季節のイベントの楽しみ方[ハハのさけび #42]
1歳の息子のお母さんをしています、わぐりです。「ハハのつぶやき」という子育てイラストをTwitterとInstagramで描いています。
2年の不妊治療を経て子どもを授かり(連載「モヤサバ妊活」)、たくさんの発見があった妊娠期を経て(連載「妊婦のハッケン」)、出産した私(連載「ハハになった日」)。この連載「ハハのさけび」では、育児をする中での気持ちの変化や、母親になって変わった世の中の見方などを書いていきます。親という共通点を持つみなさんに、共感してもらえたら嬉しいです。
季節のイベントの楽しみ方[ハハのさけび #42]
子育てってほんと、同じような毎日の繰り返しですよね〜。もちろん子どもは可愛いし、成長も喜ばしいのですが、なんだか同じことの繰り返しのように感じて、辛い気持ちになることも・・・。そんな飽きっぽい私は、季節の行事にすごく救われています。
保育園に通っていると、いろいろな季節のイベントが充実していて、とてもありがたいです。例えばひな祭りだったら、玄関にお雛様が飾ってあって、給食に特別なメニューが出て、工作でお雛様を作って、と盛りだくさん。子どもとも、「もうすぐひな祭りだねー」と話したり、ひな祭りの歌を歌ったりと、自分も楽しめます。
大人になってから面倒くさくてスルーしていたイベントも、子どもがいると、ついやってしまいます。例えば、節分の豆まき。子どもが保育園で作ってきた鬼の仮面をかぶせ、豆を渡して、「鬼は〜そと、福は〜うち」。ただ豆を投げるだけなのに、真剣な様子が、かわいい!!!!!そしてまた、そんなにうまく投げられていないのを見て、来年はもっとうまく投げられるのかなーとか成長を想像して、楽しい!!!!!親バカだなあと思いますが、この親バカフィルターを通すことで、全てのイベントが楽しくなってしまう、不思議。
まだ1才なので、大人になったらほとんど覚えてないだろうなと思いつつも、この子の中に、「節分の日はお家で豆をまいたなー」とか、「大晦日はうちはみんなで紅白見るんだよねー」とか、そういう記憶を残してあげたいなあと思うのです。うまく言えないのですが、こういうのが、子どもにとっての家族の思い出になったりするのかなーという感覚があるんですよね。
子育てが、自分が改めて日本文化を知るきっかけになってるなーと思います。
一緒に知って、一緒に体験して、家族の思い出を作って行こうねーーー。
[わぐり]
2018年4月に息子を出産した35歳。
「ハハのつぶやき」Twitter(@ninputweet)とInstagram(@ninputweet)で、妊娠中から現在の育児中までのイラストを、ほぼ毎日更新しています。