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4、5歳、重要なのは「自分の考えを表現できる力」伸ばすためのポイント2つ

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て、ご家族でのお魚をタンク
写真はイメージです
Wavebreakmedia/gettyimages

年中さんになると、就学後の学びを意識し始めるママやパパもいると思います。年中さんは心も頭もぐんぐん成長し、「自分でやってみたい!」気持ちが高まり、考え方にも深みや広がりが見られるようになる時期です。そのため家庭で教えるときは「ひらがな」「数」だけにとどまらないで! これからのAI時代を見据えた学びについて考えてみませんか。

AI時代を生きる子どもたちに、本当に必要な力とは?

AI(人工知能)化が進むと、今ある仕事の半分くらいが機械にとって代わるといわれています。データ化できるなど答えが決まっている仕事の大半は、機械がするようになるでしょう。
しかしAIにも苦手な分野があります。
それは
1 自分で考えて答え出す
2 自分の考えを相手に伝える
ことです。
AI時代を見すえて「プログラミング教室などに通わせたほうがいいの?」と悩むママやパパもいるかも知れませんが、年中さんの今、本当に必要なのは技術的なことよりも、AIが苦手とする“自分で考えて表現できる力”を伸ばすことです。実はこの力は、小学校でも求められます。

自分で考えて表現することは、小学校の授業でも求められる力です

2020年度からの教育改革に伴い、小学校では“アクティブ・ラーニング”(主体的・対話的で深い学び)という新たな授業スタイルが加わりました。アクティブ・ラーニングとは、1つのテーマに対して子どもたちで意見を言い合い、考えながら答えを出していく学習方法です。答えは1つではありません。
このアクティブ・ラーニングで欠かせないのが“自分で考えて表現する力”です。この力は、年中さんから家庭で伸ばすことができます。

家庭で“自分で考えて表現できる力”を育てる2つのポイント

“自分で考えて表現できる力”を伸ばすのに大切なのが、次の2つのポイントです。

【Point1】子どもの意欲を尊重する

①子どもの「やりたい」は、危険でない限りはやらせる
②子どもが自分でやろうとしているときに、手を出さずに最後まで見守る
③しかるときにも、「なんでやったの?」と子どもの言い分も聞く
といったかかわり方を意識して、子どもの意欲を尊重しましょう。やりたいことに向かっていく力は、頑張り抜く力につながります。

【Point2】自分で考えて表現するように促す

言葉で表現する力と学びの力には深いつながりがあります。そのため
①子どもの質問に対して、「〇〇くんはどう思う?」と自分で考えるように促す
②子どもと映画を見たり、本を読んだり、動物園や水族館などに行ったら、感じたことを親子で話し合う
といったかかわり方を繰り返して、自分で考えて言葉で表現する力を養いましょう。

上記のポイントを取り入れた、年中さんの子をもつママのかかわり方を紹介! 参考にしてみてください。

●うちの子が今、夢中なのは音声ガイドつきの地球儀です。毎晩、地球儀で国を調べながら「ロシアはどこでしょう?」などのクイズに喜んで答えています。私が横で国名や首都などメモしてあげると、勉強している気分になってうれいみたい。またテレビで海外の国が紹介されると、地球儀を持ってきて「イタリアってどこ?」と探したりしています。子どもの意欲を尊重すると、本当に一生懸命取り組みますね!

●子どもが「読みたい」と言うので、子ども新聞をとっています。おやつタイムなどに子ども新聞を見ながら、親子で「これは何かな?」「どう思う?」など話し合い、子どもの意見に耳を傾けています。

「うちの子は恥ずかしがり屋だから、自分の意見を言ったりできるかしら?」「うちの子は話下手だから、自分の考えをまとめて伝えられないかも…」と不安に思ったママやパパもいるかも知れません。そんなときこそ、家庭で“自分で考えて表現できる力”を育てる2つのポイントを実践してみて! 大切なのは、子どもの意見を絶対否定しないこと。ママやパパに聞いてもらう経験を繰り返して自信がつくと、しだいに自分で考えを表現できるようになります。

取材・文/麻生珠恵
取材協力/こどもちゃれんじ

※文中のコメントは口コミサイト「ウィメンズパーク」の投稿からの抜粋です

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