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格安スマホで通信料を賢く節約!

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アジアの親と娘
miya227/gettyimages

格安スマホにしたら、どの程度安くなるのか、また何か困ることはないのかなど、疑問に思う人も多いと思います。格安スマホについて、そのメリット・デメリットについて、ファイナンシャルプランナーの青野泰弘さんに紹介してもらいました。

青野泰弘
ファイナンシャルプランナー/CFP
青野行政書士事務所ホームページ
証券会社に勤務しながらファイナンシャルプランナーと行政書士の資格を取り、その後独立。お金の悩みに関する相談をアドバイスする専門家。

格安スマホと普通のスマホは何が違うの?

格安スマホとは、大手キャリア(docomo・au・softbank)以外の会社で、割安な料金プランを提供している会社が販売するスマホの総称です。格安スマホの会社は大手キャリアから回線を借りて運営するため、基地局の設置費用や維持費用などがかかる大手キャリアより安いプランが提供できるのです。また、大手キャリアでは2年間解約できず、期間内に解約すると解約手数料が取られるという2年縛りの契約がありますが、格安スマホでは契約の縛りがない会社や縛りが1年の会社がほとんどです。

一方で、格安スマホでデメリットと考えられるのは、通信速度にムラがあり、場所や時間帯によっては通信速度が遅くなる可能性があることです。ほかにも、通話料が割高、キャリアメールやキャリア決済を使えない、といったデメリットもあります。

端末については、大手キャリアでも格安スマホでも同じ端末を使うことができます。2015年5月までは、スマホを使用するために必要なSIMカードというものをほかの機器に移すことができませんでしたが、現在ではSIMフリーといって、SIMカードをほかの機器に差し込めば、自分の携帯電話で使えるようになっています。したがって、現在使っている端末がSIMフリー対応であれば、格安スマホ会社とSIMだけの契約をして、そのSIMを差し込めば、端末を新たに購入することなく格安スマホとして使用することができます。

格安というけど、どの程度安くなるの?

“格安”というからには、どの程度安くなるかは気にかかるところですね。MMD研究所というところが発表している2019年の調査資料を見てみましょう。大手キャリアでは4,000円以上10,000円未満を払っている人が全体の60%程度となっている一方、格安スマホでは、4,000円未満を払っている人が75%程度となっています。支払いの平均額で見てみると、大手キャリアが8,023円、格安スマホが2,889円となっています。大手キャリアの支払額はばらつきが大きいので、単純に平均額だけでは比較できませんが、格安スマホに乗り換えることで、携帯料金を数千円程度は引き下げることができるでしょう。

(c)専門家@メディア

家計の見直しの相談をする際には、携帯電話料金など毎月一定の支払額のあるものの節約が効果的であると説明しています。例えば食費を月5,000円節約しようとしても月によって変動があり「節約をしなくては」というストレスを感じることもあるでしょう。しかし、携帯電話料金などであれば、契約を切り替えるだけで苦労することなく節約することができます。

出典:MMD研究所「調査データ 平均月額料金は大手3キャリア・格安スマホユーザーともに2016年から増加 大手3キャリアは590円増加、格安スマホは822円増加」

格安スマホにしたほうが良い人は?

格安スマホの欠点としては、通話時間が長いと割高になること、外では通信速度が落ちること、キャリアメールやキャリア決済が使えなくなることなどがあります。逆に言えば、これらの欠点を気にしない人は、積極的に格安スマホに変えたほうがいいでしょう。

通話時間の短い人

普段から家族や友達とのコミュニケーションをSNSのメッセージ機能やショートメッセージなどで行っている人は格安スマホでも問題ないでしょう。

Wi-fi環境での接続が多い人

通信速度の問題は、外に出て電波を使用するときに発生します。したがって、Wi-fiにつなげることのできる時間の多い人は格安スマホにしたほうが、お得になります。専業主婦など家にいる時間が長い人は、家にWi-fiが設置してあれば、格安スマホにすることで携帯料金を下げることができます。

キャリアメールやキャリア決済が必要のない人

キャリアメールとは、「@ezweb.ne.jp」「@docomo.ne.jp」「@softbank.ne.jp」などのついた携帯用のメールアドレスです。大手キャリアから格安スマホに変えるとこれらのキャリアメールアドレスは使えなくなります。仕事でどうしても必要という以外は、キャリアメールが使えなくても支障はないでしょう。またキャリア決済についても、今では支払方法が多様化しており、キャリア決済が使えなくなると困る人は別として、格安スマホに変えても問題にはならないでしょう。

まとめ

格安スマホで携帯料金を下げたい人は多いでしょう。しかし、外でインターネットを長時間使う人など、格安スマホが不向きな場合もあります。メリット・デメリットをよく理解して、お得な方法を選択してください。

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