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寝かしつけ・赤ちゃんの入眠の「癖」はどうなくす? 米国IPHI公認・乳幼児睡眠コンサルタント

彼女の腕の中で保持赤ちゃんの母親は、白い寝室のキスします。家族の概念の愛
arto_canon/gettyimages

今回は「授乳・抱っこ・おしゃぶりがないと寝ない!」について。日本人初の米国IPHI公認・乳幼児睡眠コンサルタントの愛波文さんが、赤ちゃんや子どもの睡眠について米国NYから情報を発信します。「愛波文さんのぐっすりねんねROOM#12」。入眠の“癖”をなくす方法とは?

関連:【動画】背中スイッチOFFはそもそも難しい!?プロに聞いた赤ちゃんの睡眠

親子でハッピーなら入眠の癖があってもOK!

「寝かしつけのときに、抱っこや授乳をしながら寝かせるのはダメでしょうか? よくないのでしょうか?」というご質問をよくいただきます。

おっぱい・ミルクで寝かせる、抱っこで寝かせる、おしゃぶりをあげて寝かせることは、一時的に楽に寝かしつけられる方法かもしれませんが、癖になってしまう可能性が高くなる&夜中の頻回起きにつながることがあります。そのため、「最初からやらないほうがいいのでは?」と思う方が多いのでしょう。

結論から言ってしまえば、ママ・パパ(保育者)自身が抱っこや授乳をしながら寝かしつけをしたい場合や、ママ・パパ(保育者)とお子さんが十分な睡眠が取れていて、ハッピーなら何も問題はないのです。変える必要もありません。
その場合でも、1点だけ気にしていただきたいのが、寝かせるスペースの安全性。睡眠環境が安全であることは再確認してくださいね。

寝かしつけが負担になっている場合は改善を

寝かしつけ方の改善をおすすめしたいのは、以下に1つでも当てはまる場合です。

● 抱っこしながら寝かせる・授乳をしながら寝かせるのが、ママ・パパ(保育者)の負担になっている

● 寝かしつけに時間かかって、ママ・パパ(保育者)がイライラする

● 子どもが夜中に頻繁に起きるようになり、ママ・パパ(保育者)が寝不足になっている

● 親子ともに質のいい睡眠がとれていない

● 日中、子どもの機嫌が悪い、眠そう


では、どうして寝かしつけの癖がついてしまうと困ることが起こるのかということと、入眠時の癖をなくしていく方法をお伝えしたいと思います。

赤ちゃんは“同じ”を好む!

赤ちゃんをおっぱい・ミルクや抱っこで完全に寝落ちした後に、ベビーベッドや布団に移動させている場合、夜中に起きた赤ちゃんは「あれ? 抱っこされていない! おっぱいがない!」と不安になり、泣いて起きてしまいます。
大人も寝るときに枕を使っていたのに、夜中起きて枕がいきなりなくなっていたら、「どうしたんだろう? 何でないんだろう?」と探しますよね。それと同じことです。
赤ちゃんは言葉で表現ができないため、泣いてコミュニケーションを取ろうとします。

おっぱい・ミルクや抱っこで寝かせる癖がついてしまうと、夜中起きたとき、再度寝入ったときと同じように寝かしつけをしないと、なかなか寝てくれなくなってしまいます。
「今日は抱っこして寝かせてみよう」と軽い気持ちで続けてしまい、数週間後には夜中ずっと抱っこしていないと寝ない子になっていることがあります。

また、月齢が上がれば上がるほど寝かしつけ方が定着し、この“癖”をとっていくのに時間がかかってしまいます。

入眠の癖を取るポイントは4つ

では、癖がつかないようにするために、心がけていただきたいことをお伝えしますね。

1.寝落ちする前に寝床に寝かせる

そんなことできるわけないと思うかもしれませんが、挑戦してみてください。月齢の低い赤ちゃんに関しては、1日に1回でいいので、完全に寝落ちする前(まだ意識があり、目が開いている状態)にベビーベッドや布団に置いてみましょう。


【寝かせたらすぐ泣いてしまう場合】
①活動時間が長すぎた、②睡眠環境が整っていない(暑い・光が入ってきている)可能性が高いので、連載2回目で書いた「睡眠の土台」の確認をもう一度してみましょう。
成功率が高い午前中の昼寝(朝寝)から試してみてくださいね。

2.赤ちゃんの声・動きにすぐ反応しない

眠っている赤ちゃんが「あーうー」と声をあげるたびに、すぐ反応していませんか? その場合、お子さんを起こしてしまっている可能性があります。親がセルフねんね(赤ちゃんが自力で入眠すること)をするチャンスを奪ってしまっていることもあるので、すぐに反応せず、まずは様子を見ましょう。少なくとも3分くらいは待つといいでしょう。ちなみに、この「あーうー」は、30分ぐらい続くこともあります。

3.同じ睡眠環境を朝まで保つ

寝かしつけをしたときの寝室環境を、朝まで保ちましょう。たとえば、眠りに影響しない程度に足元を少し照らすナイトライトのような「おやすみライト」や、眠りに入りやすくなる音が流れる「ぐっすりノイズ」をつけている場合は、寝かしつけのときから朝起きるまで同じライト、同じ音をつけておきます。

4.寝かしつけ方法少しずつ変えていく

寝かしつけの方法を、少しずつ変えていきましょう。たとえば、授乳をして完全に寝落ちをした後に寝床に移動させている場合、まず第1ステップとして、おっぱいを飲み終わったと感じたら、おっぱいから赤ちゃんの口をはずすようにしてみましょう。抱っこで寝落ちしている場合は、3日おきに1分ずつ抱っこの時間を短縮していくのもいいでしょう。

関連:もっと早く知りたかった! 「睡眠の土台」こそ赤ちゃん寝かしつけの肝。米国IMPI公認・乳幼児睡眠コンサルタントがその秘訣を語る

ねんねは1日、2日で改善できるものではありません。ご自身ができる範囲のことを行ってみてください。心身ともにしんどいときは、「今すぐ改善させたい!」とあせりを感じると思いますが、あせる必要はありません。少しずつ行動をしていけば、必ずねんねの悩みは改善していきます。(構成/ひよこクラブ編集部)



■監修・文/愛波 文さん
「ママと赤ちゃんのぐっすり本」(講談社)著者。 日本人初 乳幼児の睡眠コンサルタント。APSCアジア/インド代表。IPHI日本代表。Sleeping Smart Consulting LLC代表。慶應義塾大学卒業。2012年に長男出産。夜泣きや子育てに悩んだことから乳幼児の睡眠科学の勉強をはじめ、米国IPHI公認資格(国際認定資格)を日本人で初めて取得。2015年に次男を出産。現在、2人の男の子の子育てをしながら、企業やイベント講演、子どもの睡眠に悩む保育者のコンサルティングや個別相談を行い、日本人向けに睡眠を専門とするSleeping Smart®子育てサロンを運営。IPHIと提携し、オンラインで妊婦と乳幼児の睡眠コンサルタント資格取得講座の講師も務めている。

■Instagram:aya_aiba
■Twitter:@sleepingsmartJP

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