子どもが1歳未満で職場復帰するママ必見! オススメグッズ&やっておくといいことは?
職場復帰のために1歳未満で子どもを保育園に預ける人も少なくありません。前々から入園が決まっていたとしてもいざそういう状況になると、園や職場復帰の準備に追われてバタバタしがちです。園や職場復帰をスムーズにするためにできることや買ってよかったグッズなどを口コミサイト「ウィメンズパーク」の先輩ママたちの声からピックアップしてみました。「トヨタ式おうち片づけ」の著者、香村薫さんからのアドバイスも必見です!
入園前にやっておくといいことはコレ!
入園前にどんなことをしておくといいのか、先輩ママたちのアドバイスは?
保育園指定の粉ミルクに慣れておくこと
「粉ミルクの場合は、自宅で使用している銘柄を伝えれば保育園が用意してくれたり、飲み慣れたミルクを飲ませてくれたりと、個々に対応してくれるところありますが、そうでないことも。粉ミルクの銘柄指定ができなかったら、保育園が使用する銘柄に慣れてないと飲まなかったりすることもあるので事前に確認を!」
哺乳瓶ならし
「哺乳瓶は慣らしとかないと、保育園に入ってから栄養を摂る術がなくなってしまいます。入園前は1日1回でいいので哺乳瓶であげる練習をしておくといいかも。日中はミルク、帰宅後は母乳でもOKだと思いますよ。母乳が出る場合は、職場での搾乳が必須だと思うので、手搾りなのか搾乳機を使うのかも、預けるまでに試してみて!」
時短のためにホックのない肌着の準備を
「服も、6カ月くらい(70cmくらい)になると、股のホックのある肌着とない肌着が売られていますが、時間短縮のためホックのない肌着を準備しておくといいかも」
ワンオペ、パパにお任せの時も大活躍する便利グッズ
復帰したばかりの時は、家事をスムーズにこなせるまで時間がかかるもの。復帰した時に役立った! 離乳食づくりに便利!といった先輩ママお墨つきのグッズを紹介します。
保温ジャー
「保温保冷のスープジャーを購入して、お出かけの時は利用していました。とても便利で買ってよかったです。大人のおべんとうにも使えるので、ひとつ持っていて損はないと思いますよ。自宅でパパに子どもをみてもらう時も、離乳食や子どものご飯を保温ジャーに用意しておくと、すぐ食べさせられます。電子レンジだと温まりすぎて冷ますのが大変だったりするので…」
離乳食には製氷機&シリコンスチーマー
「製氷皿は、お粥や野菜スープなどを凍らせるのに便利。今はシリコン製がサイズもいろいろあるのでいいですね。冷蔵や冷凍、耐熱用の小分けタッパーは、同じ形で統一すると収納しやすいです。離乳食はさみは、うどんや麺などを細かくするのに大活躍しました。あとは、シリコンスチーマー。キューブ型に冷凍したお粥とほうれん草をひとつずつ入れてレンチンすると、離乳食ができます!」
ハンドブレンダー
「裏ごしやすり鉢は、離乳食の始めはいいのですが、あとから食べる量が増えて時間がかかるので、ハンドブレンダーがオススメ。主食のご飯は毎日のことなので、炊いたご飯にお湯を混ぜて、ハンドブレンダーでトロトロにしていました」
千切りスライサー
「千切り器用スライサーです。大根、人参、きゅうりなどそれぞれ千切りするのに5分強かかっていたのが、30秒で千切りに!それをかかんたん酢などの調味料であえるだけ。野菜の摂取量がグンと増えました!」
電動鼻吸い器
「なぜ、今まで買ってなかったんだろうと後悔するほど、使っています。冬はしまう暇がないくらい使っているので、育児でよかったものナンバーワンです」
家事と保育園情報は夫婦でシェアを!
職場復帰前の家事シェアと育児について、娘さんを7カ月から園に預けた経験のある香村薫さんのアイデアをお届けします。「ひとりで抱え込まないことが大切」と香村さんはアドバイスします。
我が家は一番下の娘が生後7カ月の頃から保育園にお世話になっています。ママ自身が復職で不安な中、お子さんの対応で手いっぱいになりますよね。そこで、家族で家事をシェアするために2つの提案をご紹介します。
やらなければいけないことの『見える化』
ママが不安に思っていること、残念ながら家族には伝わっていないものです。まずは『やること』を紙に書き出してみてください。そうすることで家族に手伝ってもらうこともできますし、何よりママ自身が頭の中でぐるぐると不安だったことが具体化されますよ。書き出したら、それを家族に見せて『困っていて…いい案ない?』と、相談してみてはいかがでしょう。
例えば保育園の『名前書き』は、我が家では夜にお菓子やおつまみを準備して夫婦で名前書きイベントを開催!(もちろんお友だちとやってもいいですね)少しでも楽しみながら、誰かと一緒に行うと気分がスッキリします。
保育園でのおしたくを「見える化」
保育園への送り迎えは夫婦のどちらも行えるように『手順を絵に書いて』おくことがポイントです。
朝は夫、帰りは妻、のようにルールを決めておくことも大切ですね。
また、これは実際に我が家が直面したのですが、電車のトラブルでお迎えに間に合わない!という緊急事態もありえます。入園したら早めにママ友をつくり、お互い協力できるよう声がけしておきました。もちろん自分ができることは積極的に。この時も、夫にもわかるように『子どものお友達相関図』をつくっておくと伝えやすいですよ。
『家では毎日の園とのおたよりを必ず見てもらう』『今日あったことをひと言でもいいので伝える』など、コミュニケーションをかかさないことも大切です」(香村薫さん)
職場復帰や保育園入園したばかりの頃は、想定外のことも多いです。子どもの急病や慣れない仕事のストレス。ただでさえ、ママの体調も万全というわけではないので、ひとりで抱え込まず家事は夫婦、家族でシェア、便利グッズを使って少しでもラクすることが大事なようです。慣れるまでは、無理は禁物です。(文・酒井範子)
香村薫さん
ライフオーガナイザー。3LDKのごく普通のマンションから”持たなくても 忙しくても 心地よく暮らせます”をテーマに、モノを持たない幸せやライフオーガナイザーのことなどについて執筆。夫と長男(9歳)と次男(7歳)と長女(3歳)の5人暮らし。著書に「トヨタ式おうち片づけ」(実務教育出版)など。
■文中のコメントは、「ウィメンズパーク」の投稿からの抜粋です。