食べさせるの?」「これっていつごろから食べさえてOKなの?」など心配ごとがや大変なことも多い離乳食ですが、赤ちゃんの初めての食体験を応援しながら、親子で楽しく進めていってくださいね。(取材・文/ひよこクラブ編集部)

監修/太田百合子 先生

初回公開日 2019/08/13

育児中におススメのアプリ

アプリ「まいにちのたまひよ」

妊娠日数・生後日数に合わせて専門家のアドバイスを毎日お届け。同じ出産月のママ同士で情報交換したり、励ましあったりできる「ルーム」や、写真だけでは伝わらない”できごと”を簡単に記録できる「成長きろく」も大人気!

ダウンロード(無料)

育児中におススメの本

最新! 初めての育児新百科 (ベネッセ・ムック たまひよブックス たまひよ新百科シリーズ)

大人気「新百科シリーズ」の「育児新百科」がリニューアル!
新生児から3歳まで、月齢別に毎日の赤ちゃんの成長の様子とママ&パパができることを徹底紹介。

毎日のお世話を基本からていねいに解説。
新生児期からのお世話も写真でよくわかる! 月齢別に、体・心の成長とかかわりかたを掲載。
ワンオペおふろの手順など、ママ・パパの「困った!」を具体的なテクで解決。
予防接種や乳幼児健診、事故・けがの予防と対策、病気の受診の目安などもわかりやすく紹介しています。
切り取って使える、「赤ちゃんの月齢別 発育・発達見通し表」つき。

初めての育児 新百科

Amazonで購入

楽天ブックスで購入

赤ちゃん・育児の人気記事ランキング
関連記事
赤ちゃん・育児の人気テーマ
新着記事
ABJマーク 11091000

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 第11091000号)です。 ABJマークの詳細、ABJマークを掲示しているサービスの一覧はこちら→ https://aebs.or.jp/

本サイトに掲載されている記事・写真・イラスト等のコンテンツの無断転載を禁じます。