子どもは○○の専門家だ![ハハのさけび #41]
1歳の息子のお母さんをしています、わぐりです。「ハハのつぶやき」という子育てイラストをTwitterとInstagramで描いています。
2年の不妊治療を経て子どもを授かり(連載「モヤサバ妊活」)、たくさんの発見があった妊娠期を経て(連載「妊婦のハッケン」)、出産した私(連載「ハハになった日」)。この連載「ハハのさけび」では、育児をする中での気持ちの変化や、母親になって変わった世の中の見方などを書いていきます。親という共通点を持つみなさんに、共感してもらえたら嬉しいです。
子どもは○○の専門家だ![ハハのさけび #41]
子どもがまだ2-3ヶ月ぐらいの頃、慣れない育児に、全身がバキバキになっていました。かがむような姿勢で日夜オムツを替え、抱っこしたり降ろしたりし、必死に授乳して・・・肩も腕も背中も、それはもう大変な状態になっていました。
ある時、スヤスヤと寝ている子どもを見て、ふと「赤ちゃんっていつも両手をあげて寝てるなー・・・もしかして、それが気持ちいいのかな?」と思ったんです。
横になって、赤ちゃんと同じように両手をあげてみると・・・「き、気持ちいいーーーー!」衝撃が走りました(笑)。さらに、赤ちゃんが起きた時にする伸びをイメージしてマネしてみたら、なんかすごく気持ちいい!ちょうどいつも、かがむような格好でお世話や抱っこ、授乳をしていたので、肩甲骨を寄せるようなストレッチが、すごく気持ちよかったのです。その時、「そうか・・・赤ちゃんは無意識のうちに体が求める動きをしてるのかも?!だからマネすると気持ちいいのかも?!」ということに気づきました。(注:自分の勝手な仮説です。)
最近思っているのは、実は、子どもの楽しんでることに、原始的な喜びとか面白さのヒントが眠っているのでは?!ということです。子ども目線で散歩してみると面白い発見があったり(ハハのさけび#31参照)、子どもと一緒に狂ったように歌ったり踊ったりしてると、自分まで楽しくなってきたり・・・。
この前、おままごとで食べるマネをすごくリアルに本気でやったら、子どもがすごく面白がって何度もやっていて。もしかしてこの面白さを軸にしてゲームが作れるのでは?!なんて思ったりして、今つくっているところです。
「パクモグ」というゲームを #ゲームマーケット2020春 に向けて作っています。おままごとで食べるふりをする楽しさを、カルタ形式のゲームにします。
— HAHA @ゲムマ2020春4/25(土) (@HAHA_spiel) February 4, 2020
【5才〜/3-7人/15分】
そのほか「こどもとあそぶ」をコンセプトにしたグッズなども作るかも…。4/25(土)出展予定です。#ゲムマ2020春 pic.twitter.com/yXub520eLF
子どもは、気持ちいいことや楽しいことの専門家だ!
のびのびと好きなよーに生きている子どもたちって、自分の心や体が喜ぶことに正直なんですよね。マネすると、意外な気持ち良さや、大人が見逃しがちな面白さに気づくことがあって、びっくりします。私は今ゲーム会社に勤めているので、常に「面白さ」のタネを探しているのですが、子育て中にもインプットってたくさんあるんだよなーと、思ったのでした。
[わぐり]
2018年4月に息子を出産した35歳。
「ハハのつぶやき」Twitter(@ninputweet)とInstagram(@ninputweet)で、妊娠中から現在の育児中までのイラストを、ほぼ毎日更新しています。