コロナで短くなった夏休み!子どもたちは実際のところどう思ってる?
今回のテーマは、「子どもとの夏休み」についてです。
コロナ禍で休校となった分、夏休みが短縮される学校がほとんどのようです。実際に、各地域は夏休みはどのくらいあるのか、それに対して子どもはどのように受け止めているのか、口コミサイト「ウィメンズパーク」に寄せられた声を紹介します。
1週間〜3週間と地域や学齢で差があるよう
まずは地域ごとの夏休み期間をみてみましょう。
■ 北海道は5日間だけというところも
「札幌の公立中学に通っています。中3の夏休みは5日間だけと言っていました」
■ 東北地方は約1カ月
「北東北地方です。小学校は7月23日〜8月24日、中学校は7月23日〜8月20日が夏休みです。
地方によって、違いますね~」
■ 関東地方は約半月
「関東の私立高校ですが、8月10日〜23日が夏休みです。地元の小中学校も同じくらいの期間のようです」
■ 同じ関東でも1週間だけという声も
「夏休みは8月8日~16日です。ほぼ、お盆休みなので課題も少なそうです」
■ 都内私立校では1カ月以上と公立よりも長め
「都内私立小学校に通っていますが、1カ月10日あります。正直、もっと短くしてほしいです…。
仕事をしてるので民間学童利用となるし、学校の授業料も安くないし、辛いです」
■ 東海地方は自治体によるけれど3週間程度
「東海地方は市によって違いますが、うちの子は小中学校ともに、7月21日~8月16日が夏休みです。夏休み中、小学生は部活なしですが、中学生は部活ありです」
■ 近畿地方は小学校2週間、中学校1週間という声
「うちの小学生の夏休みが8月1日~8月16日で、中学生は8月8日~8月16日です。
これで、いつも通りの夏休みの課題量に自由研究や読書感想文などがあると、かなりツライと思います」
■ 九州地方では約2週間で後は午前授業だそう
「九州のうちの子が行っている小学校では、8月7日~8月19日が夏休みです。7月末と8月の登校はフルではなく、昼前後で下校となっています」
夏休みが短くなったことに子どもたちは…
多くの小中高校で、夏休みが例年の1/3〜1/2になっているようですね。
このような措置は、親世代まで遡っても例がなさそう。子どもたちはこの決定に何を感じているのでしょうか。
■ 小学生も納得はしているよう
「仕方がないよね、たくさん休んだし。学校の方がエアコンあって涼しいから助かるし」
「そうだねー、仕方ないよね」
「もう家にいるのは飽きたから、夏休み毎日学校でもいいよ~」
小学生は、「仕方がない」ということが、きちんと理解されているようですね。
■ 中学生は淡々と受け止めている?
「別にいいんじゃね? エアコンついてるし。土曜も仕方ないでしょ。このままずっと休んでたら、そのくらいしない(夏休みを削らない)と授業が全部終わらんでしょ」
「夏休みはそうするしかないよね。でも、土日は部活をやりたいな」
中学生は、理由についてもきちんと理解しているようです。
■ 高校生は土曜登校までも見据えて
次に高校生。冷静な意見が多いです。
「授業ができていなかったんだから、しょうがない」
「土曜日授業も仕方ないと思う」
「土曜授業があっても、しようがないけれど、日曜日は確保してほしい」
夏休みが短くなることを子どもは(意外と?!)冷静に受け止めているようです。むしろ、「長い休校がつらかった」「つまらなかった」という声も多いようなので、学ぶ機会とともに、様々な社会生活を送ることのできる学校の存在についても、再認識することになった年だといえそうです。(文・橋本真理子)
■文中のコメントは『ウィメンズパーク』の投稿を再編集したものです。