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【専門家アドバイス】間違うと将来足に悪影響が? 赤ちゃんのファーストシューズの正しい選び方

1人で立っちができるようになったら用意したいのがファーストシューズ。最近では、機能やデザイン性が高いものがたくさん出ていて、どれを選ぶか悩むのも楽しいものです。でも、見た目のよさだけで選ぶのはNG。将来の赤ちゃんの足に悪影響を及ぼす恐れもあるので注意が必要です。「ひよこクラブ」が、発育途中の赤ちゃんの足に合った靴選びのポイントを、日本初の靴教育の研究をしている吉村眞由美先生に聞きました。

足首をしっかり支え、歩きやすい靴を選んで

ファーストシューズの買い時は、赤ちゃんがどこにもつかまらず、4~5歩くらい歩けるようになったらを目安にしましょう。
1才前後の赤ちゃんの足の骨はほとんどが軟骨でできているため、立ったときに不安定なのが特徴です。大人の足と比べてかかと幅の比率が小さく、足先が広い扇形をしており、土踏まずはまだありません。土踏まずのアーチは、足の指を正しく動かして歩くことで形成されていきますから、正しい歩き方を習得できるよう、赤ちゃんの足の特徴を考慮した上で、足首からかかとにかけてをしっかり支えられ、歩きやすい靴を選ぶことが大切です。

【赤ちゃんの足の特徴1】土踏まずがなく、骨、関節がやわらかい

赤ちゃんの足には土踏まずはまだなく、これから歩くことによって形成されていき ます。また、足の骨の多くはまだ軟骨で、関節の連結もまだゆるい状態です。なので足に合わない小さな靴でも履けてしまうので注意が必要です。

【赤ちゃんの足の特徴2】甲高でつま先が扇形

赤ちゃんの足はまだ足長が短いため、ぷっくりとした甲高に見えます。また、つま先が扇形に広く見えることが多いですが、最近は全体的に幅細の子も増えています。形の特徴を見極めて、意識をした靴選びをすることが大切です。靴を選ぶ際は、甲やつまま先を圧迫しないデザインのものを選びましょう。成長するにつれて甲が低くなり、足幅に対してつま先幅が狭いバランスに変化していくので、形の変化にも気をつけていきます。

初めての靴選びでは、この4つをチェックして!

初めての靴選びでチェックしたいポイントを吉村先生に聞きました。可能ならお店で直接商品を見て確認できるのがベストです。

【ここをチェック1】靴の中で足が動かないよう、 ベルトで調節・固定できる

履かせやすく脱がせやすいように、履き口が広く開くものを選びましょう。足幅に合わせてきめこまかく調節ができるよう、ベルトの裏が全面、面ファスナーになっているものがおすすめです。前足首からかかとに向けて、斜め 45度方向にベルトがついているものがいいでしょう。

【ここをチェック2】靴底に弾力があり、 滑りにくい

靴底はやわらかすぎても、かたすぎてもダメ。着地したときの衝撃をやわらげる適度なクッション性と立ったときの安定性の両方が必要です。また、赤ちゃんは不安定な歩き方をするので、靴底が滑りにくいものを選びましょう。靴底にしっかり溝が入っているかどうか確認をしてください。

【ここをチェック3】かかと部分がかたくしっかりしている

やわらかい足首を支えるために、靴のかかと部分を押してもぐにゃっとつぶれない、かたい芯が入ったものを選びます。かかと部分を大人の指で押さえて、つぶれないか確認しましょう。

【ここをチェック4】中敷きが取り外せる

中敷きが取り外せると、足のサイズ確認がしやすくおすすめです。また、中敷きだけを洗うことができ、衛生的に使えます。履いていないときは中敷きを取り出し、中敷きのつま先を上にして立てて靴の中の換気や乾燥に心がけましょう。

サイズ選びやはかせ方を間違うと起きる5つのデメリットとは

せっかく赤ちゃんの足にいい靴を選んでも、サイズやはかせ方が間違っていると将来的に以下のような悪影響が出てしまうことも。具体的にどのようなデメリットがあるのかを以下にまとめました。

【デメリット1】正しい歩き方を習得できない

不安定さやぎこちなさが見られ、体重移動がスムーズにできない靴は、歩き方によくない影響を与えてしまいます。正しい姿勢でバランスよく歩く習慣を身につけるためにも、靴選びにはこだわりましょう。

【デメリット2】将来、O脚やX脚になる

足に合わない靴を履くことで内側や外側に重心が傾いてしまいます。そうすると将来、内またや、O脚、X脚 になってしまう可能性があるので気をつけましょう。これは履き方(※)で予防ができるので、ぜひ試してみて。

※ベルトで足のぐらつきをなくすと改善されます。

【デメリット3】外反母趾になることがある?

つま先のきつい靴や逆に大きすぎる靴は、靴の中で足が前にずれるため、足の指やつめが圧迫されてしまい、外反母趾(がいはんぼし)の原因になってしまうことも。

【デメリット4】つまずいたり、転びやすい

足に合わない靴は、歩いているときに足が上がりにくかったり、バランスを崩しやすいので、つまずきや、転倒の 原因になり危険です。

【デメリット5】ゆるい靴が当たり前の 足感覚になる

靴がゆるい感覚に慣れると、大きめの靴をゆるめに履くことが習慣化し、不安定な状態が当たり前の足感覚になってしまいます。慢性的に足が疲れやすいため、長時間の運動を嫌うようになってしまいまったり、そのことで体力や運動機能の向上が妨げられてしまう恐れがあります。

赤ちゃんの足の特徴と靴選びのポイント、はかせ方を間違うと起きてしまうかもしれない悪影響をしっかりと理解し、ベストな1足を選んであげたいですね。初めての購入の際はしっかりと試し履きをすることをおすめします。赤ちゃんにぴったりなシューズの見つけるための試し履きのポイントは、動画で配信中です。ぜひこちらもチェックしてみてくださいね。



監修/吉村眞由美先生 撮影/小山志麻 取材・文/本間勇気 撮影協力/アシックス

吉村眞由美先生(よしむらまゆみ)

Profile
早稲田大学人間科学学術院 招聘研究員、博士(学術)。ドイツとの比較研究から日本での靴教育の遅れを痛感し、日本初の靴教育の研究を本格化。保育園や幼稚園、小学校での訪問靴教育や、保育者研修を展開しています。

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