昆布巻きあじとキャベツののっけ丼【大人2人＋子ども1人分・幼児食レシピ】

離乳完了期後の1才7ヶ月ごろ以降の幼児食期におすすめのレシピを紹介します。子どもの脳の成長のために大切な「朝ごはん」向きのメニューです。

昆布巻きあじとキャベツののっけ丼

レモン果汁でさっぱり食べられちゃう、栄養たっぷりのごはんです。

【材料（大人2人分＋子ども1人分）】

ごはん…子ども用茶碗5杯分（400g）
あじ（刺し身）…1尾分
とろろ昆布…適宜
キャベツ…葉先1枚
蒸し大豆（市販品・薄皮を取り除いて粗みじん切り）…大さじ3（30g）
レモン汁…適宜

【作り方】

（１）あじは皮に切り込みを入れ、3cm幅に切り、しっかり火が通るまでゆで、ほぐしたとろろ昆布を巻く。
（２）キャベツはやわらかくゆで、こまかく刻む。
（３）器にごはんを盛り、（２）、（１）、蒸し大豆の順にのせる。レモン汁をかける。

【大人もおいしく食べるためのポイント】

お好みでポン酢しょうゆをかけてもいいでしょう。

レシピ提案・調理・スタイリング／小山浩子先生（管理栄養士）
撮影／武井メグミ

幼児食のお約束（調理をする前に必ずお読みください）

◆レシピは、離乳食が終わった1才7ヶ月ごろ以降の子どもが親と同じものを食べられるように作っています。離乳食が終わりごろの子やレシピの内容では食べにくい子の場合は、子どもの様子を見ながら食材のやわらかさや大きさをアレンジしてください。
◆材料は、大人2人分+子ども1人分（大人の1/2量・出来上がり量の1/5）が基本です。子どもの食べる量、食べられるかたさには個人差がありますから、その子に合ったペースで進めましょう。
◆計量は、1カップ=200ml、大さじ１=15ml、小さじ１=５mlが基本です。
◆だし汁は、手作りか1才代はベビーフード、2才代は薄めに溶いた市販のだしの素などを使ってください。水溶き片栗粉は片栗粉１に対し、水３の割合で溶いたものです。
◆使っている鶏卵はＭサイズ、にんじんなどの野菜はとくに記載がないときは中玉が基本です。また、食材は、皮や殻をむく、へた・すじを取り除く、種やわた・芯・骨を取り除くなどの下ごしらえが済んだものを使用しています。
◆1回の食事で食べさせる初めての食材は1種類とし、食物アレルギーに注意をして少量ずつ食べさせるのが基本です。食べ慣れた食材となら混ぜてもいいでしょう。