山田ローラさんの「双子と一緒♡アメリカ子育てリポート」離乳食編
2015年3月にラグビー日本代表の山田章仁選手と結婚し、2016年9月に男の子と女の子の双子を出産した、モデルの山田ローラさん。日米ハーフでアメリカにご実家があるローラさんの、アメリカ子育てリポート第3弾。今回は、離乳食について聞きました。
■第2弾はこちら→山田ローラさんの「双子と一緒♡アメリカ子育てリポート」健診編
アメリカでは6カ月のときにライスシリアルで離乳食スタート
「アメリカと日本を行き来していると、いちばん違いを感じるのは食生活で、赤ちゃんの離乳食もだいぶ違います。
日本では赤ちゃんが『食』に興味を持ち始める5、6カ月ごろに10倍がゆからスタート。アメリカでは、母乳育児の場合、6カ月までは母乳オンリーで、それからライスシリアルでスタートするように指導されます。
私は双子が6カ月になるころは日本にいたので、何が正解なのかわからずに悩んでいたのですが、私の母がアメリカからライスシリアルを送ってくれたので、6カ月になった日に離乳食をスタートしました!」
DHAや鉄、ビタミンが配合され、栄養満点のライスシリアル
「どちらの国も、”最初の一口はお米”なのは一緒。だけど、ライスシリアルのラベルを読んでびっくり! DHA・鉄・カルシウム・ビタミンC・E・Bなどなど、栄養満点なんです。粉タイプだから作り方もすごく簡単で、ライスシリアル大さじ1に対して母乳かミルクを大さじ3~4混ぜるだけ。最初はサラサラの状態。赤ちゃんが知ってる母乳やミルクの味でスプーンから食べるのに慣れさせることが大事で、徐々に水分の量を減らしていく感じです。
このライスシリアル、種類も豊富で、ベーシックなものから、オーガニックのものやブラウンライスのものも。お米じゃなくて、オートミールで作られたものもあります。毎回違う味を楽しめるから、赤ちゃんも飽きない! 9カ月になった双子は、毎食1/4カップのライスシリアルを水で溶いて、モリモリ元気よく完食しています」
アメリカでは離乳食を手作りするのは少数派
「ライスシリアルだけでなく、ほかのペースト状の離乳食も、種類がありすぎて思わずスーパーで絶叫!
アメリカは日本と比べて育児休暇がものすごく短くて、生まれる直前まで働いて、平均で産後12週で仕事復帰することが多いんです。そのためか、離乳食を手作りする人は少ないです。
スーパーでは、野菜やフルーツはもちろん、肉類の離乳食も勢ぞろい!
おなかをすかせた双子が泣いてる中、頑張って野菜をゆでたり蒸したり、下準備に時間をかけて一生懸命に手作りしても、食べてくれないことも…。このストレスに比べると、うは~。ベビーフードは楽だ~!
とくに肉類やペーストにしにくいものは、本当に大助かり。最近のお気に入りは、ビーフベジタブルやパッションフルーツ、マンゴー、ケールなどなど。大人よりぜいたくな食事で、ちょっとうらやましいかも(笑)。
お出かけのときもベビーフードは大活躍! とくに一口ずつスプーンに出せるパウチタイプは、とっても便利。時間と気持ちに余裕ができれば徐々に手作りに戻したいけど、アメリカに来てから、双子はものすごい量を食べてくれるから、まだまだしばらくはベビーフードの手を借りることになりそうです」
アメリカはベビーフードの種類が豊富で、ベビーフードを日常的に利用しているママも多いよう。ライスシリアルや、トロピカルフルーツのベビーフードなど、日本にはないベビーフードは、どんな味がするのか気になりますね。離乳食作りはとても大変なので、ママが忙しいときや疲れたときなど、ベビーフードを上手に利用して、ママも息抜きできるといいですね。(撮影/山田ローラ(赤ちゃんとベビーフードの写真) 取材/ひよこクラブ編集部)
■これまでの記事はこちら
・山田ローラさんの「双子と一緒♡アメリカ子育てリポート」ネントレ編
・山田ローラさんの「双子と一緒♡アメリカ子育てリポート」健診編
Profile●山田ローラ
1988年9月23日生まれ。アメリカで大学卒業後、日本でモデルデビュー。2015年3月にラグビー日本代表の山田章仁選手と結婚。2016年9月に双子のブライス・光一郎くんとグレース・桜子ちゃんを出産。
・オフィシャルブログ
・インスタグラム公式アカウント:Laura Silka (山田ローラ) (@ lauraelina)
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