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ママやパパたちが悩んでる、「遊び食べ」。どう対応するのが正解?【専門家】

混乱の女の赤ちゃんを食べる
写真はイメージです
M-image/gettyimages

ママやパパがイライラしてしまう子どもの「遊び食べ」。これは子どもが食べ物に興味を持ち始めた証しです。とはいえ、あまり長い時間遊ばせるのは考えもの。「食べ物はおもちゃではない」ことを伝えながら、少しずつ食事に集中できるようにサポートしていきましょう。管理栄養士の太田百合子先生に具体的なアドバイスについて聞きました。

「遊び食べ」は自分で食べるようになるための初めの一歩。おおらかな気持ちで見守って

食べ物をグチャグチャにしたり、わざと床に落としたり、遊び食べは大人をイライラさせることも。でも、これは子どもが食べ物に興味を持ち始めたということ。ある程度は自由にやらせてあげましょう。遊んでいるようでも、子どもは自分で食べ物を口に運びながら食べ方を覚えていきます。でも、少しずつ食事に集中できるようにサポートしていく必要があります。遊び食べのパターンを3つに分けて、それぞれの対応方法を紹介します。

●パターン1「集中して食事をしない」

食事をする環境を見直してみましょう。テレビがつけっぱなしになっていたり、おもちゃがそばにあっては、子どもも気が散ってしまいます。テーブルや椅子の高さが体に合っていることも大切なポイント。姿勢が崩れるようでは落ち着かず、食事への興味も半減してしまいます。
子どもが使いやすい食器を選んだり、メニューに手づかみ食べできるものを取り入れることも大切。自分で食べる楽しさを知れば、子どもも自然と食事に集中できるようになるでしょう。

【解決アイデア1】気が散るものは片づけて

おもちゃや絵本などは見えない場所にしまうか、布でカバーするなどの工夫をしましょう。テレビを見ながら食事をする習慣があるおうちは、この機会にテレビを消すようにしてみては?親子で楽しくコミュニケーションしながら食べたほうが、子どももよりおいしく食べられるはずです。

【解決アイデア2】テーブルと椅子の高さを合わせる

テーブルは子どもの胸のあたりにくるようにしましょう。背筋が伸び、足の裏がついていることがポイントです。椅子はハイチェアでも豆椅子でもOKですが、食事をするときは、体がテーブルから離れすぎないようにします。姿勢が安定しない場合は、クッションや踏み台などで調整しましょう。

【解決アイデア3】手づかみできるメニューをプラス

自分の手で食べれば、自然と食事に集中できます。まだスプーンやフォークが上手に使えないうちは、手づかみ食べができるメニューを取り入れてあげましょう。おにぎり、ウインナ、根菜類の煮もの、野菜スティックなど、自分で持って食べられるものを毎食1~2品は用意してあげましょう。

●パターン2「食事と遊びのけじめがない」

遊びの気分を引きずったまま食卓につくと、そのまま食べ物をおもちゃにしがちです。食事に誘うときは、遊びの区切りがついたところで声をかけましょう。また、おもちゃを片づける→手を洗う→エプロンをする、など食卓につくまでの一連の流れをつくっておくと、無理なく食事へと気持ちが切り替わるでしょう。

【解決アイデア1】「いただきます」までの流れをつくりましょう

子どもは「いつもと同じこと」をするのが好きです。食事を始めるまでの一連の流れをつくって毎回同じ流れを踏むことで、子どもも楽しい気分で食事モードに入っていけるでしょう。下の5つの順番を心がけてみましょう。
(1)おもちゃを片づける
(2)エプロンをつける
(3)ランチョンマットを敷く
(4)手をきれいにする
(5)「いただきます」のあいさつをする

●パターン3「食べ物をグチャグチャにしたり、投げたりする」

食べ物で遊んだりする、席を立ってしまうことが続く場合は、「ごはんで遊ぶといやだな」「座って食べようね」と伝えることが大切です。その一方で、大人が一緒に食卓につき、楽しくおしゃべりしながら食べる、子どもが興味を持つような食器を使ったり、盛りつけをするなどの工夫も必要です。しかし、環境を整えても難しい場合は、そのような時期と捉えるかおなかがいっぱいのサインかもしれません。子どもが「食べるって楽しい」と思えることがいちばんです。

【解決アイデア1】食事をするときは大人も一緒に

ママやパパがしょっちゅう席を立つと、子どもも落ち着きません。おしぼり、台ふきんなどは前もってテーブルに用意しておきましょう。大人も落ち着いて、子どもと一緒に楽しく食べましょう。

【解決アイデア2】遊び食べしていることをしからない

遊び食べをしてしかられてばかりでは、子どもも食事が楽しくなくなります。「にんじんさんが食べてって言ってるよ」「遊んだら、ママ、悲しいな」など、食べ物やママやパパの気持ちを伝えて。

【解決アイデア3】構いすぎずに、時には知らん顔する

時にはわざと知らん顔をして、楽しく食べているところを子どもに見せましょう。「あれ?なんだか楽しそう」と子どものほうから、関心を示してくるかもしれません。

【解決アイデア4】「ごちそうさまね」と声かけして食事を切り上げる

遊び食べを始めるのは、もうおなかいっぱいなのかもしれません。ママやパパは子どもの様子を見て、「ごちそうさまにしようね」と区切りをつけて、片づけましょう。

取材・文/ひよこクラブ編集部

監修/太田百合子先生

幼児期の「遊び食べ」は成長過程のひとつで、食事の切り上げ方がポイントです。
とはいえ、1日3回の食事はしんどい場面も多いもの。太田先生のお悩み解決アイデアを参考にしながら、少しずつ楽しく食事ができるように気持ちを向けられようにしましょう。

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