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まんが家マルサイ 円形脱毛症になって気づく「家事はラクして手を抜いたほうが勝ち」

育児日記を投稿するインスタグラムのフォロワー数は13.8万人と人気のまんが家マルサイさん。育児の失敗エピソードやにぎやかな日常の様子がユーモアたっぷりのイラストでつづられ、楽しくも心温まる投稿は、多くのママたちの共感を集めています。
マルサイさんに仕事に育児に忙しい中で、手抜きしながら効率よく暮らすためのコツを聞きました。

「立派な主婦」にあこがれ、家事を頑張りすぎていた

――家事の本も出版し、効率よく暮らしを楽しむコツを紹介しているマルサイさんですが、家事はもともと得意だったんですか?

マルサイさん(以下敬称略) 社会人になるまで身のまわりのことは実家の母と祖母に頼りっきりでした。一人暮らしが長かった夫のほうが家事が得意だったくらいです。結婚前に一緒に暮らしていたとき、夫に料理も洗濯も教えてもらいました。「洗濯物するときは色ものと白いシャツは分けてね」とか「ズボンは裏返したほうがよく乾くよ」という基本から・・・(笑)。

結婚して専業主婦になり「私が家事をやります!」と宣言をしたので、「きちんとやらなきゃ!」と気負っていました。雑誌やネットで目にする「立派な主婦」をめざして、家事を仕事のように考えていましたね。
ステキな主婦になるために、ラベリング収納、オキシ漬け、ナチュラルクリーニングなど、あらゆる家事を試しました。

そんな中、長男がはいはいするようになったころ、床が汚いのが気になり始めてから毎日の床ふきが習慣化しました。
そのほか、トイレ掃除も必ず1日1回、おふろのあとは浴室全体をふきあげる、洗面所のガラスに指紋がついていたらいけない、とかマイルールがいくつもあって。
それを守らないと主婦失格、と思っていました。

――かなり頑張っていた様子ですね。「自分には合わないな」と気づいたのはなにがきっかけですか?

マルサイ あるとき円形脱毛症になってしまったんです。そこで自分が無理をしていると気づきました。
自分で作ったルールにとらわれて、家事の目的を忘れてしまっていたんですね。

そして、三男が生まれてあんよができるようになったころ、ふと、床ふきなんて必要ないな、と思ったんです。家族は、私が床をふいてもふかなくても、むしろ、汚れていることにすらだれも気づかない。完全に自己満足だったんですよね。

そこからは、自分の気持ちを尊重するように。取りあえずごはんを作って、着るものがあって、飼い猫の毛が服につかない程度に掃除されていればいっか、と。自己満足の家事はいっさいやめようと思い始めたんです。家事は、暮らしをまわす最低限のものだけでいい、と思えるようになりました。

仕事を始めて、心が家事から解放された

――専業主婦だったマルサイさんが、まんが家の仕事を始めたのはいつごろですか? 

マルサイ 三男が1才になったころからです。インスタグラムに育児日記を投稿していたら出版社の方に声をかけていただいて。仕事をし始めたら、だんだん家の乱れも汚れも気にならなくなってきました。今はおふろはカビに気づいたら掃除する、床もコードレスクリーナー掃除だけ、洗面所の鏡は顔が見えにくくなったらふく、という程度です(笑)。

もともと家事が好きじゃないんですよね、きっと。だから仕事を持って、主婦=家事というマインドから抜け出せた、という感覚はありますね。今は仕事を言い訳に、堂々と手抜きしています。

――まんが家の仕事も忙しそうですが、家事は夫婦で分担していますか?

マルサイ きっちり分けてはいないけど、できるときにできるほうがやっています。結婚前に一緒に暮らしていたときから、手が空いたほうがやる、というのが生活の土台にあったので、子どもが生まれてもそれは続いています。ごはんは私がほぼ作っていますが、洗濯物がたまり始めると夫が「まわそうか?」と声をかけてくれたり。わりと家事シェアができていますね。

家族が楽しく過ごすには、私が疲れないことが大事

――自分らしさに気づき、効率のいい暮らし方を手に入れたマルサイさん。ラク家事の極意を教えてください。

マルサイ 家族が幸せに居心地よく生活するために必要な家事だけやればいい、と思います。
まず、私を含め家族が、無理せず楽しく過ごすことが大事。床が汚れていても、窓ガラスが汚れていても、家族に大きな影響はありません。

ただ、やらないことで家族が悲しくなったり不幸になったりする家事は、ちゃんとやります。
以前、料理の手間をはぶこうと一汁一菜を試したことがありましたが、私はラクだったけれど家族は「もっとおかずがほしい」とブーイング(笑)。だから料理は、簡単でも品数多く作るようにしています。

あとは、家事・育児・仕事と多くのタスクがある中で、私が疲れないことがいちばん大事だ、と割りきっています。
疲れすぎてごはんを作るのがしんどすぎるときは、出前やテイクアウトにしたり、カップめんにおにぎりという日も。でもその代わり、ごはんを食べながら楽しい映画を見ようか、とか、おいしいデザートを用意しておくとか。
手抜きしたぶん、家族の気持ちがさみしくならないようにバランスを取るようにしています。

家事は手抜きをして楽しんだもの勝ち!

――家族のためにと、つい頑張りすぎてしまう人は、どんなふうに考え方を変えるといいのでしょうか?

マルサイ 10年前に比べると、最近は「家事をサボる」とか「ラクする」ことが、ポジティブなイメージになってきていますよね。むしろ、家事は手抜きして楽しんだもの勝ち、みたいな。家族で楽しく過ごすことだけ考えればいいんじゃないでしょうか。

あとは、必要以上に「立派なママ」をめざさない、というのは、今となっては私の教訓です。いくらステキに見えても、自分に合わない方法を無理して取り入れても長続きしないし、疲れてしまいます。それよりは、自分が笑顔で過ごせたほうが、家族もハッピーでいられますよね。


お話・イラスト/マルサイさん 取材・文/早川奈緒子、ひよこクラブ編集部

理想の主婦をめざしてさまざまな家事にチャレンジし、失敗を繰り返してきたマルサイさんの「家事は暮らしをまわす最低限のものだけでいい」という言葉に説得力があります。自分も家族も笑顔で過ごせるなら、家事は頑張らなくていい。育児が大変な時期こそ、そんなふうに考えると心がラクになるのではないでしょうか。

マルサイさん

Profile
まんが家。夫と男子3人の5人暮らし。日々の子育てや食卓の様子を紹介したインスタグラムが大好評。著書に『男子が3人います。』『主婦力ゼロからのやってみた家事』(ともに大和書房刊)がある。
インスタグラム:
maru_sai
ura_maru_sai

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